愉快的生活~上海~

2009年4月から始まった上海生活の中での新たな出会いや発見、中国語の勉強法など。

出会いと別れ

2012-06-15 11:51:21 | 生活 ~上海~
海外駐在というとなんか奥さんたちは毎日優雅に楽しんでるんだろうというイメージがあるけれど、それはそれなりに努力をして、「そんなふう」な生活をに手に入れてるんだろうと思う。

言葉も分からない、知ってる人もいない外国の街にいきなり生活の拠点を移し、夫は赴任翌日から新しい職場と仕事に慣れるために毎日奮闘し、たぶん奥さんのケアまで手が回らない。

たいていの奥さんは、そんな夫に頼ることを早々に諦めて、自分で語学学校に通い、そこで同じような時期に来た新米駐在奥さんとお友達になって、その新しい「お友達」と一緒に新しい街を果敢に開拓していくというパターン。

夫が新しい仕事で消耗してる間に、奥さんはすっかりその土地の言葉も自由に操るようになって、臆することなく新しい土地での自分のネットワークを築いていく。

みんながみんな、こんな風にたくましくやってるわけではないにせよ、たいていこんな感じですね。

私も10年前にタイに赴任した当初はこんな感じだったなあ~。

そうやって楽しくネットワークを築くものの、これまた会社の帰任辞令でそのネットワークもどんどんメンバーの入れ替わりを余儀なくされるのです。
どんなに親しくなれても、現地ではいわば「期限付き」のお付き合いとなってしまう。

同じ環境ということで、日本では考えられないほど、人の輪が広がるのは早いけど、その分お別れもひんぱんにあるのです

そのたんびに寂しい思いもするけれど、それ以上に、世界中に散らばったお友達と近況報告をしたりするのはとてもうれしいこと
みんな、色んな土地で頑張ってるんだなあ、ときくと自分も頑張らないと!とファイトがわくってもんです。
それに、同じ時期、同じ国で過ごした経験を持つ友人関係というのは、ちょっと特殊で他では味わえないと思う

最近もそんな友人とのお別れが

帰国しても、関西人同士なのでまた会うことはできそうだけれど、とりあえず、上海で会うのはもうないのね、と思うと寂しい。

私より、ちょっとお姉さんの彼女が言ってくれた「目標がもうセットされてるんだから、そこにブレることなく、邁進して」という言葉をしっかりこれから実行していこうとおもう

そう、駐在奥さん生活って、時間をたっぷりかけて友人関係を作れるところかな、と思う。日本に居てると仕事やそれぞれの環境でそうはいかないもんね。

今日も今ある自分の環境に感謝して、一日を過ごそう