まず小周天気功との出会いについて話したいと思います
五月橋漢方薬の長岡先生との出会いで小周天気功に興味を持ちました。
それまでの私の気功は
見よう見まねだったと言わざるをえません。
小周天気功については佐賀の矢山先生から
詳しく学ぶことはありませんでした。
私の以前の気功の基礎は
岡山の金井 聖徳先生のものでした
ただこれもO-リングテスト協会で行う
「ORTと伝統医学研究会」での講演で見て聞いた
方法を私なりに取り入れたものでした。
長岡先生に小周天気功と大周天気功体験をさせていただいてから
小周天気功の書物を読みあさりました。
その中でも謝 明徳先生の書物は参考になりました。
あとテレビ番組「アンビリーバボー」で取り上げられた
中国の高名な気功師張志祥氏の気功は
私の外気功の氣を高めるのに
非常に参考になりました。
番組内ではゼロ磁場という言葉で表わされていましたが
これは私の大学院時代の研究でもなじみ深い
コリージョンテストのことだと思いました。
(ゼロ磁場のことでさらにご興味の方はこちらhttp://www.edita.jp/mp628/one/mp6288587269.htmlが詳しいですよ)
私自信長崎大学大学院で研究をしていた
「痛みと脳の研究」の中で
それなりに氣の概念と神経生理学の概念が
かみ合うことを感じておりました。
もともとは平野式氣診断法の立証するための進学だったので、
その点は
戸田一雄教授(長崎大学大学院医歯薬学総合研究科生命科学専攻生体情報科学分野教授)にもご理解をいただいていたので
私の研究が科学で立証できないことを悟られた時
それに近い研究テーマを与えてくださいました。
(今もその当時の、戸田一雄教授のご決断に心から感謝すると共に、すばらしい指導者に出会えたことに感謝します。)
それが大脳辺縁系の帯状回(特に前帯状回)と痛みの研究だったのです。
現在、脳の中で痛みの経路は数種類あることが分かっています。
その中の1つが私達研究チームが発見した
前帯状回を中枢とする下行性鎮痛系です。
この前帯状回は大脳辺縁系の帯状回に属し
情動の中枢と呼ばれています。
情動つまり快・不快の感情が痛みに作用すると
考えていただければ分かりやすいでしょう。
このエリアはつまり快か?不快か?という
ふたつの信号の分岐によって成り立っています。
生理学的に云うと脱抑制(興奮)か抑制かということになります。
O-リングテスト的に云えば+か-かということになります。
核の世界で云うなら原子核が+でその周りをまわっているのが-の電子となります。
物事は最少単位のレベルになると必ず二者択一となります。
このことを踏まえて考えると
科学も伝統医学※もBDORTも超常現象的も原理を突き詰めれば
簡単な二択となるはずです。
※東洋医学思想には小宇宙・大宇宙という考え方があります。
前帯状回の快・不快のスイッチがどちらに入るか?
確認作業ができれば
物事は簡単に解決できることが多々あるのです。
そこを気功の中の外気功でその信号を拾って診断に使ったのが
私の開発した平野式氣診断法なのです。
ただ、この方法は先程述べたように
神経生理学の科学の分野では立証することが
出来ないことが分かっています。
そこで、私の研究は外気功に移りました。
術者・施術者との関係の中で外気功をし
術者の前帯状回の信号を読み取ることで
診断に有効な使い方が出来るようになったのです。
科学で立証できない部分の解明に
人類の研究は向かいます。
いつか解明されることになるでしょう。
それは私かもしれませんし
世界中の誰かが解明することになるのかもしれませんね。