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愉快的生活~上海~

2009年4月から始まった上海生活の中での新たな出会いや発見、中国語の勉強法など。

異文化交流のコツ

2013-07-20 16:10:51 | 生活 ~上海~
昨日のお昼は同じアパートに住む、インドネシア人・Sammyのお宅でポットラックパーティ
Sammyは、超お料理上手で、彼女のインドネシア料理はそれはそれは最高に美味しいので、とっても楽しみにしていたイベントの一つ。
それに、とってもおもてなし上手で、完璧なセッティング・・・

招待されたのは、香港人、台湾人、シンガポール人が8名、そして日本人の私。
中には、日本人と結婚している台湾人の方もいて、日本びいきな台湾人たちと日本の話題でかなり盛り上がりました
私は、子供の頃から台湾人の方たちとはとっても密接に付き合う機会があったので、相手が台湾の人だと知ると、
めっちゃ親近感が湧いて、それこそ同郷の人にあった!くらいの気持ちになるんです

パーティは、Sammyのお料理のおかげもあって、大盛り上がり
ポットラックパーティなので、みんなそれぞれ一品持ち寄りしたんですが、これまたシンガポール人はシンガポール風な一品を、香港人は香港風なものを、台湾人は台湾風味な家庭料理をそれぞれに持ち寄って、食べてしゃべって、とっても楽しいランチでした。

しまいには、私、実はベリーダンスの先生なの、といって、即席・ベリーダンス教室が始まると、みんなノリノリでベリーダンス
日本人の集まりと違って、みんな超オープン
出産してお腹の肉が落ちないの、というSaraに、
ベリーダンスの先生は’この腰の動きを覚えなさい、久々に素敵なフライデーナイトをダンナさんと過ごせるわよ’と意味深なアドバイスもあったりして

それにしても、みんなそれぞれの方言、広東語や台湾語、インドネシア語の他に、完璧に標準語である北京語と英語を当たり前のように話すのよね。
日本の中にいると、日本語以外の言葉を話さないといけない場面なんてまずないので、英語をいくら習っても話せるようになる機会は圧倒的に少ない・・・。
海外にいると、本当に語学は必須。というか、できないと前に進めないし、人の広がりもなかなか見込めない。
かといって、話せるからって、人と交流できて友達100人できるかっていうとそれはまた別だけれど。
多少、語学が不得意でも積極的に人と関わろう、その国の人を理解しようとすることが、大前提だと思うな~

帰りに、Sammyがお土産に「サテアヤム」(焼き鳥のピーナッツソースかけ)を持たせてくれました
かつて、年の半分くらいインドネシアに滞在していた夫にはあまりに懐かしい「故郷の味」だったようです

Sammy、さりげなくも完璧なおもてなしをありがとう




夏の中国茶のお楽しみ。

2013-07-20 15:43:02 | 中国茶レッスン
夏の上海、日本と同じく(か、それ以上?)に毎日暑くて暑くて、ついつい冷たいものに手がいきますね

中国茶は、水だしで飲んでもとっても滋味深くて美味しいということを、今回のお茶レッスンで発見

今回、頂いたのは「氷うーろん」
茶葉は、台湾の阿里山産の烏龍茶。
阿里山産の烏龍茶は、台湾中部の海抜1,000mの阿里山が産地です。
寒暖の差が大きく、旨味と甘み、香りが凝縮された茶葉が育つんだそうですよ。

日本茶の水出しと違い、茶葉がフルリーフの中国茶は、最初に茶葉を「開かせて」やるために、少し熱湯を注いで茶葉を蒸らしてやることが、大事なコツ
そこに氷をどんどん詰め込んでいき、そのまま氷が溶けるまで放置。
甘みと旨味がギュッと詰まった「氷うーろん」が楽しめます~

もう一種類のお茶は、「寿眉」(ショウメイ)という白茶の一種です。
白茶は、弱発酵茶の一種です。
「白毫銀針」や「白牡丹」が、白茶の中のいわゆる高級茶として有名です
この「寿眉」というお茶は、はっきり言って、元々は「大衆茶」だそう。
でも、近年、年数を経て発酵が進んだ寿眉を、付加価値をつけて売り出しているんだとか。
円盤のような、「餅」状に丸く固めてある外見は、はっきり言って、枯れ葉を固めたみたいな感じ・・・
とても、飲んでみようかなんて思えない見た目です。
でも、飲んでみると、その見た目とは裏腹に、さっぱりとして優しい旨味を感じるお味でした。
暑いときに飲んでも、ほてりを取ってくれるそうですよ。
この寿眉、上海地域で見かけることはほぼないけれど、香港やマカオ、東南アジアの華人社会では好んで消費されるとっておポピュラーなお茶だそうです

最後は、夏のお楽しみのアレンジティー
今回は、アールグレイティのゼリーに、グレープフルーツジュースを注いだ「アールグレープル」
プルプルのティーゼリーの食感とアールグレイの風味が大人なデザートティーです