三十路毒男の明るい生活(今は五十路既男)

昔(毒男):釣り、海外旅行、買い物、料理を中心に綴った。
今(既男):コロナ禍3年間の駐在を終えて日本へ帰国。

赤いかとしし唐と玉葱のニンニク唐辛子炒め

2006-08-30 | 料理
 本日は徹夜実験明け。急ぎの仕事はないので、午前中に仕事を終了。帰ってから一杯やろうと、会社の帰路、七曲市場で食材探索。

 七曲市場 ©和歌山県

 ここは地元のおばちゃんのお買い物の場。非常に年齢層が高く、ここに来ると未だにお店の人からはお兄ちゃんと呼ばれてしまう。何かいいのがないかなと探していると、50cm弱の「スマガツオ」を発見。ヒラソーダマルソーダ、本カツオ等、カツオの仲間の中で一番旨い奴だ。最近はあまり釣りに行ってないので、こいつの味を忘れている。そこですかさずお買い上げ。半身で650円。

 更に物色。胴長20cm前後の赤イカが3杯で750円。これはお買い得だなあということで、こいつもお買い上げ。この赤イカ、標準和名はケンサキイカ。うろ覚えの記憶によれば、日本海側では白イカ、太平洋側では赤イカと呼ばれることが多い。甘みのある柔らかいイカでスルメイカの味とは比べ物にならない。ちなみにスルメイカもこのイカが好物のようで、船で赤イカを釣っていると、針にかかった赤イカがスルメイカの襲撃を受けることがある(食いちぎられる)。

 スマガツオは何も考えずに刺身。冷凍モノのカツオとは異なり、綺麗な赤い色の身。表面に非常に脂がのっていて旨い。

 赤イカはというと、3杯もあると刺身だけでは飽きてくるので、炒めることに。

 赤いかとしし唐と玉葱のニンニク唐辛子炒め

 オリーブオイルで刻みニンニクと唐辛子を炒めておいてから、電子レンジで軽く火を通したしし唐(爪楊枝で数箇所さしておく。爆発防止)と玉葱を放り込み、更にイカを加えて塩胡椒で味を調えておしまい。注意点は炒め過ぎ。赤イカの柔らかい食感が台無しにならないよう、ほんの軽く炒めること。そのためにも野菜は予め電子レンジで軽く火を通すのが手っ取り早くていい。
 ピリ辛でビールが美味しく感じる逸品だった。

 


2 コメント

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こういう市場が欲しい!! (山サクラ)
2006-09-01 03:20:00
こういう市場に数多くの魚が並んでるなんてありえない!。中華系スーパーへ行くと色々あるんだけれど魚が違うわ、中国語がわかればいろいろきけるんだろうけど眺めてるだけでせいぜい、鮭、牡蠣、アサリを買う位・・。

秋の秋刀魚尽くし宴会!とても素敵な響きだわっ。
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Unknown (hiro)
2006-09-02 10:46:15
 やっぱり魚は日本が一番ですねえ。特に海沿いの街だと、珍しい魚があるので楽しいですよ(出身が内陸なので感動モノ)。

 秋刀魚はまだまだ高いし、脂の乗りが悪いので(口の部分が黄色くなってない)、もうちょっと我慢。
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