谷渓谷

かんちゃそ谷のさらに奥底。「ハードコアで子供達に笑顔を」FOXYUN RECORDSの提供でお送りします。

個人輸入!(死語

2004-09-02 00:40:28 | Weblog
今では大分あたり前な感じもしますが、個人的に1997年ごろから海外での買い物をしている。
Amazonなどもまだ日本では無名だった頃の事だ。

「いったいわざわざ何を買うのよ?」と問われればこういうブツを輸入しているのです。現在進行形。

国内では首都圏・大阪・極一部レコード店にしか流通しないので、大量に買い付ける場合は国内で通販するよりも個人輸入した方が安上がりだし、直接販売元に利益を入れられるのである。オランダの音楽業界は日本とは違って、レコード店が日本でいうレーベルを兼ねるような形で成り立っている所が多かったようで、今でも日本とは違いどこの店に行ってもCDを扱っているという状況にはなっていないようだ。「そのCDは**レコード店系列だよ」という感じか。元がそんな感じなのでそうそう外になど流通しないのだ。直接買い付けるしかないのである。

一時は国内のディスコからクラブシーンにかけて流行したジャンルであるが、メディアに取り上げられなければすぐに廃れる日本風土により、今ではごく一部の人にしか愛好されていない。継続的に聞いてる人が100人いるのかどうかすらあやしい。

で、せっかく個人輸入して買ってるんだから、情報を載せて愛好者の手助けにもなればと、ちょっと前までは共同購入などもしていました。「東日本一のミッドタウンバイヤー!」といういい加減な称号もいただきました。ぷ。

笑えるのは、最初にコンタクトした時に卸価格で売ってもらった事があった。レコード一枚600円くらい。
当時はヨーロッパの通過がユーロ切替を目指している頃で、送金に使っていた郵便局では現地よりも先にシステムがユーロに切り換わったりして、現地通貨とユーロをこっちで計算して送金したりしていた。金融業でもないのにオランダギルダー(NLG)の動向にはやきもきしてました。ぷ。

運良く何店か優良な店にあたり、熱心に簡単な雑談なども交えながら個人輸入をこなしていたのだが、1~2年後に遂に落とし穴にハマってしまった。
今でもあるかどうかは分らないが、ホームページを持っていない小売店が集まった寄り合いサイトを発見して、ホイホイとカード番号等を登録して利用してしまったのだ。うち1件から中古レコードを購入した1週間後くらいに異変が起きた。夜に突然カード会社の調査部という所から電話が来て「お客様のカード番号に対して海外からの不審な照会が頻繁に来ている」という内容のもので、「このままだと不正に利用される可能性が高い」と言われ、とりあえず海外からの利用は停止してもらうという処置をとってもらった。
だがしかーし!。その後に届いた請求書には見覚えの無い請求が数件、合計で10万円弱の利用が刻まれていたのであった。速攻でカード会社の窓口に電話するも、担当者が知らなかっただけなのか社内でも秘密扱いなのか先述したような部署の事を知らなかったようで「対応を確認してお電話します」という事であった。
しばらくして、聞き覚えのある担当者から連絡が来て、「請求されてしまったのはこちらのミスです」という事で、不正請求分は翌月に全額補填された。

なお、そのカードは直後に失効手続きを行って新たな番号で再発行してもらった。が、郵便局と一緒のカードだったので、その辺の連絡がうまくいかずに出張先で色々とトラブルを引き起こしたのであった。

秋田で所持金1000円で金をおろせなかった時は焦りました。ぉ。

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