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2020年 ドルビービジョンとHDR10を本気で比較!

2020-06-10 23:55:31 | UHD
要約: ドルビービジョンとHDR10とは何でしょうか? そして両者はどう違うのでしょうか?この記事では、ドルビービジョンとHDR10に関する詳細な説明、そのコンテンツをコピーして再生できるいくつかのツールをご紹介します。

パート1:Dolby Vision vs. HDR10
この10年間、テレビの世界に劇的な変化が起こり、 CRTからLCDに移行し、そしてついにLEDが登場しました。 現在、HD、フルHD、4K HDR TVを含め、ビデオ品質をめぐって繰り広げられる競争が白熱化しつつあります。古いコンテンツは、現在「SDR」または標準ダイナミックレンジとして知られていますが、他にTechnicolor HDRやHLGのような新しい技術も相次いで登場してきましたが、今は採用率がやや低いので、本文はそれを脇に置いておき、Dolby VisionとHDR10についてのみご説明します。




ドルビービジョンとHDR10の比較を行うには、まずは基本から始めましょう。
1. 4K HDRとは、オープンソース開発であるため、メーカーはHDR10を無料で使用できます。 一方、Dolby Visionは独自のソフトウェアであり、各メーカーはお金を支払ってそれを入手するため、顧客のコストもそれなりに増加します。したがって、HDR10よりDolby Visionの方はテレビのコストが高価になります。

2. 現在、HDR10およびHDR10+ TVはほぼ、サムスン、ソニー、パナソニック、ハイセンスによって製造されたものですが、Dolby VisionテレビのほとんどはLG、そして少数はPhilipsとTCLによって製造されています。

3. HRD10とDolby Visionの主な技術的な違いは、HDR10には静的メタデータが含まれているのに対し、Dolby Visionは連続したメタデータストリームをテレビに提供することです。このメタデータにより、画面のレンダリング方式に関する指示をテレビに与えることができます。HDR10はこのデータを開始時に1回だけ提供するため、指示を平均化する必要があります。それによって、昼のシーンと夜のシーンを問わず、ビデオ全体の品質が多少損なわれます。Dolby Visionの場合、フレームごとにメタデータを持たせて、シーンごとに輝度を動的に設定し、テレビで最高の状態にすることができます。

4. Dolby Visionの12ビットカラーに対し、HDR10には10ビットカラーがサポートしています。ただし現時点では、12ビットカラーをサポートしているテレビは事実上ありません。ドルビーは、現在の画面をサポートするために10ビットにダウンサンプリングしていると主張しています。

5. 論理的に言うと、HDR10は1,000ニット、そしてDolby Visionは10,000ニットでコンテンツを表示できますが、しかし実際のところ、Dolby Visionの方はピーク時の輝度が4,000ニットしか再現してしません。

6. HDR10とDolby Visionは下位互換性がありません。これは、SDRコンテンツの再生用に製造されたデバイスで4K HDRコンテンツが自動的に再生されないことを意味しています。したがって、一部の4K HDR品質のライブストリーミングコンテンツは、サポートしていないデバイスで再生することにならないように、供給者にHDRとSDRとの間の切り替え機能に対応しているかどうか、またはハードウェアがHDRをSDRに変換できるかどうかを予め確かめてください。

7. 両者の共通点について、どちらの形式も4K(3,840 x 2,160)の解像度を持つテレビ、DCI-P3色域を90%以上カバーするディスプレイ、および10-ビットカラーフォーマットが必要となります。

ハイエンドテレビを購入する予定の方は、ご希望のHDR形式を決める必要があります。 HDR10とDolby Visionの両方を搭載したテレビもありますが、どちらか一方のみを搭載したテレビを選んだ方が費用が抑えられますので、必要に応じて選択しましょう。通常であれば、Dolby Visionに対応するほとんどのテレビは、HDR10も同時にサポートしています。
選択を決める前に、HDRコンテンツだけをサポートしているか、または実際に最低限の技術仕様しか利用していないかに、注意を払ってください。多くのメーカーはテレビに「4K UHD」とラベル付けしていますが、本当のところはパネルのみが4Kであり、テレビ自体はHDRすらサポートしていません。ちなみに、8ビットではなく、10ビットパネルであることを必ずチェックしてください。 製造業者は、通常の8ビットのパネルよりもコントラストがはるかに優れたが、10ビットのパネルに達していない輝度のパネルを提供する場合があります。
上記の説明は、Dolby Visionがより良いビデオ品質を提供する理由を明確に示していますが、HDR10が完全に役に立たないというわけでもありません。 実際のところ、訓練されていない目である限り、同じテレビでビデオの種類を見分けることが極めて困難です。 ブルーレイには8ビットの色深度しか含まれていないため、新しいテレビで再生しても視聴体験は向上しませんが、HDR10対応テレビでも案外良い成果を生めるかもしれません。
Dolby VisionとHDR10を通じてテレビを比較した場合、間違いなくDolby Visionが勝者という結論を簡単に出せます。 とは言うものの、HDRにも多くの改良が加えられており、現在のHDR10+は、静的メタデータの問題に対し、メタデータの連続ストリーム、4,000ニットの明るさ、および10ビットの色深度を持てるように力を入れています。それでも、Dolby Vision vs HDR10の対決において、勝者が明らかにDolby Visionであることに変わりはないはずです。

パート2:4K UHDブルーレイのHDR10 /ドルビービジョンを保存/再生するDVDFabソリューション
4K Ultra HDコンテンツとプレーヤーの人気が高まるにつれて、次世代の4K Ultra HD ブルーレイ映画が大幅に増加しています。 このような映画のコピーを保管するために、互換性のあるドライブに保存した方が良い考えです。 そして、元の4K UHD ブルーレイのHDR10 / Dolby Vision品質を維持できる最高のUHDコピーツールであるDVDFab UHDコピーをお勧めします。DVDFab UHD コピーでは、メインムービータイトルまたは4Kコンテンツのディスク全体をコピーし、フルディスク、メインムービー、クローン/書き込みの3つのモジュールを提供して、1:1ロスレスまたは圧縮ISOファイルとして保存できます。高度な圧縮技術により、4K UHD ブルーレイ映画全体を2160pの画質を維持しながら、空のBD-50 / 25ディスクに書き込み可能です。空のBD XLディスクに比べて、BD-100ディスクに焼き込んだ方が、費用を大幅に節約します。



DVDFabシリーズの中で、DVDFab プレーヤー 6という、メニュー&HDR10をサポートしている4K UHDメディアプレーヤーが含まれています。このプレーヤーには、PCとTVの2つの再生モードが提供されています。そして、個人的な好みに応じて、その外観をカスタマイズできる色とりどりのスキンも用意されています。すべての標準と4K UHDビデオの再生、およびHDR10ビデオ再生とHDオーディオ出力もサポートしています。ただし、ブルーレイから最高のHD体験を得るには、高品質のハードウェアを使用しましょう。
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