髭を剃るとT字カミソリに詰まる 「髭人ブログ」

「口の周りに毛が生える」という呪いを受けたオッサンがファミコンレビューやら小説やら好きな事をほざくしょ―――もないブログ

「ポポローグ」 レビュー (Play Station)

2014-05-12 21:00:58 | 「ポポロ」シリーズ&「金の月のマヤ」関連
RPG
ポポロシリーズ2作品目
開発は「ジーアーティスツ」/「シュガーアンドロケッツ」
発売は「ソニー・コンピュータエンタテインメント」
1998年11月26日

特徴としては
「自動生成ダンジョン」によりローグライクゲームを重きを置いている。
シリーズ随一の仲間の多さ
お土産はメモリーカードにて「ポポロクロイス物語II」に引き継ぎ可能
ポケットステーション対応


お話としては
前作「ポポロクロイス物語」から2年後、
「ピエトロ」が城を抜け出して近くの丘の上で空を眺めていると
突如として黒い影がポポロクロイスを多い尽くし異次元へと引きずり込んでいった。
そこは「夢幻フィールド」と呼ばれる場所で様々な空間から集めた空間で成立していた。
その「夢幻フィールド」を調査に出かけた城の兵士たちは行方不明となり
その状況で、パウロ国王までもが城からいなくなってしまう。
「ピエトロ」は国を元に戻すため冒険の旅に出る。

点数は70点

良い点
・ストーリー

悪い点
・仲間の首から下が共通
・仲間はストーリーでは空気
・出現する敵などに条件あり
・「ナルシア」使用不可

良い点の解説
・ストーリー
家族のつながりが根底としてあるのが良いね。

キャッチコピーは
「『お母さんを返せ!』の次は『お父さんのバカ!』だ」

悪い点の解説
・仲間の首から下が共通
頭は個別のものであるが首から下の体は色違いの共通となっている。
キャラの全身の容姿を一人一人変えていると容量を食うからっていう事が
攻略本の「田森」氏と「福島」氏の対談で書かれていたけど…
「メル」が可愛いから

「メルをメインで使っていこう」

と、思って登場したと思ったら体が普通の人間で(と言っても、頭もそんなに可愛くない)

「え?ええ?コレ、名前が同じな別キャラだろ?」

というぐらいに取説を二度見したぐらいである。

・仲間はストーリーでは空気
入った味方の入れ替えが自由なため
組み合わせを考えると大変な事になるからだろう。
メインとなるストーリーでは殆ど絡まないのである。
寂しい…


・出現する敵などに条件あり
前作にも引き続き「モンスター図鑑」があるが
敵には出現条件があるものがある。
レベルが高まったり、その場所を1度クリアして戻ってくると出現しないなど色々と条件がある。
何事もコンプ癖がある方には結構つらい。
チャートを書かなければならないだろうし、運もあるだろう。

・「ナルシア」使用不可
「ナルシア」は登場することは登場する。
が、「夢幻フィールド」という異世界であるため魔力が弱まっているとのことで
仲間として戦闘に参加してくれることはない。
エンディング後とかで使えるキャラでもいいのに…
まぁ、それで「ナルシア」が上記のように胴体が同じだと困るが(笑)



個人的には「ムービー」がないというのが痛い。
傭兵の体も削るぐらいだからな。相当厳しかったのだろうけどねぇ…

「自動生成ダンジョン」というが、
その階数にあるアイテムは必ず存在し部屋の形状と通路の長さが異なるぐらいなもので
毎回来るたびに攻略の流れが違うといった劇的に変わるものではない。

しかし、コンプが相当困難という事もあってかポポロの掲示板では
かなりのファンが「あれってどういう条件があるっけ?」と質問などのやり取りが今でも行われているほどだ。

やりこみ要素がかなり多いのもまた今でもプレイされる理由のうちなのかもしれない。
「グルメパレス」とか「鍛冶屋」とか…

髭人的にはストーリーの方を楽しみたいと思うのでクリアしたらさほどやりこみはしなかったな。


しっかし「ゼノン」!
てめぇ好き勝手に自爆するんじゃねぇ!

髭人的に「トンクウ」の水着の女性に話しかけたいなと思っていたのだがどうやっても話しかけられない。
同じ事を攻略本の製作者が言っていて吹いた(笑)

ちなみに主題歌の「月の魔法 星の夢~夢を彷徨う人へ」
作詞は原作者でもある「田森 庸介」氏である。

主要キャラ達
←ピエトロ:12歳
今回はどんな冒険になるのでしょうか?

←ナルシア:13歳
登場するものの残念ながら仲間にならず…

←パウロ:42歳
ポポロクロイスの王でありながら今回の件で城から失踪。何やら理由ありそうな様子

←サニア:年齢不詳
パウロ不在のポポロクロイス城をまとめる事となる王妃

←ガミガミ魔王:42歳
相変わらず元気なオッサン。何やらパウロと因縁がありそうな様子。

←ギルダ:Ⅱの時点で800歳超え
ナルシアの姉、今作では何か縁がありそう。

ここからがゲーム中仲間になる人たち
←ダイソン
斧を使う物静かで真面目な奴。ゲーム中ではメガネをかけているように見えたな~

 ←メル
聖魔法を使う猫。
左が攻略本、右がゲーム画面
驚くかもしれないが同一人物である。ポポローグをプレイしたほぼ全員が衝撃を受けた瞬間だろう(笑)

←ロビン
狩人の人、剣も使える。

←レパルド
剣を使う騎士

←ミーシャ
ひょうきんな猿

←ザッパ
太っていてそうには見えないが竜である。
良く寝て、HPを回復させる(笑)

←ドグマ
魔法使いのスケベジジイ。

←ラウラ
盗賊であるので「盗む」を使えるお人

←ボリス
記憶を失ったお人。一体何者なのか?

 ←ゼノン
メルに続き衝撃を覚える奴2号。
どう見ても仮面の被り物をした人間にしか見えないがイラストを見る通り、ロボットである。

←クルト
いたずら好きの妖精

←ミルト
いたずら好きの妖精。クルトの双子の妹

←ユキ
忍者の家計、ムサシの許嫁。一途な女であるがムサシは逃げる。

←ムサシ
忍者の家計、ユキの許嫁であるが、ひたすら追いかけてくるユキに対して、嫌いではないものの一人が良いため良く逃げる。

←タモタモ
仮面のお人。謎多き人、エンディング後に使用可能。

←ドン
シリーズお馴染みの人、エンディング後に使用可能

←ゴン
ドンと同じくシリーズお馴染みの人、エンディング後に使用可能

←???
コイツは何者なのか?それはプレイしていれば分かる。誰かに似ているな~。

ここからがネタバレ






















エンディングが微笑ましくていい。
家族水入らずでいろんなところに旅行している姿にホッコリさせられるわ。

ちなみに、この年のうちに「エレナ」が産まれているので…
あまり考えないほうがいい事かね(笑)

攻略本の「田森」氏と「福島」氏の対談は結構面白い。
「夢幻フィールド」という事で思い付きを入れてみたりとのびのびと製作していたようにも見えた。

でも、下手に入れたもんだから後々出来た設定などで整合性を取るのに苦慮されているようだったな。
特に人間以外のキャラ。
ドラゴンの「ザッパ」とか
王族以外は体が小さい妖精族なのに人間サイズの「ミルト」や「クルト」とかね。

「うるせー!思い付きで作ったキャラなんだ!細かい事聞くなー!」

と、言えないのが原作者様の辛いところだよね(笑)




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2 コメント

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画像追加 (髭人)
2014-05-13 19:47:09
抹茶ん殿
コメントさんきゅーです。

画像が増えたのは攻略本等でイラストが入手しやすかったこと、それに何より好きだからですよ。

取りあえず日付の更新を行ってないためブログ上には上がってないものの他の「ポポロ」作品レビューにも画像が増えておりますわ。

URLを飛ぶと
結構手間がかかっていることがうかがえますが
勿論私も知りません…
返信する
画像が増えているような…。 (抹茶ん)
2014-05-13 13:25:23
今回のレビューは画像多く入ってて
気合入ってるね…。

もしかして私の影響かな?

http://strongholdcru.zouri.jp/
↑私もかつてはこんな昔ゲーの攻略&レビューも
やっていた事もあった…。

画像入りまくりで作るのに結構手間が掛かったけど
マニアックなゲームなので訪問者少なすぎ…。
返信する

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