柊訪問看護ステーション

訪問看護・・・日々の徒然・・・

スーパーガールSちゃん

2010-07-29 20:53:45 | 在宅のアイディア

今日はSちゃんの紹介をしたいと思います。

Sちゃんはダンスの得意な可愛い3歳の女の子

気管切開をしており、痰の吸引が必要ですが、なんと自分で上手に吸引します。

鼻から胃までチューブを入れてご飯を注入しますが、このチューブも自分で入れることが出来るスーパーガールです。

耳が不自由ですが、赤ちゃんの頃はベビーサインで、今は手話でたくさんお話をしてくれます。

頭の中で流れる『にんじゃってなんじゃもんじゃ♪』の唄が大好きダンスも上手です。(とっても愛くるしいダンスを披露してくれるんです)

小さい頃から活発に動き回るSちゃんを吸引セットが追いかけていました。

それがこの吸引セット。ワゴンに必要なものを詰め込んで、Sちゃんと一緒に動きます。

        Dsc05814

このワゴンの中には、吸引機・吸引チューブ・手ピカジェル・アルコール綿・水がセットされています。まだ私がこのブログを使いこなせていないので、表現できないのですが、手前に緑のチューブから白く丸いのが鼻用の吸引です。

鼻からも何度もチューブを入れ吸引しなくてはならず、その苦痛を少しでも和らげるため、ママの素敵なアイデアです。

Dsc05812_3

皆さんも赤ちゃんの時にお世話になったでしょうか?赤ちゃんは鼻水がかめないので、お母さんが吸ってくれたと思います。今は色んなタイプのものが出てますが、その鼻に付けるほうを吸引チューブにつないで、吸引機と接続します。

アイデアいっぱいのパパママと看護師顔負けのスーパーガールSちゃん一家の紹介でした。

ご家族の愛情いっぱいのグッズはどれも自慢したいものばかり・・・

先日鳥取で開催された『日本ホスピス・在宅ケア研究会』でも“工夫大会”がありましたね、『柊』のブログでも“工夫大会”“自慢大会”をしたいと思ってます。

他のご家族・ステーションの工夫も教えてください。少しでも簡単に、楽チンに使えるものを皆さんに紹介していきたいです。

よろしくお願いします。


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