馬がいっぱい

車を止めて歩いてみて初めてわかったこと
ストーニーポイントの岩場ゴロゴロのパークと隣接して
動物がそれはそれはたくさんいることを知った。
道路からみると　ゲートが１つあるだけ
そこから奥にむかって
羊はいるわ、ヤギはいるは　ロバはドヒイドヒイと声をあげ
たしか牛もいた。

ストーニーポイントパークを隣との柵と並行して歩いた。
ずーーっと　馬フンのにおいとともに歩いた。

とにかく　馬がいっぱい
昨日は週末なので　馬の世話をしたり乗ったりしにきている人がたくさん見えた。
チャツワースに住んで２４年
なのにまだまだ何も知らないことだらけなのを痛感

以前に
チャツワースにいる馬の頭数は　日本全体の馬の頭数より多い
と　聞いたことがある。
その情報の出どころも覚えていないし、
現実味のない数字だから　まさかね　と思ったが、
この場所だけで　この数
もしかすると本当かも　と思った。

名前も知らない

チャツワース在住２４年にして
初めてストーニーポイントに行った。
うちから行こうと思えば歩いてだって行ける距離
１１８番フリーウエーに乗るたびに見る岩場

午後１時
暑すぎない気候に誘われて家を出た。
週末なので　岩登り練習用のマットレスを背負って
人が行き来している。
（これを地面に敷いて　岩登りをするのだ）

なにしろ初めての場所なので
岩の間の　平らな道を歩く
今度　誰かと一緒に来るときに
上のほうにも登ってみよう。

この場所で　ある花と感動の対面
はっぱは蔓ではないが、朝顔のようなのかなり大きな花が咲く。
見かける場所は　誰も使っていない空地だったり
フリーウエーの路肩の　誰も歩かないような場所
つまり雑草である。
大きな涼しげな色のきれいな花なので
気になって　気になって　気になってーーー　でも運転しているうちに忘れちゃって
を　くりかえしてきた花と
ついに　静止した状態で対面した

誰も手入れもしなければ水もやらない。
でも　ゆったりと大きな花を咲かせているその様子は
雑草にしておくにはモッタイナイ。

うちの庭先で咲いてほしいが　
持ち帰ってよいものかどうかわからない。
雑草だから　かまわないだろうとは思うけれど

とりあえず　この場所に来れば
咲いていれば　”会える　”　のだ。

もしもーーー

教会のお食事会
同じテーブルに歯医者サンがいらしたので、
歯の治療関連で　話が盛り上がった。

「私ねーー　誰かとってもいい人がいても　その人が歯医者だと、
もうゴメンナサイなのよーーー」
と　顔をしかめるナース

「あのね、昔の歯の治療って　あの　覚えてる？
電車のパンダグラフみたいに折りたたんでひっかけて　みたいの」
と　歯医者サン

たしかに私が子供の頃
そんなのを見たことがあるような記憶がある。

「昔はコンベアベルトでつないで回していたの、覚えてる？
足元にスイッチがあってさ」
と　歯医者サンの説明が続く。

「そうよねー　今とじゃ回転数が桁はずれに遅かったわけよねー」

「で、足踏みスイッチって　昔の足踏みミシンみたいな感じなの？」
と　少し年齢の若いカウンセラーさんが　話の方向を変えた。

「えーーー　まさかーーー」
と　それぞれにその　ありえない場面を勝手に想像する。

「もしそうだとしたら、回転の速さって　歯医者さんのスタミナに関係しちゃうわけよね」
「そうよ。もしそうだったら　ワタシ　歯医者にはゼッタイ朝イチで行く。
夕方なんて　先生の体力落ちちゃってるから　ゼーーッタイ行かない。」

「あのねえ、今はそんなのないの。昔と違うんだから」
歯医者サン　大笑いの涙目で　必死の説明を続ける。

至近距離

暗くなってから帰宅
ドライブウエーを何かが横切った。
リスにしてはしっぽが細い
猫にしては足が短い

うちの正面のプルメリアに登ってじっとしているので
近づいてみた。
メガネザル？　ペットが逃げたのか　と　よくよくみれば
子供のオポッサム

大人のオポッサムは
キモチワルイ　と　カワイイ　の　きわどいボーダーラインのネズミ顔だ。
（　有袋類のネズミなのだから仕方ない　）
子供は　顔に丸さが残っていて　かわいい　と　私は思う。
しかし　そんなことを　これをキモチワルイと感じる人に言ったりすると
へんな人　と　呼ばれてしまうのだ。

５０センチの至近距離で　フラッシュ使って
ビックリさせてたらかわいそうなので
１枚だけ写真を撮らせていただいた。

いいこと

「ニュースニュース　グッドニュース」
と、はずんだ声で次女が帰ってきた。
嬉しそうな声というのは　本当にいいもので
家中の、クッションだのテーブルだの
そんなものまで元気になっている気がする。

次女の友人がストーリーを作り、彼女が絵をかいて　絵本を作る　と
随分前から　仕事と子育ての合間をぬって
時間とエネルギーを注ぎこんでいる。
それがどうやら実現の可能性大　との連絡を
出版社からもらったという。

おおおお　それはすごいじゃない
ぜひ最終段階までいくように　がんばってね
と　

きょうは久々に家族がみんな集まった日でもあり、
夕食は大いににぎわった。

もっと早くわかっていたら　こんな日は　ちょっと気取ったおいしいケーキが
似合っていたのだけど、
きょうは　インスタントのケーキミックスを適当にまぜたのを
オーブンにつっこんだ　という　かなりいい加減なものだった。
しかし一応焼きたて。ほら　あったかいでしょーー　
これにアイスクリームとイチゴをのせると　メッチャおいしいんだからーー　と
やや強引に納得させてしまった。

絵本出版　という　彼女の素敵な夢が
実現しますように　と祈りつつーーーー