当初、日本では公開予定がなかったのに・・・
署名運動で公開にこぎつけた・・・って話の映画だよね。
主演もドン・チードルだし・・・
実話らしいし・・・
チネチッタのポイント貯まってるし・・・
観てみる事に。
2004年製作のサスペンス・ドラマ、122分もの
あらすじ
1994年、アフリカのルワンダ。
フツ族とツチ族の民族紛争で混沌としている首都ギガリ。
フツ族の大統領が暗殺され、和平調停がストップ・・・
そんななか、外資系の4つ星ホテルの“ミル・コリン”の支配人ポールは家族を守る為に奔走するが・・・
ここからネタバレ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね)
有能な支配人ポール(ドン・チードル)はもしもの時の為、いろいろとコネを作っていた。
付け届けをしている将軍とも面識があり、ホテルの警護を増やしてもらったり・・
食料調達も多めに金を払ったり・・・
「ホテル・アバンティ」のお気楽支配人とは次元が違います。←冗談です
一応外資系で、外国人観光客も多数宿泊してるから、ちょっとは安全なんでしょうが・・・
ところでポールは支配層のフツ族、妻のタチアナはツチ族・・
大統領暗殺を契機にフツ族がツチ族を襲撃し始め・・・
彼の周りにも危険が近寄ってきた・・
ちょっとは安全な“ミル・コリン”に家族を連れて行くが・・・
ツチ族=コックローチ(ごきぶり)は殺せ・・・とラジオでは流され・・・
軍人は買収できても、民兵はやばそぅ・・・
そんなこんなで、どんどんホテルにツチ族の難民が押し寄せて来る・・
最初は国連の平和維持軍も来てるしーーー、
メディアも押し寄せて、ニュースを世界に発信すれば・・・
大国が軍事介入してくれるだろうしーーー、
なんて甘く考えていたポール。
でも実際は、
平和維持軍は銃も発砲できないし、
こんなちっぽけな国を助けてくれる大国なんてないし、
支配人といっても、所詮、ルワンダ人=黒人だし、
結局、自分たちでなんとかしなくちゃ・・・と悟るポール。
出来ることはやってみる・・・
逃げてきた人をかくまったら、約1200人くらいになっちゃうし・・
なるべく国外に脱出できるように外国の知人に電話かけまくったり・・
いろんなコネを使ってしのいでました。
そんなポール、
妻子だけ逃がして、ホテルに残ろうとしたり・・・
子供を孤児にはさせたくないから、
もしもの時は、子供を抱いて屋上から飛び降りろ・・・と妻に言ったり・・・
その人柄が、やけに心に沁みちゃいました。
結局、決死の移動作戦で、危険地帯を突破・・・
国連の難民キャンプに逃げ込んで、
義兄夫婦の子供とも再会出来て、無事出国。
数週間で何十万人もの大量虐殺が行われた・・・という近年稀に見る大惨事。
約10年後に映画で事実を突きつけられて・・・何を考えたらいいか。
見た目には全然解らないツチ族とフツ族の違い。
長年の因縁・怨念・偏見・あとなんだろう・・・
ラジオでツチ族を殺せー・・と放送され、殺してしまう集団心理。
いやいや、人間は恐ろしい。
そう、その「人間は恐ろしい」という事をみんなが理解してくれれば・・・
戦争・内戦は起こらないんじゃないかなー・・・なんて考えたひらりん。
是非、この映画を見て、殺しあわない人間が増えてくれれば・・・と思います。
ここまでネタバレ注意↑
ひらりん的この映画の関連作は
主演のドン・チードルものでは
「トラフィック」・「リチャード・ニクソン暗殺を企てた男」・「オーシャンズ11と12」にも出てます。
という事で今回は
人間度・・・
是非見て、平和について考えて欲しい作品ですね。
ところでひらりんも「人気ブログランキング(映画)」に参加してます。
ひらりんのブログを気に入ってくれたら↑↑クリックしてね。
署名運動で公開にこぎつけた・・・って話の映画だよね。
主演もドン・チードルだし・・・
実話らしいし・・・
チネチッタのポイント貯まってるし・・・
観てみる事に。
2004年製作のサスペンス・ドラマ、122分もの
あらすじ
1994年、アフリカのルワンダ。
フツ族とツチ族の民族紛争で混沌としている首都ギガリ。
フツ族の大統領が暗殺され、和平調停がストップ・・・
そんななか、外資系の4つ星ホテルの“ミル・コリン”の支配人ポールは家族を守る為に奔走するが・・・
ここからネタバレ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね)
有能な支配人ポール(ドン・チードル)はもしもの時の為、いろいろとコネを作っていた。
付け届けをしている将軍とも面識があり、ホテルの警護を増やしてもらったり・・
食料調達も多めに金を払ったり・・・
「ホテル・アバンティ」のお気楽支配人とは次元が違います。←冗談です
一応外資系で、外国人観光客も多数宿泊してるから、ちょっとは安全なんでしょうが・・・
ところでポールは支配層のフツ族、妻のタチアナはツチ族・・
大統領暗殺を契機にフツ族がツチ族を襲撃し始め・・・
彼の周りにも危険が近寄ってきた・・
ちょっとは安全な“ミル・コリン”に家族を連れて行くが・・・
ツチ族=コックローチ(ごきぶり)は殺せ・・・とラジオでは流され・・・
軍人は買収できても、民兵はやばそぅ・・・
そんなこんなで、どんどんホテルにツチ族の難民が押し寄せて来る・・
最初は国連の平和維持軍も来てるしーーー、
メディアも押し寄せて、ニュースを世界に発信すれば・・・
大国が軍事介入してくれるだろうしーーー、
なんて甘く考えていたポール。
でも実際は、
平和維持軍は銃も発砲できないし、
こんなちっぽけな国を助けてくれる大国なんてないし、
支配人といっても、所詮、ルワンダ人=黒人だし、
結局、自分たちでなんとかしなくちゃ・・・と悟るポール。
出来ることはやってみる・・・
逃げてきた人をかくまったら、約1200人くらいになっちゃうし・・
なるべく国外に脱出できるように外国の知人に電話かけまくったり・・
いろんなコネを使ってしのいでました。
そんなポール、
妻子だけ逃がして、ホテルに残ろうとしたり・・・
子供を孤児にはさせたくないから、
もしもの時は、子供を抱いて屋上から飛び降りろ・・・と妻に言ったり・・・
その人柄が、やけに心に沁みちゃいました。
結局、決死の移動作戦で、危険地帯を突破・・・
国連の難民キャンプに逃げ込んで、
義兄夫婦の子供とも再会出来て、無事出国。
数週間で何十万人もの大量虐殺が行われた・・・という近年稀に見る大惨事。
約10年後に映画で事実を突きつけられて・・・何を考えたらいいか。
見た目には全然解らないツチ族とフツ族の違い。
長年の因縁・怨念・偏見・あとなんだろう・・・
ラジオでツチ族を殺せー・・と放送され、殺してしまう集団心理。
いやいや、人間は恐ろしい。
そう、その「人間は恐ろしい」という事をみんなが理解してくれれば・・・
戦争・内戦は起こらないんじゃないかなー・・・なんて考えたひらりん。
是非、この映画を見て、殺しあわない人間が増えてくれれば・・・と思います。
ここまでネタバレ注意↑
ひらりん的この映画の関連作は
主演のドン・チードルものでは
「トラフィック」・「リチャード・ニクソン暗殺を企てた男」・「オーシャンズ11と12」にも出てます。
という事で今回は
人間度・・・
是非見て、平和について考えて欲しい作品ですね。
ところでひらりんも「人気ブログランキング(映画)」に参加してます。
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ワタシも観たのですが、gooブログの方にトラックバックが通らないので(NGワードでしょうか)
コメント残します、、、。
この映画がきちんと公開される事になって本当に良かったと思います、、、
何はなくても、ドンチードル
素晴らしかったですね
この映画が余りにも強烈な衝撃を与えてくれたので、暫らく震えが止まりませんでした・・
最近少しづつ上映館が増えてきて喜ばしいですね~
さわわが観た映画館があんまりいいとはいえないとこだったのでもう一回違うところで観たいなと思ってます 勇気が出せればですが・・・(汗)
こんにちは。こちらで初めまして。
記事にトラックバックつけて下さって有難うございました。
今までずっと公開していなかったので、初TBです(///)
ひらりんさんの映画評、簡潔明瞭で、見ていない人にも、とてもとても参考になると思います。またこっそり遊びに来させて頂きますね。
うちは・・・ちょっと「難しい話」が多いと思いますがw宜しければまた是非足をお運び下さい。有難うございました。
平和ボケしている日本の大人だけでなく、子供たちにも是非見せてあげたい作品ですよね。
いい映画ならたとえ単館であっても観に行くんだという事が立証されましたね。
ネームバリューで全国展開されている作品よりもずっと奥が深く、テーマの重要性を考えても多くの人に観てもらいたい作品ですね。
上映劇場もだんだん増えていってるみたいで、嬉しい限りです。
こう言う映画がヒットすることで、少し未来の可能性が変わったと思いたいですね。
評判が良いので観に行ってきました。
明るくなってもなかなか立ち上がれないくらい感動しました。
遠い国の出来事と簡単に片付けてはいけませんね。
平和な国に生まれたことを感謝しなくては・・・
見て損はしないですね。
遠い国のことだから――と無関心でいることが、何よりも罪なことなんだと痛感しました。
でも、観て良かったです!!
そして出来れば、たくさんの人達にも観て、何かを感じてもらいたいです。
この映画、一人でも多くの人に見てもらいたいと、ブログで2回も書きました( ̄▽ ̄)
今、私たちにできることは、これしかないと思って。
こうしてコメントを書くのは初めてですね。
僕もこの作品に凄い衝撃を受けました。この映画は『観る義務のある映画』だと思います。ブログという自分達の言葉を使って、一人でも多くの人にこの映画を知って欲しいですね。
もっと多くの人に見てもらいたい、そのためには何をすべきか・・・?
地元では2週間のみの上映です。まずは、知人友人、そしてネットで呼びかけていきたいと思ってます。
日本で、署名で上映だとは知りませんでした。
こちらでのレビューが良かったので借りて見た映画でしたが、戦争、人種、いろいろな事を考えさせられる映画でした。
こうして感想を書いているけれど、結局私もルワンダにとっては第三者。大虐殺のニュースを聞いてもしっかり夕食を食べ…とやっていることは他所の人とかわらない。でも自分にできる限りでボーダーレスでいたいと想った映画でした。
まちがってTBしてしまいました。
申し訳ありませんが削除してください。
トラックバックありがとうございます。
観ていて主人公の痛みを共有した思いです。もちろんその背景には大虐殺があるわけですが、何か人間って哀しいなと。嫌なものは見ないという人が多いと思いますが、この作品は観て欲しいです。
ドン・チードル本当いいですね。他の作品も観ようかなと思います。
よろしくお願いします。
ホアキンの言葉、胸が痛かったです。