あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

薔薇は薔薇だけでは薔薇になれず あきオジ

2010-05-14 21:12:47 | 日記
薔薇は薔薇だけで美しい。

一輪だけでも薔薇は薔薇であること主張できる。
稀有な花だと思うのですが

日本人は組み合わせで本質を語るのが得意な美意識をもっているような
気がします。

真っ暗な部屋の障子をあけたとき、ぼんやり見える薔薇
そんな状況も好きなのですね。

そんなことで
「これでもか」という飾り方を咲けるのです。
「欠けたるがよい」ということもありますね。

遊女なき時代の月の素っ気なさ  あきオジ

2010-05-14 04:32:43 | 日記
時代の気分を示すものが見当たらない。
ただ、列をなしている。
そんな時代の俳句を作る人は大変でしょうね。

季語にこだわる人
新しく季語を創出する人
否定する人

抜け出そうとする人
どうでもいいけど
御苦労さま

表現形式を生みだせばことは簡単
そうはいかないのが形式と伝統を重んじる時代の気分

「徐々には変化はない。脱皮しかない」
それが飛躍であるし
活力なのですね。


深大寺大盛り回す法事哉   あきオジ

2010-05-14 04:16:24 | 日記
初夏
神代植物公園
蕎麦
大盛り

・・・・・・

ときおり、ふとしたきっかけで
数年前のことを思いだしたりします。

過去のことでもなく、数日前のことでもなく
数年前のことです。

それは今は、おっくうになったり
その気を失うようなことを当たり前にできていたころのことです。
1000メートルを泳いでいた時期であったり
エアロビクスを楽しんでしたころとか
そんなことです。

老いとは今と上手に折り合うことで
比較して嘆くことではないのですね。