(一社)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー 桑原朱美です。
今日のテーマは
「妖怪サッシ手ちゃんと妖怪マイッカちゃん」です。
先日、面白いことがありました。
ある友人から
「●●について、Aさん、どうするかな」
という、メッセージがありました。
桑原「わかんない」
友人「そろそろ、最終決定したいと思ってるんだよね」
桑原の心のつぶやき
(ん?これは、私に~さんに、意向を聴いてほしいってことかな。
妖怪サッシ手がでてますな。
本音は、「で?」と返したいところだけど
どうしよう。うーん。どうしよう。ま、いっか。)
桑原
「じゃ、私から聞いてみればいい?」
友人
「お願いします~」
もちろん、問題なく、ことは進んだのですが
本音で対応しなかった自分に もやっとしたので、
このやり取りについて、友人に、伝えました。
「このやりとり、面白いんだけど」
(これも、妖怪サッシ手だな)
友人からは、
「こりゃ、妖怪だわ」 と(笑)
桑原も
「妖怪サッシ手と妖怪マイッカだよね」(笑)
お互い信頼関係でつながっているし
妖怪についても理解しあっているので
本音を伝えました。
友人は、「Aさんに聞いてみて」というのを
躊躇して、遠回しに言ってくれたのだと思います。
あとから、本音で伝えあったので
笑いに変わりました。
(あとから、ちょっとへこんだと知りましたが・・・)
それでも、信頼して、
ちゃんと本音を伝えあえるって素敵
とあらためて思いました。
こうしたやり取りって
お互いが本音を明確に伝えあわないままでいたら
「こちらの思いを察してよ」
「はっきりどうして欲しいのか言ってよ」
という もやもやにつながりますね。
そうなんですよね。
お互いがお互いを気遣ったコミュニケーションであっても
本音を言わないままでのものであれば
もやもやにつながるんです。
日本人は、こうしたやりとりが
多いように思います。
保健室コーチングでは
「物わかりの悪い大人になれ」と伝えています。
桑原のもとには受講生さんをはじめとして、
メルマガ読者さんからも
たくさんのメールが届きますが、
中には、何が言いたいのか
わからないのものや
こちらが察して動くのを期待しているのか?
ただ、聞いてほしいだけなのか?
わからないものもあります。
こう書けば心配して
相手が何かしてくれるだろうという
求ているなと感じるものもあります。
基本的には
「で?」と返しますね。
または、既読スルー。
「ちょっと聞いてほしかっただけなので
先生、返事はいらないです」という
明確なものは、読んでいてももやもやしません。
あるいは
「これをお願いできますか」とはっきりしているものには
「YES」「NO」を答えることができます。
小中学生向けの講演で「生きづらさ妖怪」を
紹介すると、
子どもたちが反応するのが
「妖怪サッシ手」です。
はっきり言わなくても、
相手が意図を察して動いてくれたら
相手は「いい人」
自分の意図通りにうごかないと
「冷たい人」
相手に求めて期待するから
自分の期待通りに相手が動かないと
絶望したり怒ったり。
そうると出てくる
「妖怪 くれなイモん」
妖怪くれなイモんを生み出すのは
「妖怪 ツクシてあげ騎士(ナイト)」
前述の友人には、あれこれ説明しなくても
分かり合うことができたのは
妖怪という「共通言語」があったから。
自分の思考パターン
行動パターン、コミュニケーションパターンを
楽しく客観視できる妖怪本の人気の秘密は
やはり「共通言語」が生まれるからだと
再認識した出来事でした。
今後も新しい「妖怪グッズ」が続々と
発売されます!
どうぞお楽しみに★
妖怪シリーズの教材は
こちらから
それでは今日も
素敵な1日を!
この記事は、メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」
2022年4月22日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。