谷渓谷

かんちゃそ谷のさらに奥底。「ハードコアで子供達に笑顔を」FOXYUN RECORDSの提供でお送りします。

SONY Xperia SXに至るまでと備忘録

2013-06-16 12:19:56 | 仕事遊び
2012年2月頃から借りたXperia X10 miniに格安イオンSimを挿してAndroidで遊び始める。
面白かったので自前で欲しくなり6月にXperia miniをebayで購入。香港の業者に「ST15aだろうな?」と念を押してST15iが届いた。16000円くらいだったか。林道や温泉など山奥に行く事が多いのでdocomoのプラスエリアで使いたかったのだが、、、。
そのまましばらく快適に使っていたが、夏場になりST15i特有らしい本体温度が上昇するとガクガク震え出す奇病が発祥。これはアカンとXperia Rayを7月にAmazonで購入。サクサク感は足りないものの、海外ST18iのROMに入れ替えて比較的長く2013年5月まで使った。零くんとか言ったりしてな。

9月にはプロバイダが始めた格安Simも契約。イオンSimは速度がかなり遅かったが、IIJ系となり体感速度がほぼ倍になり零くんが非常に満足に使えるようになった。イオンSimは1年経った所で契約を終えIIJ系Simに一本化した。

そして2013年5月。Xperia SX欲しいなーとつぶやいていたら、ほぼ新品を格安で譲って貰える事になった。SONYの新作も発表されて発売されれば安くなるかなーと思っていたが思いがけずにゲット出来た。世の中言ってみるもんですね。

しかしここで大きな問題が発生!。零くんは標準Simだったが、SXはmicroSimだったのだ。再度イオンSimを契約しようか他の格安Simを買おうかと悩んだが、費用と管理の手間を考え結局手持ちのSimを交換する事に。サポートからは「しばらく使えない期間が発生する」と言われて少し悩んだがはんだやレイブも終わり落ち着いた時期に申し込み。結果的には現Simの回線が切れて新Simを入れるまで24時間ほど使えない状態になっただけで済んだ。6月11日の夕方頃に回線が止まり、翌12日昼ごろには自宅に新Simが届いていた。

そしてここからSXの機能改善の備忘録である。

SXは国内限定品ため、docomo縛りに対抗するには海外ROMは存在せず入れ替えは出来ないためroot化するしか無い。なぜroot化する必要があるかというと主に以下の2つの不満点がある。

・格安Simでデザリングが出来ない
・シャッター音が消せない

デザリングの縛りはもう時代錯誤も甚だしいとしか言い様が無い。Simロック解除する時点で対応すべきではないか。シャッター音はチェックインアプリ等で飲食店で音が出るのが恥ずかしい。盗撮対策という意味は分かるのであるが、、、。

以下やった事。

●1 root化

キューブ実験室: 【Xperia GX SO-04D / SX SO-05D】7.0.D.1.137における数クリックroot取得

要するに管理者権限を使えるようにして内部のファイルや設定を変更出来るようにする。こちらのサイトを参考にWindows上からBATプログラムを実行する事で簡単に出来た。

●2 シャッター音制限解除

Xperia SXのroot化後(Xperia GXもほぼ同じ)に行ったこと!: くろきりのブログ

root化して管理者権限が使えるようになったら、ESファイルエクスプローラーというアプリだけで操作が完了できる。ES~の最新版は以前と見た目やメニューが大きく変わっている。左上のメニューからRootエクスプローラーという機能で、本来は変更が出来ない/system等の内部ファイルに書き込み権限を与えてから設定ファイルを変更すれば良い。/system/build.propの一部を書き換えて再起動すれば完了。

●3 デザリング制限解除

XPERIA GX / SXをroot化し、テザリング時の「APN強制変更」を無効化する方法。 – すまほん!!

少し手こずったのがこちら。/system/etc/customization/settings/com/android/settings/custom_settings.xmlの一部を書き換えるのはES~だけで完了できるが、/data/data/com.android.providers.settings/databases/settings.dbの書き換えはそれ専用のツールを使う必要があるので、パソコン上等にファイルを持ってきてから変更する必要がある。
自分の環境では何故かSQLite Database Browserでsettings.dbを開くことが出来なかったが、PupSQLiteで開くことが出来た。データのやりとりが悪かったのかパーミッションの設定かと色々と試したがツールの相性が原因だった。また、ファイルの書き換えの際にパーミッション設定の変更をしろと記述があるが、ES~を使う場合は端末に書き込む際にだけ、Rootエクスプローラーで「R/Wマウント」から/systemをR/Wに変更、書き込み後は「R/0」に戻してやるだけで大丈夫です。たぶん。


今回の作業で他に参考にしたサイトはこちら。
ESファイルエクスプローラー Ver3の使い方まとめ。 - Android(アンドロイド)おすすめアプリ・カスタムニュース|AndroidLover.Net

久しぶりにガジェットいじりをして面白かった!
上記一部サイトでも書いてたけど、つまらない縛りのために機能を制限するのはそろそろ終わりにして欲しいですね。選択肢が多い時には逆効果でお客さんに逃げられちゃいますよdocomoさん。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown ()
2014-01-02 14:52:53
root化して設定を変更していると最新ファーム(末尾103)にアップデート出来ない現象がありましたが、シャッター音の設定を元に戻して実行したところ無事にチェックを通過しました。
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Unknown ()
2014-01-03 12:17:48
root化の権限は残ったままのようでしたが、ESファイルエクスプローラーの動作がおかしく再インストールしてもOSごと再起動してしまう上京だったので103対応のroot化を充ててES~を再インストールした所落ち着きました。
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Unknown ()
2014-03-29 20:02:26
103化してデザリングは当面必要ないと放置していたが、ようやく必要かとsetting.dbをいじってみたら危うく文鎮化しそうに。起動時ロゴがループして起動しなくなった。超焦った。

flushtoolsで古めのftfへフル初期化(半端に設定を残そうとすると脱ループできず)してから103にアップデート。そこから初期設定を行ったらdocomo/Xperia仕様の選択が出来て以前よりスマートに脱docomo仕様に出来た。
そこからGoogleのアカウントを追加すればアプリは自動的に再インストされてある程度は復元出来た。
しばらく様子見してこのままで済めばバックアップとか必要なく復元できそう。メモメモ。
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