週末神戸に出かけ、『ルミナリエ』を見てきました
平成7年1月兵庫県南部地方を襲った阪神・淡路大震災の犠牲者への
鎮魂の意を込めると共に、神戸の街の復興・再生への夢と希望を託して
その年の12月に初めて開催され今年で第17回目を迎えたのだそうです。
震災で失ったもの・・・
『命・団欒・仕事・街並み・思い出・・・』
そんな風に書いてありましたが、もっともっと失ったものがいっぱいだと思います。
経験のない私たちが、想像できない苦しみが今も続いているのだと思いました、今自分に出来る事は??いろいろ考えながら、
神戸を後にして、名古屋に戻り、ちょっとデパートに足を運び
そこで『アルバムのチカラ』という写真展??を見つけました
写真家の浅田政志さんが、東北の被災地で見つかった、塩水と泥に
汚れた写真の復元作業をしているそうです
震災で思い出まで失くしてしまうなんて、悲し過ぎます。
作業をしている中で、
「それらを見ていて気づいてしまった。そのことを知った僕は
やっぱりそうか・・・と少し悲しい気持ちになった。
ここ最近の(10年くらい)写真がなかったことに・・」
フイルムカメラの時代から、デジタル化になり、写真をプリントするという大切な文化を
遠くに追いやってしまった
パソコンはもちろん、USBもCDも水に浸かると復元は難しい
今回災害をうけて、改めて思った、アルバムに残す大切さ。
今の若いお母さんは2人に1人しか子どものアルバムを作らないそうです
私は子どもにあきれられるくらい、写真が大好きで、どの場面でも写真が撮りたくて
同じ場面でも、3人の子どもそれぞれのアルバムが何冊もあります
「老後の楽しみなんだから・・」と言って「もういいでしょ~~」と言われながらも
撮り続けました
でもこの10年・・本当にそのとうりです。
私も家族の写真をA4サイズにまとめ、家中に貼り付けているくらいで
新しいアルバムが少ないかも
思い出がずっと残るように、これからも作り続けたいと思います
老後の楽しみに