2010年の税金を出さなくてはならない。
毎年グズグズと延長して その最終締め切りが15日である。
なにしろ数字が苦手である。
聖書研究で暗唱聖句の課題が出ると、
素のままではどうしても ナニの何章何節 という”数字”が
覚えられない。
数字、というのが意味のあるものとして脳みそが認識しないのだろうか。
当時、覚えられないと罰金のペナルティーがあったので 苦肉の策で 歌にした。
メロディーがつくと とたんに意味のある存在となり、覚えられる。それは今でも覚えている。
そんなわけで 仕事の経費の計算 というのが
本当に巨大な山として どーんと目の前にたちはだかる。
仕事で走った車のマイレージなど、経費として計上できるのだから
これも仕事の一部である。
メンドくさがらないで ちゃんと計上すれば税金に影響していくのだ。
そうではあるけれど、好きなことではないので
動物園のシロクマのごとく、片付けるファイルの前を
ぐずぐずと行ったり来たりになってしまう。
越えなくてはならない壁
よし! と意を決してタイマーをかける。
30分だけ集中して その間にできることだけを きょう やろう という策略である。
タイマーを ぴっと押す。
開始
というわけで この一歩の足を出してしまえば
あとは観念して手が動く。
もともと ”税金の計算が大好き” という
いつもCPAに出す数字づくりのお手伝いをしてくれる頼もしい助っ人がいるのだ。
彼女にすでに半分は終わらせてもらってある作業なので 実際にはそれほどおおごとではないのだ。
手をつけはじめれば 先がみえてくる。
30分経過 の音を ぴしっと止めて
結局 もうちょっと作業はすすんだ。
ささやかな勝利感をかみしめる。