「トランスポーター」

こないだ劇場で観た「トランスポーター２」は意外に面白かった。
カー・アクション系リュック・ベッソンものは苦手かなぁ・・と思ってたけど、
この作品の主人公はいいキャラしてるからねっ。
２００２年製作のアクション系クライム・サスペンス、９３分もの。

あらすじ以下ネタバレ注意↓
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主人公のフランクはどっかの国の退役軍人。
南仏で優雅に暮らしているが、
裏では・・・高額ながら、何でも運ぶ、プロの運び屋。
しかし、このコワモテ男・・・ルール厳守の堅物。
1.秘密厳守
2.名前は聞かない
3.依頼品は開けない
続編でもこのルールは出てくるけど・・あんまり関係なかった気がするっ。
今回は・・
いつものように依頼品を積んで走ってると・・・トランクがゴソゴソ。
おっと・・・今回のクルマはＢＭＷの７３５・・続編はアウディだったっ。
気になるフランク・・ルールを破って依頼品を開けてみると・・
中国人のオネエチャンが・・・ちょっと気を使って・・
ジュースをチュウチュウさせてあげたり・・
おしっこさせてあげたり・・・したのが運のつき。
プロとした事が女に逃げられるフランク。・・でもこの女、ちょっとワケあり。
まっ、あっさり捕まえて依頼人に届けるが・・・
折り返し依頼品を受け取った物が爆弾で・・帰り道にＢＭＷが爆発。
怒ったフランク・・・依頼人の屋敷に戻り子分を叩きのめし・・・
ベンツをもらって帰ってくる・・・しかし後ろ座席にさっきの中国人。
名前はライ・・・お前の名は「嘘つき」だ・・って劇中でも言われてました。
この子・・・香港映画にいっぱい出てるスー・チーって女優さん。
見た目・・・荻野目慶子が若い時の笑った顔・・・みたいな印象。　
仕方なく、自宅にライをお持ち帰り・・・
しかし、ここでこの映画の最大のクライマックスがっ・・
やられたマフィアが反撃・・・
フランクの自宅をマシンガンで蜂の巣状態・・・その後、
ミサイルで木っ端微塵状態に・・・もう、ホントにやり過ぎ・・・
たかが、人身売買組織の娘を始末する位で・・・
あっ言っちゃった・・・ネタバレの核心。
そう、このライという中国女性の父が中国マフィアのボスで・・
アジアから欧州にコンテナ船を使って人身売買取引をしてる・・・というスジ。
なんとか止めさせようとしたライは・・・
ちょっと強そうなフランクを巻き込むことにした。
最初はその気はなかったけど・・・お礼で一晩付き合ってくれちゃったので、助ける事に・・・。
そうそう、今回もフランス警察のタルコーニ警部は登場してます。
最初は、強盗団一味じゃないかと疑ってたが・・・
事情を、ホント「あ・うん」の呼吸で飲み込んでフランクを手助けします。
普通あんなことしたら・・・警察クビになっちゃうゾッ。
豪華仕様プラス特別装備のクルマは最初にお陀仏してるので・・・
続編のようにカーアクションは少なかったかなぁ・・、
その分、中華系マフィアも絡んでるので・・
カンフー系アクションとの対決あり・・・
ちょっとオチャメなアブラまみれの格闘シーンとか・・・
なかなかいい味出してます・・ジェイスン・ステイサム。
結局最後は「～サスペンス劇場」みたいに・・・
断崖絶壁で・・・フランクがライの父ちゃんマフィアに殺されそう・・な時、
後ろからライが父ちゃんを撃ち殺して・・・ジ・エンド。
コンテナで運ばれてたアジア人密航者は無事保護されてハッピーエンド・・・ってところ。

なんで、運び屋なのか・・・は「1」「2」見ても判らないね。
運び屋はどう見ても非合法だよね。
まあ、主人公が渋くて、強くて、ちょいお茶目なキャラだから映画になってるんだけど。
ところで、主役のジェイスン・ステイサムって人・・・
このキャラ以外にはチョイ役でしか余り見かけない・・しかも悪役多し。
ゆえに、このキャラ大事にして続編を作って欲しいものです。
ここまでネタバレ注意↑

ひらりん的この映画の関連作は
コワモテ主役のジェイスン・ステイサムが出演してる「コラテラル」や「ピンクパンサー」・・・
どこで出てくるのか知りませんが・・・。

という事で今回は
アクション度・・・
自分で決めたルールはしっかり守りましょう。

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