サクリファイス | |
近藤 史恵 | |
新潮社 |
また、本の画像ですね
お正月に実家へ行ったときに弟に借りてきた5冊の最後の1冊が読み終わりました。
この「サクリファイス」は、弟が「これは、お勧め」と太鼓判を押してくれただけあって、面白かったです
あまり、よく知らない自転車のロードレースのお話なんですが、最初の1ページ目がすごいインパクトなので
「どうして、こうなっちゃうの???」
と暗い気持ちで、でもやっぱり知りたくて読み進められます。
「サクリファイス」って犠牲という意味…。
主人公が自分が勝つためでなく、チームがチームのエースが勝つために頑張ります。
自転車のロードレースは、そういうスポーツなんだそうです。
アシストという人達がいるんです。
そんな、主人公をだんだん応援しちゃう自分がいるのですが、1ページ目の場面が不吉なイメージで襲いかかってくるので(笑)
読んでいる途中で、長男に、
「この本は読んでいて、つらいわバッドエンドに向かって読み進めなくっちゃいけないんだから~」
と弱音を吐いたほどです
でも、読み終わると、とっても面白かった
けっして、ハッピーエンドではないのですが
ラスト二転三転と、転がっていき、驚くべき(大げさ?)真相にたどり着くんで…
暗い気持ちになってしまう途中も、
内容がよいので、(主人公の活躍ぶりが爽快です~)
暗い気持ちになっちゃうわけで…。
どこかで、見かけて、読む機会があったら、是非
弟に借りてきた5冊は、
「ノルウェイの森」上・下
「八日目の蝉」
「小さいおうち」
「サクリファイス」
でしたが、、だんぜん「サクリファイス」が面白かったです
書かれている内容も、よかったかな~~~
肯定はできませんが、そういう生き方の人もいるかもしれない…と思いました。
竹財くんのスタッフブログが更新されて、真剣な打ち合わせ中のお姿を拝見しました
スタッフブログ、彦さん、ありがとうございます
お仕事やってらっしゃることがわかって、ちょっと安心
頑張れと遠くからですが、エールを贈りたいと思います