濃飛樹脂軌道

おもちゃ修理、鉄道玩具「プラレール」、独立型ソーラー発電、電気自動車など、理系技術系の話題がメインです。

贅沢な宿の泊まり方(小さな宿に一組貸切)。

2018-11-10 20:25:09 | 乗り物・旅行・グルメ
近年は旅行となると高級感を求め、露天風呂・バストイレ付の広い客間・お土産コーナー・遊戯施設・キレイな空間・美味しい食事・丁寧な接客を求めるもの…己も家族旅行はじゃらんの口コミを参照しコストパフォーマンスの高い旅館を選びがちでした。

ただ最近用務で小さな旅館に泊まること多々。プラレールひろば・おもちゃ病院など、有志活動で全て自費だから最低予算で贅を排し、バストイレなし和室・露天風呂なし・館内売店なし・見た目より質量のある食事…質実剛健を求めます。
当ブログに出た旅館が軒並み該当。昭和の香りを色濃く残す「鄙びた宿」が多く、慣れた今はすっかり馴染んでます…「日本ボロ宿紀行」「ひなびた宿が好き」等の先達ブログも最早バイブル。

宿選びの感覚も変わりました…大型旅館に大枚はたくより小さな日本旅館に貸切状態で泊まるのが贅沢。先が長くなくとも自分に合っていれば満足感は格別です。
今年2月の厳冬期に泊まった「下島温泉朝六荘」が典型、昭和の風情をふんだんに残し、広い館内を誰にも気兼ねなく散策できて楽しかったです。田舎の親戚宅にお邪魔する感覚、それがイイ!
暑さ寒さなど季節を肌で感じさせられる非日常空間は今や滅多に味わえません…しかも鮮烈に記憶に残りリピーターになる「ひなびた宿中毒」にも感染(爆)
物的ハード面だけでは物足りない、精神的ソフト面だけでも「おもてなしの心」があれば満足、楽しい思い出にもなる…そんな宿が好きです。
※他には飛騨萩原の旅館「萩の里本館/別館」も貸切宿泊経験があり、館主・女将のもてなしも好印象…昭和時代からの家族経営の宿ですよ。