9月8日(水)は日本国民にとって、とても良い日になりましたね。
女子サッカーの北朝鮮戦は、謎のベールに包まれたチームだけに
非常に不気味さを感じていましたが、案の定というか想定どおりと
言うか大変タフな試合になりました。
片や日本チームが明らかに精彩を欠いた動きに見えたのに対し、
北朝鮮チームの俊敏な動きたるや目を瞠る物がありました。つまり
心、技、体において北朝鮮の優位性を認めざるを得ず、試合の大半は
相手チームがボールを支配していました。
当然日本が攻め込まれる場面が多くなり、危機一髪のシーンも
何度か訪れましたが、日本が唯一勝るディフェンス力でなんとか
相手の得点を喰い止めて、後半のハーフタイム終了間際に相手の
オウンゴールにより貴重な貴重な得点を上げました。
しかしながらロスタイムに入り誰もがまず間違いなくこのまま日本が
勝利して五輪出場を確定すると思った矢先に北朝鮮の選手の蹴った
ボールが大きくゴールネットを揺らしました。そしてそのまま試合は
ドローとなり、五輪出場権は中国とオーストラリアチームとの試合の
結果に依って決まることになりました。
そして中国チームがオーストラリアチームに敗れ、他力本願ながら
日本が五輪出場権を獲得しました。
ハードな日程の上に全て僅差の勝利を続け、なでしこジャパンの
疲労は極限ではないかと思われますが、世界王者の誇りを持って
最後の中国戦に臨んで下さい。楽な気持ちで戦い、ここは格の違いを
見せ付けて欲しいと思います。
最後に心からなでしこジャパンを祝福し、今後の活躍を祈りながら今日の
リポートを終了します。