10月15日(水)の札幌は空がすっきりと晴れ上がり、夜になっても透明度抜群の星空が広がっていました。
そこで、久し振りに双眼望遠鏡を持って郊外へ遠征することにしました。
最近、実家屋上の15cm屈折望遠鏡を多用していましたが、【9月26日の新篠津村遠征】で林さん愛用の口径15cm双眼望遠鏡を見せてもらい、暗い空で双眼視をしたくなったのです。
一緒に2台の双眼望遠鏡で星空散歩できたらと思い、林さんに連絡を取ると出張中との返事。
しかたありません。単独で日高の山奥に行こうとしましたが、月が22時過ぎに昇ってくることがわかり、日高までの遠出を断念。林さんの観測所近くで見ることにしました。
夕飯を食べてから自宅を出発し、機材が置いてある実家に到着したのが19時。
機材を積み込むうち、ファインダーの取付金具がどうしても見つかりません。早く出発しないと月出の時刻になってしまいます。金具が見つからないまま実家を出発したのが20時少し前でした。
15日20時40分に新篠津村に到着。
71020311
1996年に自作した10cmF6.4双眼望遠鏡を組み立て、道路わきで星空観望を開始。
40年ほど前に購入したジッツオ三脚+マンフロットビデオ雲台に双眼望遠鏡を載せています。
エレベーション機能付き三脚に対空型の接眼部を使用しているため、楽な姿勢で星空散歩ができます。
上の画像は網状星雲を見ているところで、ナグラー22mm29倍2.8度が一番よく見えました。
71020312CA
網状星雲です。
中央やや右側に写っている大きく淡い半円形の綿毛のようなものが網状星雲です。眼視でも明瞭に確認できます。
上の画像は双眼望遠鏡にコンデジを取り付けてのコリメート固定撮影なので、10秒露出の間に日周運動で星が流れました。
絞りF1.6、感度ISO3200、合成焦点距離800mm、21時43分に撮影。コントラストをかなり強めに画像補整済み。
双眼望遠鏡は調整が難しい反面、単眼以上に星空の素晴らしさを満喫できます。
著名な星雲星団を見ているうち、あっという間に1時間半が経過。気温は+1℃と冷え込みましたが、双眼視での星空散歩は実に楽しい!
71020319
22時20分ごろ、東の地平線から赤い下弦の月が顔を出しました。
久しぶりの双眼観望を22時40分に終了。
おまけの画像です。
71020326
10cm双眼望遠鏡本体(右上)と双眼望遠鏡用に作った【口径26mm・倍率3.3倍・視野19度の対空式ファインダー】(左下)です。
ファインダーを双眼望遠鏡に取り付けるための金具、どこに仕舞ったか思い出せません。
そこで、久し振りに双眼望遠鏡を持って郊外へ遠征することにしました。
最近、実家屋上の15cm屈折望遠鏡を多用していましたが、【9月26日の新篠津村遠征】で林さん愛用の口径15cm双眼望遠鏡を見せてもらい、暗い空で双眼視をしたくなったのです。
一緒に2台の双眼望遠鏡で星空散歩できたらと思い、林さんに連絡を取ると出張中との返事。
しかたありません。単独で日高の山奥に行こうとしましたが、月が22時過ぎに昇ってくることがわかり、日高までの遠出を断念。林さんの観測所近くで見ることにしました。
夕飯を食べてから自宅を出発し、機材が置いてある実家に到着したのが19時。
機材を積み込むうち、ファインダーの取付金具がどうしても見つかりません。早く出発しないと月出の時刻になってしまいます。金具が見つからないまま実家を出発したのが20時少し前でした。
15日20時40分に新篠津村に到着。
71020311
1996年に自作した10cmF6.4双眼望遠鏡を組み立て、道路わきで星空観望を開始。
40年ほど前に購入したジッツオ三脚+マンフロットビデオ雲台に双眼望遠鏡を載せています。
エレベーション機能付き三脚に対空型の接眼部を使用しているため、楽な姿勢で星空散歩ができます。
上の画像は網状星雲を見ているところで、ナグラー22mm29倍2.8度が一番よく見えました。
71020312CA
網状星雲です。
中央やや右側に写っている大きく淡い半円形の綿毛のようなものが網状星雲です。眼視でも明瞭に確認できます。
上の画像は双眼望遠鏡にコンデジを取り付けてのコリメート固定撮影なので、10秒露出の間に日周運動で星が流れました。
絞りF1.6、感度ISO3200、合成焦点距離800mm、21時43分に撮影。コントラストをかなり強めに画像補整済み。
双眼望遠鏡は調整が難しい反面、単眼以上に星空の素晴らしさを満喫できます。
著名な星雲星団を見ているうち、あっという間に1時間半が経過。気温は+1℃と冷え込みましたが、双眼視での星空散歩は実に楽しい!
71020319
22時20分ごろ、東の地平線から赤い下弦の月が顔を出しました。
久しぶりの双眼観望を22時40分に終了。
おまけの画像です。
71020326
10cm双眼望遠鏡本体(右上)と双眼望遠鏡用に作った【口径26mm・倍率3.3倍・視野19度の対空式ファインダー】(左下)です。
ファインダーを双眼望遠鏡に取り付けるための金具、どこに仕舞ったか思い出せません。
網状星雲は見た事がありません。観えるのですね。
網状星雲は場所さえ知っていれば、7倍50mmの双眼鏡でも存在が確認できますよ。
ただし、天の川が見えるような暗い空というのが条件です。