★「トランスポーター３ アンリミテッド」

<T1055/2009/A140/S063>

坊主頭がやけにセクシーなジェイソン・ステイサム主演の本シリーズ。
前作のレビューはこちら・・・「１」「２」。
クールで超強い主人公の存在感は抜群だよねーーー。
原題も「TRANSPORTER 3」。
２００８年製作の運び屋系サスペンス・アクション、１０３分もの。

あらすじ・・・今回はシネママガジンさんから引用させてもらいました。
1.契約厳守。2.名前は聞かない。3.依頼品は開けない。3つのルールを自分に課し、闇の運び屋として職務を全うするプロ中のプロ。フランク・マーティン(ジェイソン・ステイサム)は超凄腕のトランスポーターだ。
　そんな彼の部屋に、一台の車が突っ込んできた。運転手は知人のマルコム(デヴィッド・アトラッキ)。以前、ある依頼を断り、マルコムを紹介したことをフランクは思い出す。瀕死のマルコムは救急車で運ばれるが、その直後、救急車は爆発する。車に同乗していた謎の赤毛の女(ナタリア・ルダコーワ)によれば、彼女にもマルコムにも特殊なブレスレットが装着されており、車から離れるとそれが爆発するのだという。女を助けようとするフランクだが、背後から何者かに殴られ、気を失ってしまう。
　目を覚ますと、フランクの腕にもそのブレスレットが。やがて“依頼人”が姿を現し、フランクに再度“依頼”を開始する。
「これは配達ではない。ミッションだ」
　依頼人ジョンソン(ロバート・ネッパー)が“ルール”を説明する。依頼品は“赤い代物”。そしてミッションを途中で放り出さないために、ブレスレットの秘密が明かされる。車から7.5メートル離れると黄色ランプが点灯、最初の液体が出る。そして15メートル離れるとオレンジのランプが点灯し、別な液体が混ざる。さらに20メートル離れると赤が点灯、爆発する！　赤毛の女を助手席に乗せたまま依頼を引き受けたフランクは、いつもとはあまりに勝手の違う職務に戸惑いながら、爆走する。まず向かったのは友人のマニアックなエンジニア、オットーの許。彼ならブレスレットを外せるかもしれないと考えたのだ。事情通のオットーは、一目してそれがペンタゴン肝いり“バイナリ自由形式磁気分解技術”による装置であることを見抜いたが、車に取り付けた発信機は容易には取り外せない。すると、そこに無数の男たちが現れる。ジョンソンが指示したコースから外れたため、刺客が送り込まれたのだ。華麗にシャツを脱ぎ、アクロバティックな格闘で、次々に相手を倒していくセクシーなフランクの姿に、赤毛の女は魅了される。そしてヴァレンティーナと名乗った女とフランクは次第に心を通わせていく。
マルセイユ、ミュンヘン、ブタペスト、そしてオデッサへ。
果たして、“赤い依頼品”の正体は？依頼に隠された壮大な陰謀とは？
次々と襲い来る危機に立ち向かうフランクに、ついに限界を超える危機が迫る!!

　　　　　　　　

ここからひらりん的レビューのネタバレ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね)
●本編開始前に、「トランスポーター」シリーズの解説映像があって、
初めて観る人にも親切な作品にしちゃってるっ。
●それにしても、このシリーズの特徴は・・・
あらすじの最初に書いてある、自分で作ったルールを必ずやぶっちゃう所。
●今回も、ルールは例外もあるし、破る為のもの???。
同乗した女の名前を聞いちゃうし・・・
依頼品はあけちゃうし・・・
契約を破りっぱなし・・・。
●まあその依頼品はフェイクで、実は赤毛の女・ヴァレンティーナの移送が目的。
●ちょっと解りずらかったけど、
ヴァレンティーナはウクライナ国の環境大臣の娘。
フランスで行われる環境サミットに出席しスピーチする前に、
娘が誘拐されたってワケ。
解放条件は、ウクライナが産業廃棄物会社の受け入れ契約を結ぶ事。
●腕に爆弾リングをはめられても強いフランク・・・
追っ手が来ても、愛車が持ち逃げされそうになっても、超ど迫力で暴れまくり。
●しかし、前から不思議なのは・・・
この男、元は軍の特殊部隊出身なワケだけど、
何故か、フランス人の刑事タルコニ(フランソワ・ベルレアン)と仲良し。
別に偉い人じゃないけど、何かと顔が利くというか、何でも出来ちゃうおじさん。
今回も、テロ集団と産廃会社の素性を調べて、フランクと大臣をサポート。
●それにしても今回のオネエチャン・・・ナタリア・ルダコーワはロシア人。
ウクライナ人役だけどロシア人と間違えられて怒る役だったね。
ちょっとソバカス多すぎで、ひらりん的にはイマイチなキャスト。

やはりこの役・・・ウクライナ人のオルガ・キュリレンコな気がするね。
でも、「ヒットマン」とカブるかなっ。
●さすが地続きなヨーロッパ・・・
マルセイユ、ミュンヘン、ブタペスト、そしてオデッサ・・・
ブカレストとかも行ってたかもだけど、
どこがどこ走ってんだか、ちっとも解らず。
衛星追跡とかGPSで追っかける映像とかがあれば良かったかな。
●結局、女の引渡し場所でダムに沈められるフランク・・・
しかし、驚異的な生存術で沈没車から生還・・・
何故か列車で逃げるテロ首謀者を追いかけ・・・
クルマごと列車に突入・・・だってまだ、腕輪爆弾付けてるし・・・。
ここで、悪者から腕輪をはずさせ、逆に敵に装着ーーーっ。
無事に娘を救出・・・大臣も変な契約を結ばすに済んだのでした。
　
★まあ、アクションは相変わらずCGバリバリで迫力増殖ーーーっね。
しかし、今回の不満点は、あの女のお持ち帰り。
セクシーボディを魅せつけて戦ったもんだから、イチコロね。
ミッション終了後にまで、釣りに同行するなんて、
今までの行動からは想像できない行い。
これは、世のジェイソンファンの女性も落胆したのでは???　　なんてっ!!
ここまでネタバレ注意↑

ひらりん的この映画の関連作は・・・
ジェイソン・ステイサムは・・・
ブラピの「スナッチ」とかトム・クルーズの「コラテラル」のチョイ役はあるけど、
オススメは「アドレナリン」とか「デス・レース」。
　

注意===「リボルバー」は観るなよーーー。

という事で今回は・・・
運び屋度・・・
必ずルールを破る敏腕ドライバーに恋バナは不要な気もするが・・・
そっち路線もいけそうなセクシー坊主アタマだからなーーー。


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最近下位に低迷してるブログランキング・・・
気にしちゃいないが・・・上位が映画とは無関係の韓流系やYouTube系ブログばかりで、
ちょっと悔しい・・・ので・・・、
この映画を観てひらりん同様「ジェイソン・ステイサムのシブさは格別っ」
と思ったあなたーーーっ、
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ちなみにーーー、整備工場で主人公と大乱闘してた巨人は、
Ｋ－1ファイターのセーム・シュルトだったみたいだね。