愉快的生活~上海~

2009年4月から始まった上海生活の中での新たな出会いや発見、中国語の勉強法など。

景気減速なんてカンケーない?

2013-07-29 23:11:29 | 生活 ~上海~
中国の景気に翳りが見え始めてきた、という話もありますが、いやいやどうして、ここ上海には、これでもかってくらいに高級ブランドショップがオープンしてます。
中でも、大人気なのは、やっぱりLouis Vuittonがダントツ!

こういっちゃ何ですが、わりと地方から出てきたマネー命!みたいな、ちょいややこしそーな人が、たくさん買い込んではります。

先日、浦東のIFCにて"ヴィトン動物園"なるものが展示中でした。


パンダが、なんか妙にアンニュイな感じです…



京都で涼を楽しむ。

2013-07-26 14:10:07 | 生活 ~日本~
ここのところ、上海は高温注意報が出ているらしい。
昨日なんて、40度になったとかーーー
暑いはずですわ・・・。
アパートの中も、日中の暑さに十分熱せられているので、その暑いことといったら、たまらない。
寝室も、夜でも34度を記録してました
なので、クーラーはもう生命維持のための必需品になってます~。
こう毎日暑いと、涼しげな緑溢れる場所に行きたい!と心底思ってしまいます。

ちょうど1年前、日本に戻っているときに上海での一番の朋友が横浜から京都に遊びにきてくれました
京都も、もれなく超暑かったわけですが、一緒に納涼しようってことで、京都の北・貴船に涼みに行ってきたのです
ほんと、市内より5度以上涼しかった
丑の刻参りで有名な、貴船神社にお参りしたあとは、川床でお昼ご飯。
ひんやり涼しい



そこから、紫野にある大徳寺へ。
大徳寺の中の高桐院に行きました。ここは、細川忠興(ただおき)によって1601年に建てられたお寺です。
竹やもみじに包まれた石畳の参道、利休の茶道を正確に理解した忠興設計の茶室などが見どころです



緑の参道が本当に美しいです。中のお庭を見ながら、ゆっくりお抹茶も頂けますよ


そして、夜は烏丸・錦市場近くにある、割烹「はな邑」さんへ。
お任せで、京料理を堪能しました


蓮の葉のお皿が本当に涼しげ~


関西の夏といえば、鱧 こんなにてんこ盛り これで1人前です


鮎の登場


そして毛蟹が

ああ、今思い出しても、涼しげで何より美味しそうな夏のごちそう

夏の京都も、上海に負けずに暑いけれど、緑や川辺が町中にもあるので、すこしだけ上海よりは涼しい気分が味わえますよ
やっぱり、視覚の効果ってすごいですね。

■ はな邑 
 京都市中京区四条通堺町上ル八百屋町553-2 
 075-254-7845 (月曜休)

エスプリ思考

2013-07-23 21:40:48 | 読書
「エスプリ思考 ~エルメス本社副社長、斎藤峰明が語る~」を読みました
エルメスの本社・社長を日本人が務めているいるというのを、本書で初めて知りました。

「エルメス」。これは誰もが疑うことのない超高級ブランドで、女性なら一度ならずともあのバーキンやケリーバッグに憧れを持ったことがあると思います。
私には、他の高級ブランドといわれるブランドとは、一線を画したよそ行きのイメージがあるなあ。

この1冊を読むと、ただの「高級ブランド」という言葉では一括りにできないような気持ちになります。そのエルメスというブランド自体の
「覚悟」の詰まった確固たる信念が伝わってきて、読後は、ぜひそのエルメス精神の詰まった製品をこの手に取って、自分の大切な愛用品の一つにしたいと思いました

エルメス社は創業1837年。(ちなみに日本は江戸時代の後期で、この31年後にようやく明治維新。)
馬具メーカーとして創業したエルメス社は、その後、その時代にマッチした商品を開発し世に送り出してきた。
多くのメーカーが産業革命による機械化の恩恵を受け、均質の製品を大量生産をして世に行き渡らせようとしたのに対して、エルメスは一貫して、
職人の手による「もの作り」にこだわり続けてきた。

そして、21世紀の今もその姿勢は変わらない。

本文で何度も出てくるが、エルメス社は「利益ありき」ではなく、哲学・理念がまずあって、結果利益がついてきて、次のもの作りに生かすというサイクルの上に成り立っているという。
そんなの理想主義だと揶揄されそうなくらいに、まっすぐなポリシーです。
でもエルメス社はそのポリシーを曲げることなく、定量生産の中で質を追求し続け、ファミリービジネスをこれまで継続・発展させてきた。

また、本書では5代目社長を務めたデュマ氏の「謙虚」さ溢れる人間性にも触れている。
こんな高級ブランドの5代目の彼なのに、生涯その謙虚さを貫いたという。「謙虚」さを大切にする背景には謙虚じゃないと感動できない、という思いがあったそうだ。
つまり、自分をなんでも入る器のようにしておけば、素晴らしいもので充たせる。器に余裕があれば、いつも感動し、豊かさや喜びを味わえる。
本当に、人間、謙虚じゃないといろんなものを見失ってしまいそうですね。

この本は、中盤では日本人副社長・斎藤氏のことを中心に描かれていますが、前半・後半は、エルメス社の「エスプリ思考」が存分に描かれています。
会社組織とは、「生業(なりわい)」とは?といった視点からも、とても興味深く、エルメス社のまっとうなもの作りに懸ける覚悟がビシビシ伝わってきます。
エルメス製品に興味の無い人も、この本を読めば、エルメスファンになること必至?
おすすめです



「エスプリ思考 ~エルメス本社副社長、斎藤峰明が語る~」新潮社

異文化交流のコツ

2013-07-20 16:10:51 | 生活 ~上海~
昨日のお昼は同じアパートに住む、インドネシア人・Sammyのお宅でポットラックパーティ
Sammyは、超お料理上手で、彼女のインドネシア料理はそれはそれは最高に美味しいので、とっても楽しみにしていたイベントの一つ。
それに、とってもおもてなし上手で、完璧なセッティング・・・

招待されたのは、香港人、台湾人、シンガポール人が8名、そして日本人の私。
中には、日本人と結婚している台湾人の方もいて、日本びいきな台湾人たちと日本の話題でかなり盛り上がりました
私は、子供の頃から台湾人の方たちとはとっても密接に付き合う機会があったので、相手が台湾の人だと知ると、
めっちゃ親近感が湧いて、それこそ同郷の人にあった!くらいの気持ちになるんです

パーティは、Sammyのお料理のおかげもあって、大盛り上がり
ポットラックパーティなので、みんなそれぞれ一品持ち寄りしたんですが、これまたシンガポール人はシンガポール風な一品を、香港人は香港風なものを、台湾人は台湾風味な家庭料理をそれぞれに持ち寄って、食べてしゃべって、とっても楽しいランチでした。

しまいには、私、実はベリーダンスの先生なの、といって、即席・ベリーダンス教室が始まると、みんなノリノリでベリーダンス
日本人の集まりと違って、みんな超オープン
出産してお腹の肉が落ちないの、というSaraに、
ベリーダンスの先生は’この腰の動きを覚えなさい、久々に素敵なフライデーナイトをダンナさんと過ごせるわよ’と意味深なアドバイスもあったりして

それにしても、みんなそれぞれの方言、広東語や台湾語、インドネシア語の他に、完璧に標準語である北京語と英語を当たり前のように話すのよね。
日本の中にいると、日本語以外の言葉を話さないといけない場面なんてまずないので、英語をいくら習っても話せるようになる機会は圧倒的に少ない・・・。
海外にいると、本当に語学は必須。というか、できないと前に進めないし、人の広がりもなかなか見込めない。
かといって、話せるからって、人と交流できて友達100人できるかっていうとそれはまた別だけれど。
多少、語学が不得意でも積極的に人と関わろう、その国の人を理解しようとすることが、大前提だと思うな~

帰りに、Sammyがお土産に「サテアヤム」(焼き鳥のピーナッツソースかけ)を持たせてくれました
かつて、年の半分くらいインドネシアに滞在していた夫にはあまりに懐かしい「故郷の味」だったようです

Sammy、さりげなくも完璧なおもてなしをありがとう




夏の中国茶のお楽しみ。

2013-07-20 15:43:02 | 中国茶レッスン
夏の上海、日本と同じく(か、それ以上?)に毎日暑くて暑くて、ついつい冷たいものに手がいきますね

中国茶は、水だしで飲んでもとっても滋味深くて美味しいということを、今回のお茶レッスンで発見

今回、頂いたのは「氷うーろん」
茶葉は、台湾の阿里山産の烏龍茶。
阿里山産の烏龍茶は、台湾中部の海抜1,000mの阿里山が産地です。
寒暖の差が大きく、旨味と甘み、香りが凝縮された茶葉が育つんだそうですよ。

日本茶の水出しと違い、茶葉がフルリーフの中国茶は、最初に茶葉を「開かせて」やるために、少し熱湯を注いで茶葉を蒸らしてやることが、大事なコツ
そこに氷をどんどん詰め込んでいき、そのまま氷が溶けるまで放置。
甘みと旨味がギュッと詰まった「氷うーろん」が楽しめます~

もう一種類のお茶は、「寿眉」(ショウメイ)という白茶の一種です。
白茶は、弱発酵茶の一種です。
「白毫銀針」や「白牡丹」が、白茶の中のいわゆる高級茶として有名です
この「寿眉」というお茶は、はっきり言って、元々は「大衆茶」だそう。
でも、近年、年数を経て発酵が進んだ寿眉を、付加価値をつけて売り出しているんだとか。
円盤のような、「餅」状に丸く固めてある外見は、はっきり言って、枯れ葉を固めたみたいな感じ・・・
とても、飲んでみようかなんて思えない見た目です。
でも、飲んでみると、その見た目とは裏腹に、さっぱりとして優しい旨味を感じるお味でした。
暑いときに飲んでも、ほてりを取ってくれるそうですよ。
この寿眉、上海地域で見かけることはほぼないけれど、香港やマカオ、東南アジアの華人社会では好んで消費されるとっておポピュラーなお茶だそうです

最後は、夏のお楽しみのアレンジティー
今回は、アールグレイティのゼリーに、グレープフルーツジュースを注いだ「アールグレープル」
プルプルのティーゼリーの食感とアールグレイの風味が大人なデザートティーです



夏の夕涼み

2013-07-16 11:00:34 | 生活 ~上海~
上海も、日本と同じかそれ以上に暑くって、昼間は街歩きなんて到底できません

でも、陽が落ちると、いくぶん涼しくなって街歩きにはちょうどよいの

昨日は晩ご飯を済ませた後、夫くんから「散歩いこか~」というお誘い。

いいねえ~と、散歩用にナイキのスポーツシューズでお出かけ

華山路を北上して准海中路を東へ。
そこから、武康路に入ってお気に入りのFRANCKのある小区内のカフェで一休み
この辺りは、旧フランス人居留地でその当時フランス人が、宅地開発から街の景観までフランス人好みにデザインしていたので、
道路に沿ってプラタナスの樹がずっと植っています。
今やすっごく大きく育っているので、昼間に歩いても木陰になって気持ちいいんですよ

昼間だとこんな感じ

こうやって、晩ご飯の後にふらっと散歩に出かけるのって、気持ちいいですね。
なんだか、夏休みの晩ご飯の後のお楽しみ、庭で楽しんだ花火を思い出した

夏の夕涼み歩き、また行こう






身体が開くと、心も開く。

2013-07-15 17:48:37 | 上海でヨガ
shihoko先生が、上海を去ったあとの新しいヨガの師匠は
カナダ人のイケメンティーチャー・アルバロ先生
ヨガ男ゆえ、おそらくは肉なんて食べない草食系とお見受けします。
体つきは、本当に薄くって細くってしなやか~
男性的な印象はまったく受けません。
完全に中世的なアルバロ先生、めっちゃ無垢な笑顔で結構ハードなレッスンをしてくれはります。

マンション内のスポーツジム内にあるスタジオで、毎週月曜日の朝から一時間半、しっかりと汗をかきます
今日は、「股関節を開こう」というのがレッスンのテーマでした。
1時間半ずっと股関節にフォーカスして、しまいには下半身がプルプル・・・
結構ハードでしたが、最後にはあらま、レッスン開始時よりもかなーり股関節が開いてるよ~

アルバロ先生は、股関節や肩甲骨が開くことは、心が開くことと深く関連してるんだよ、という。
確かにそうかも

レッスンがないときは、自分で10分20分でもヨガをするようにしてるんだけど、やっぱり先生のレッスンの時とは集中力が格段に落ちるわ。

ところで、私が毎晩必ずするポーズは、「逆立ち」
下に降りた血液が頭に上って、やり始めると結構病みつき。
まだ壁使ってないと不安だけど、ちょっとずつ「自立」できるように練習中
どこかのヨガのウェブサイトで、「天才と凡才の違いは脳の血流の差」っていうのを見てから、俄然逆立ちしてる私。
それを会社の同僚に言ったら、そんなん読んですぐやるのが凡才の真骨頂やな、と笑われた
ま、それはそーですけど。

ともあれ、今日は股関節開きまくりで、ハートもいつもより大幅にオープン
気持ちいい気怠さが残ってます。
今日は早めに寝よう



夫の幸せな時間。

2013-07-14 22:13:17 | 生活 ~上海~
すっかり元気を取り戻した夫くん

昨日の晩は、焼肉行って最後の仕上げをするっていうので、日系の焼肉屋さん「」へ行きました。
初めてきたお店でしたが、店員さんのサービスはとっても良くって、なかなか良い感じです。
お肉の質は?というと、うーん、どうでしょう。中国ではいい方?
やはり質と値段のバランスを考えると、とっても高いけれど、中国でこんな日式焼肉を食べれるなんてありがたいですね

で、今日は浦東のIFCで今日は夫の買い物におつきあい。

New Balanceで、気に入ったスニーカーを買い、ご満悦の夫くん
引き続いてIFC内にできた、博多のラーメン店「一風堂」でお昼ごはんです。
ラーメンと餃子、という夫くんにとってはゴールデンコンビネーションのランチで、ますます幸せそう
しかも、日本の本格的ラーメン店とあって、かなりテンション上がって「替え玉」までオーダー
よっぽど美味しかったのね
余談ながら、この一風堂さん、変に在住日本人をターゲットにせず、上海のど真ん中・浦東の超高級ショッピングセンターにオープンしたのってすごい
その気合いがすごいし、さらに、行列するくらいに人気を博してました。

さらに、帰り道にスーパーでの夫くん。
「ジャイアントコーン買うてええ 季節限定やねんて。」
・・・キミは子供ですか

お風呂上がりに、冷えたビールをぐいっと飲む代わりに、うちの夫くんはアイスクリームが定番
見かけは、「バーボン、ロックで。」って言いそうやのにね。

焼肉→ラーメン→アイスクリーム、とまさに夫の望み通りの週末の食事の巻でした

ほんま、元気になってくれて良かった~~。


夢の備忘録

2013-07-14 10:57:47 | 生活 ~上海~
毎晩、夢をみます
それも結構リアルな描写の夢だったりして、色彩もはっきりしていたりする。

昨日は、亡くなった父が久しぶりに登場してくれた
大勢でわいわい食事かなんかをしている場で、周りの人とやたら楽しそうに笑っていた。
あちらの世界でも楽しく充実した生活を送ってるよ、と笑っていうその父の顔は、とても生き生きとして見えた。

私は久々に父に会えた、いろんな話を言わなきゃ!と思うんだけれど、頭に浮かんだのは、父に買ってもらった自転車のこと。(これは夢のなかの勘違いで、本当は5年前に日本で夫に買ってもらった自転車のこと)
それを今でも大事に乗っていて、そのタイヤをこないだ換えたことを、一生懸命伝えたいんだけれど、口を開こうとすると、次から次へと涙が溢れてうまく話せない。
父がいなくなってから、これまで、家族のいろんなニュースがいっぱいあるのに、口をついて出たのは、よりによってこんなしょうもないこと。
今伝えておかないと、次はいつ会えるかわからないのにね。

まあ、現実の世界でも、本当に言いたいことって、なかなかその場になると言えないものか。

父が生きていれば、74歳。
夢の中に出てきた父は、亡くなったときの50歳の若いままの父だった。

また、夢で会えますように


週末デート

2013-07-13 22:56:24 | 上海でお買い物
先週末の大騒動から、一転、今週末は穏やかな土曜日を迎えました
夫くんはすっかり元気になり、普段通りの生活を送ってます。
本当、なんだったんだろう 熱中症かもね。

夫君のお気に入りの、長楽路にあるインポートの靴屋さんに出かけた
ここのお店、イギリス製やイタリア製のメンズ靴の有名どころがずらり。
半年ほど前、ここのお店でJHON LOBBデビューをしたらしい
丁寧な接客が気に入って、それ以来何度か訪れてるみたい。
ほぼメンズ靴だけなのだけれど、中に何点かだけレディースがあるの。
最近流行ってる「オジ靴」ってやつですかね。
残念ながら、私が探していた「church」の靴はなかったけれど、
シンプルで格好いい、サイドゴアのブーツを発見



まだまだ暑いけど、秋に履くのが楽しみ~

その後は、田子坊の「丹cafe」に寄り道して、絶品抹茶パフェでホッと一息
ここの抹茶パフェ、小豆は丹波から仕入れてるらしく、明らかに味がちがーう ほんとに美味しいですの
マンゴージュースも美味しい





今日も元気でハッピーな一日を過ごせた、健康な身体に感謝しよう