姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

【講座の感想】「前とどんなところが違うのかな?」の質問に生徒がぐるぐるし始めた

2023年01月11日 | 保健室コーチング

(一社)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー
桑原朱美です。


今日のテーマは
「【講座の感想】前とどんなところが違うのかな?の質問に生徒がぐるぐるし始めた」です。

 

保健室コーチングアドバンスコース第5講の感想 その8です。

感想をくださったのはM先生。
ちゃんとやらなければという義務感をもつことなく、保健室でのかかわりも、
楽しんでいらっしゃる様子が、講座内のシェアなどからもうかがえます。

 

感想の中にもありますが、生徒の「僕、今大丈夫なんです!」という報告に対しても、
「前とどんなところが違うのかな?」と、すかさず確認質問をされているあたり、とても興味深いです。

 

元気なら問題ないとそのままにしてしまいがちですが、その違いを確認することで、
本人は脳の中で、無意識領域に焦点を当て、これまで見落としていたこと、
認識していなかったたくさんの宝に気づき、情報を整理していきます。

 

だから、ぐるぐるするのですが、
つまりは、これは「空白の原則」によって、脳がその空白を埋めるべく情報収集をしている状態。
この原則を知らないとこの時間が待ちきれず、ついアドバイスをしたり、
支援者によっては「相手を困らせてしまった」と自分を責めてしまうことがあります。

 

しかし、こうした質問は、思考を刺激します。
そして、それを言語化することは、思考力、メタ認知、主体性ともつながっていきます。
原理原則がわかっているは、表面的な相手の反応に左右されないということにつながります。
M先生の感想、とても面白い視点です。ぜひ読んでみてください。

 

なんということでしょう。ただいま第6講開始20分前です。
ようやく感想を書く気持ちになりました。オンラインADの有難いところは、
月1ペースで自分の実践を振り返ることができて、より日常の中で保健室コーチングを意識して生活できることだと思っています。


それが…中だるみました。第5講で行った内容が日が経つごとに思い出せず、
初めてアーカイブを視聴…したのもさっきのこと。

何のために確認質問をするのか。その答えが1か月たつ現在も言葉にできずにいます。

確認質問が苦手というより、感覚的に自然と使っている、と、思、い、ます。
(毎日自分に質問カードしていることもあって、どんな質問をするかに迷うこともないです。それこそが自分の思い込みでない限り…)

それを言葉にする!のが大切だとは思いつつ、言葉にしないのは自分自身が抵抗しているのか疲れているのか。たぶん両方ともあります。
そんな中だるみな気持ちだからか、この11月は生徒からの相談件数が多かったです。2週間で10件以上。

結局、第6講開始までに入力が間に合いませんでした。ここからは、6講が終わってからの5講感想になります。

先ほどの相談についての話ですが、その中で継続的に相談しに来室する中3男子。
最近感情の波が落ち着いていて「僕、今大丈夫なんです!」という報告に来たのですが、
せっかくなので「前とどんなところが違うのかな」等振り返りをしました。

私から見ると、彼自身が”待ちの姿勢”を学んで実践していることが大きいように思うのですが、
本人は「なんだろう!?何が違うんだ!?」とグルグルしていたのがまた興味深かったです。
あえてそのことは言わずに「それを言葉にして自分の中に落とし込めたら、これからの人生の強みにもなるんじゃない?」
なんて言葉をかけながら
「我ながらなんちゅー特大ブーメラン」と思いました(笑)
自分は、自分が思う確認質問の本質を言葉にできていない&ちょっくら放棄しているというのに。
これについては6講の感想の方で挑戦してみます。アーカイブを見た後に!

そうです。第5講の収穫は「アーカイブがめっちゃ面白い」と気づけたことです。
今まで何となくめんどくさい気持ちがあって見たことがなかったアーカイブ。
一度受けた講座も再度見て聞いて振り返ることで、初見の時は頭ボーーーーッで過ぎてしまった個所も「そうだそうだ、そういや(日常で)こんなことがあったな」「あ、前は”わかったようなわからんような”な部分がわかるわ!」と気がつくことが出来ました。
改めて自分がKタイプ多めな人であることを実感したといいますか。
なので、第6講もしっかりアーカイブを見て自分の日常に&養護教諭としての自分の日々に「そういえば、ココとつながる!」を増やして、自分の言葉で語る挑戦をします。


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