谷渓谷

かんちゃそ谷のさらに奥底。「ハードコアで子供達に笑顔を」FOXYUN RECORDSの提供でお送りします。

LANTANKディスク障害

2008-02-20 10:36:23 | Weblog
2005年7月に導入したLANTANK。RAID1のミラーリング構成でこれまで順調に動いてきていたが、何度かシステムディスク側(hda)のRAID領域が外れたりしていた。
気づいた度に再構成を実行してきたが、先日ディスクの一部にエラーが出ている事に気づいた。何気なくシステムのログを見ていたら、エラーを吐いていたのだった。

利用上は問題が見られなかったし、発見した2月初旬はリカバリに時間を取られるのが惜しい時期だったので対応を先延ばしにしていたら、2月16日(土)の夜に遂にシステム領域にロックがかかってしまいシステムを停止せざるを得なくなった。上京前日にこんな仕打ちって!

幸いバックアップ用に同程度の容量のディスクは1台あったので、それを使ってイメージコピーできれば即リカバリできるかもしれんと、淡い期待をしたのだが、それも儚く散った。

元々LANTANKのバックアップ用に買ったHDを外付USBケースに入れていたのだが、いざリカバリに使おうと、中に入っていたデータを退避しようとしたら、あれよあれよとファイルが読み込めなくなっていき最後には認識すらできなくなった。さらには恐怖のカツンカツン音まで鳴り出してしまったのだ。半分くらいはどうでも良いデータだったのだが、残りは10年くらい職場で肥やした個人的なデータを退避してきたもので、正直ディスクがカツンカツン言い出した瞬間は涙目になっていただろう。

2時間ほどあれこれした結果、その日の対応は無理という事でLANTANK停止のままで日月と1泊2日で上京した。

月曜の帰宅時にHDを買って帰り、外しておいたhdaからイメージ吸出し即復旧~と思ったらCRCエラーでこれも断念。データ領域はもう一方のhdbにあるのだが、LANTANKのシステム領域はRAID構成になっていないので再セットアップが確定。上京疲れも多少あるのでいさぎよく寝る。

そして障害から3日目。ようやくシステムの再セットアップを行い、LANTANKそのものの機能は回復した。再セットアップしたディスクが元より少し大きいものなので、hda3のパーティションを切り直してから、RAID構成のリカバリという事になる。

が、どうせならこの機会にシステム領域もRAID構成に含めてしまえないかとか、カーネル2.6にしてしまえないかとか考え中。だが復旧を急ぐならそれはまた今度。
hda3を解放して小さく切り直すと、20GBくらい余るので、そこにhdb4としてカーネル2.6の領域を作るという手もありますな。いよいよ少し前に買ったUSB接続のシリアルキットが活躍、、、できるだろうか!?

hdaのシステム領域から救えるものは救うという対応もあるなー。/homeとか。