谷渓谷

かんちゃそ谷のさらに奥底。「ハードコアで子供達に笑顔を」FOXYUN RECORDSの提供でお送りします。

仙台の麻婆豆腐ベスト3

2010-01-04 20:58:46 | うまい
2004年頃に無くなった仙台駅中にあった四川龍記。大阪市千里にも店があったらしいが、そこも2007年頃に店じまいしてしまったらしい。

ここの麻婆豆腐の味が忘れられずに自分でも麻婆豆腐を作るようになって早や5年が経ちましたが、遂に仙台でも赤黒くおいしく口のシビレる麻婆豆腐の店を開拓しました。四川風なのか重慶式というのか詳しくは分かりませんが、お気に入りの店を記します。

3位 天府仙臺@宮千代(てんぷせんだい)

仙台駅から東側へ向かった工業地と住宅地が混在する裏通りにあるお店です。
画像は麻婆豆腐定食で800円くらい。昼時には近隣からのお客さんで結構賑わうようです。夜も同じ値段で提供しています。
なんといっても日本式には無いこの黒々とした麻婆豆腐が食欲をそそります。辛さは普通ですが、食してしばらくするとドッと汗が出てくる事からスパイスが豊富に含まれているのが良く分かります。個人的にはもう少し辛いとベストですが、車で気軽に行けてこの味が楽しめるのはポイントが高いです。そしてボリュームがあります。
座敷4人2卓、机2人1卓、カウンター5~6人といった感じ。日曜日が定休なのがちょっと残念ですが、ご主人お一人でまかなってますから致し方なし!。頑張っていただきたい!!

2位 五香路@エスパル(うーしゃんるー)

仙台駅に隣接する駅ビルであるエスパルの1階にあります。
たまたま通りかかって店頭の掲示を見て気になり、後日入ってみたら当りだった店です。これを書くにあたって検索したら都内にも店舗があるようですね。
画像の石焼き麻婆豆腐のセットで950円だったかな。やや高めに感じますが、手作り杏仁豆腐が付いてます。デザートを頼む手間が省け女性にも良いかもしれません。そしてこの店の最大のポイントは筆者の好きな麻婆豆腐のポイントである「花椒」が卓上に置いてある事です!。基本はあまり辛くなく物足りない感じですが、卓上の花椒をガリガリとまんべんなく振りかける事で自分好みのシビレ具合に出来ます!
見えた範囲でカウンターは無く4人10卓ほど。混んでいなければある程度の人数で大丈夫そうです。

1位 囍龍@マークワンビル[パルコ](しーろん)

仙台駅前に2009年開業したマークワンビル(パルコ)1階にあります。
気になって入ってみたら、全く駅中にあった龍記を思い出させる画像の麻婆豆腐が出てきて涙目になりました。スタッフさんに聞いた所、以前現地で営業していたバナナ餃子の「バラ」を営業されていた方の後継さんが調理担当だそうです。
残念ながらバラ時代の麻婆豆腐は食べた事が無いのですが、この赤黒く標準でいい具合に口がシビレる麻婆豆腐ではベストなお店です。ランチで900円程だったと思います。そして麻婆豆腐だけでなく、塩辛く無く塩梅のいいザーサイに、上品なスープの味まで龍記そっくりです。白い器も。一部需要があったチャイナの店員さんは居ませんが(笑)
ざっとカウンター4席と4人5卓ほどといった感じでそれほど広くはありませんが、落ち着いて味わえるシック?な空間になっています。


以上、2009年末までに仙台市近郊を食べ歩いて探し求めた口がシビレる麻婆豆腐のお気に入り店を紹介しました。お近くで腹が鳴った際には立ち寄ってみてください!

無くなった四川龍記は調理人とホールの間で中国語が飛び交っていて「仙台駅なのに中国か!」みたいな雰囲気も好きでした。隣接してた高そうな方にも入ってみたかったなー。

手ぶちうどん吉平(宮城県仙台市泉区)

2009-11-03 21:02:50 | うまい
仙台、、、といいますか東北は元々そばが主流な土地柄で、少し前の電話帳で「うどん屋」を調べてもチェーン店の得々しか無いくらいでした。
昨今の讃岐うどんブームで、仙台にも花まるうどんや、最近では丸亀製麺など進出してきましたが、それまで仙台市内で数少ない「うどん屋」で頑張っている吉平さんです。しかも「手打ち」ではなく「手ぶち」です(笑)

どうやら「武蔵野うどん」というのが元のようで、ご主人が本当に「びたん!びたん!」と生地をぶっています。それによって讃岐うどんのコシをも凌駕する、この濃密な歯ごたえの太麺になります。画像は秋メニューの「舞茸汁うどん」(大盛)です。定番は「肉ねぎ汁」で750円。
この太く濃密な麺にマッチするのが、これまた濃く甘いつけ汁。熱々のつけ汁に冷たいうどんを通してすすると、この温冷のギャップがよろしい。麺は見た目は大した量に見えませんが、密度が尋常ではないので普通盛りで十分です。他店の調子で大盛りにすると結構腹にこたえます(笑)。それでも店内のメニューには1kg盛りなどという字面もあり興味をそそります。
かなり濃密な太麺なので好みは分かれるかもしれませんが、普段通いにも良いですし、お客さんを連れてきても面白いかと思います。
店内は、テーブル4人+2人:座敷4人x2:カウンター4人、くらいで、時間帯によっては混む場合もあります。

「手ぶち」と奇をてらったようなネーミングですが、ご主人は非常に実直そうな方です(笑)

そば処田舎(宮城県名取市)

2009-11-03 20:38:48 | うまい
名取市は4号バイパス沿いのケーズデンキ敷地内にあるそば処田舎さん。
大型店の敷地内にあるからと侮るなかれ、名取市内では一番リーズナブルかつおいしいそば屋さんです。現在地に移転する前から通ってます。

写真の親子丼セットは650円で親子丼とそばがセットで、どちらも非常に美味。そばは温かいものと冷たいものが選べ、うどんにする事も出来ます。もちろん、そばもうどんも店内で打っています。このうどんも稲庭のように細めでこしがありおいしかったりします。ご飯ものセットでは他に、かつ丼や天重などもあります。

個人的に良く食べる親子丼セットを語ってしまいましたが、もちろんざるそばや天ぷらそばなどメニューは温冷に豊富です。鍋焼きうどんなどもあり、コーヒーも飲めたりします。とにかく何を頼んでもハズレがありません。平日には700円前後で定番と日替わりのセットメニューもあったりします。

友人や親類が来た際にも利用させてもらっていますが、誰一人として不評だった事はありません。職場に出入りしている業者さんに教えた事もあるのですが、後日わざわざ「本当においしかったです!」とお礼を言われた事もあります。強いて否定的なコメントをするとすれば、細めのシャッキリしたそばなので、山形風板そばなどが好きな方には合わないかもしれません。
店内は、テーブル4人x4:座敷6人x3:相席テーブル6人、ほどで、平日の昼時は混み合う時もあります。

こういう所で紹介してあまり混んでも困るのですが、これからも通い続ける事必死なそば屋さんです。
書いてて「明日も行くか!」と食べたくなって来ます。本当に毎日通うことも出来る良いお店です。