高松城跡内で最後に訪れたのが上方写真の陳列館です。表に掲げられた
陳列館の文字がある暖簾は捲れ上がっていて、読み辛い状態でした。
陳列館とは耳慣れない言葉でしたが、資料館と言い換えれば分かり易いと
思われます。以下に大変貴重な資料を紹介させて頂きます。他の資料館等とは
異なりここは撮影可能でした。高松市の寛容な姿勢に心から感謝致します。
申し訳ありません。フラッシュをたいたので少し見えにくいのですが、
確かこれは高松城の天守閣に聳え立った鯱鉾だったと思います。
往時の城下町を復元したのと、天守閣を復元したミニチュアサイズの
模型を写真に収めました。なかなか精巧に出来ています。当時の庶民の
生活ぶりを想像してみるのも面白いですね。
高松城の各史跡が重要文化財に指定された際の重要文化財指定書の
原本を写しました。
国宝級の逸品かとおもわれます。複製品か原書か真贋のほどは分かりませんが
大変に貴重な書である事に間違いないと思います。公園のホームページには複製と
謳われています。即ち複製国宝詩懐紙藤原佐理書と紹介されているので複製の可能性が
あります。何れにしましても秀逸な作品であることに違いはございませんのでその筆致の
凄味をご覧下さい。
館内に高松城の歴代城主一覧表と、徳川家康を始祖とする松平家の
系譜図が掲げられていましたので写真に収めました。これをご覧頂くと
徳川家康と初代高松城主松平頼重との関係が一目瞭然だと思います。
今回お詫びしなければならないことは、明確な資料を入手出来なくて、
その為断定的な表現ができませんでした。この点を深くお詫び申しあげます。
以上で陳列館のリポートを終了致します。
次回はトリックアートの世界に皆様を案内致します。