「カウンターのふたり…赦しを乞う人」
観ました
義理の親子の関係でも、とてもお互いを思いやって、とてもいい関係なのに…。
義理の息子が結婚するとなると、ふたりは「またいつかどこかで会おう」の関係になってしまわないといけない
もう、一緒にふたりにとって大切な大切な人のお誕生日をお祝いするわけにはいかない。
彼女が生きていれば、3人で楽しく、ずっとずっとお祝いできたのに。
彼女が生きていれば…。
ふたりとも古い携帯電話を使っていて、その携帯には彼女の声が残っていて…
とても悲しいお話だけど、
人間は、前を向いて生きていくんですよね~
志賀さんがよかったです
そして、竹財くんも心優しい青年役がとてもよかったです。
これからの長い年月を死んだ彼女を愛するだけで生きていくなんて淋しいです。
竹財くんの「すみません」が心に沁みます。
難しい役ですよね~~~
ふたりの涙が、娘を失った、彼女を失ったふたりの悔しさを物語っているのかな。
人間って悲しいな。
でも、素晴らしさも、温かさも、いろいろなものを感じました。
すごいドラマだ…
心の演技…だったんでしょうね。
心で役をつかむというか…
竹財くんにとって、とても素敵なお仕事だったんだろうと思いました。
わたしも、この間、自分が死ぬかもしれない…と思った時に(大げさ)
「ごめんね。こんなに早く、逝っちゃうなんて思ってなかった。子供が育ったら、再婚しなよ」
という遺言をパパさんに本気で言ってました
そういうもんだと思います。
でも、自分は再婚とかしないで生きていこうと思ってますけどね~(気楽に)