姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

中学2年生向け講演の概要と感想をまとめた保健だより「友だちコーチング」

2019年02月07日 | 保健室コーチング

1年生に引き続き、福井県の中学校での学校保健委員会のまとめ保健だより2年生もアップしました。

2年生では、「友だちコーチング~お互いのチカラを引き出そう~」というテーマで、

友だちから相談を受けた際のコーチングコミュニケーションの方法について、

お伝えしました。


悩み相談=カウンセリングという考え方は、まちがってはいないのですが、

桑原が現場で感じたことは

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多くの子どもたちが「共感と同一化」の区別がつかないことで、

問題を複雑化させたり、別の問題を引き起こすことがあるという現実
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コーチングの視点を取り入れた傾聴や相談は

感情ではなく、行動にフォーカスし、相手をかわいそうと思うのではなく、相手のチカラを信じて引き出していく

というスタンスで行います。

ピアサポートという名称ではなく

ピアコーチング(仲間同士のコーチング=友だちコーチング)として中学生にお伝えしています。


今回は、

・友だちの相談を受けた時に、気を付けること

・「友だちが困ったときや、何かを達成したいとき、その人の行動のサポート」や「その人が自分で考えて行動できるような質問をする」というサポートの方法

・サポートする際の「目標設定の方法」「実際のスモールステップコーチングの方法」

・講演の後、各教室で、実際にコーチングの練習を行っていただきました。


こちらも1時間の講演ですべて完結するものではなく、

そのあとの現場で、生徒のフォローアップの指導ができることが

必要です。


そのため「友だちコーチング」の講演は

保健室コーチングアドバンスコース受講生の学校でのみ、お受けしています。


https://hoken-coa-joint.net/2019-02-07-2/


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