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「ドラゴンボール エピソード オブ バーダック」とは一体、何だったのだろうか? by 髭人

2014-07-15 21:00:53 | レビュー・考察 (総合)
「ドラゴンボール エピソード オブ バーダック」
Vジャンプで3号連載されたマンガ。そしてそれからのアニメが作られた。


取り敢えずストーリーをまとめてみよう。

「フリーザ」の攻撃によって死んだかと思っていた「バーダック」は何故か過去にタイムスリップをして生きていた。(きっとフリーザの攻撃による高エネルギーによってだろう。説明はない)
深手を負っていた「バーダック」はそこの住民達に治療を受けた。
そんな時に「フリーザ」の祖先である宇宙海賊である「チルド」一味が「惑星プラント」に侵略に乗り出した。
一味の部下を倒すと、「チルド」自らが「バーダック」と戦い、「バーダック」は「フリーザ」と勘違いしたまま戦うが手も足も出なかった。
そんな自分の不甲斐なさへの怒り、以前の仲間を失った事に対しての怒り、そして助けてくれた住民の「ベリー」を傷つけられたことに対しての怒りにより
「バーダック」は「スーパーサイヤ人」に覚醒し、チルドを退けたのであった。






これから髭人が見た感想を述べている訳ですが
非常に汚い表現、醜い言い回しが多々見受けられます。
後で見直してみて「酷い」と思います。
ただ、それが初見での感想である事は事実でありますので
後でいじる事を殆どせず掲載しております。少し見て

「見苦しい」「不快」「不愉快」

と思われた方がいれば即座にブラウザを閉じられることを激しくお勧めします。



あらすじだけ見るとそこそこ普通のように見えるが…
初めに結論を言わせてもらうのなら

「『エピソード オブ バーダック』は『エピソード オブ バーダサク』」

駄作。キングオブ駄作。

何がどう駄作なのか具体的に突っ込んでいこう。

①設定

・予知夢
元々「ドラゴンボールZ たったひとりの最終決戦〜フリーザに挑んだZ戦士 孫悟空の父〜」で
「カナッサ星人」の「トオロ」から予知夢が見られる幻の拳を受けていたのにその設定が
「エピソードオブバーダック」では消失。脳への異常という事でメディカルマシーンでの治療でも治せなかったものなのにな…
「フリーザ」からの一撃によりその脳の異常も治ったって事?
ただし、劇中でそれが触れられる事はなかった。wikiなどにも説明文はない。
そもそもこの「エピソードオブバーダック」では予知夢設定などなかったってことなんだろうか?

・ツフル人
元々の「惑星プラント」には「ツフル人」がいたはずであるが元の「ツフル人」は人間的容姿なのに対し
「ベリー」達、劇中に出てくる住民はカネゴンのような目が飛び出したような容姿をしている。
ツフル人なのか何なのかこれに対しての説明は劇中にはないし、wikiなどにも存在しない。

②キャラ

・バーダック
まず『バーダック』自身がおかしい。
『ベリー』が置いていった食べ物をキチッと食って、薬をしっかりつけているとかおかしいわな。
描写はないが

バーダック「もらったもんだから食べなきゃ勿体ない」
バーダック「おっと、薬もつけんと体が治らん」

なんてことを『バーダック』がやっていると想像してしまうと失笑を禁じ得ないのだが…
腹が減っていたとしてもまるで異なる種族の施しなど受けないだろう。
そこらの虫やら動物を食っていそうなのにな。

「子供は嫌いだ」

と『ベリー』に言う『バーダック』
これは「『たったひとりの最終決戦』でカカロットに

「クズが…」

と言った事を意識しているためなのか、別に「バーダック」は子供嫌いっていうよりは
仲間たちから強さにおいて信頼を得ていて自分でも自尊心がある所で
我が子は「弱い」っていう事に腹を立てて「クズが…」つったんだろう。
「たったひとりの最終決戦」で息子が乗るポッドと交差したときに明らかに意識しているのは明白である。
嫌いなら気に止めないだろうし、自身の最期に自分の息子の名などと叫ばないだろう。

「フリーザぁぁぁぁ!」

って言って果てていたに違いない。

普通に敵を倒している「バーダック」も違和感。
「たったひとりの最終決戦」では敵の一人を煙幕の中でつかんで同士討ちをさせて

「フッフッ…」

と不敵な笑みを浮かべるダーティな一面があったほどだ。いいね。
もはや、別人過ぎて訳わからん。

③展開

・住人を狙わないチルド部下

「逆らう者は皆殺しだ!」

とか言っていて住人を外して建物を狙っていた。
威嚇という意味なのかもしれないが非常に良心的、
「チルド」の教育が徹底されているからなのかもしれない。

・「ベリー」を殺さない「チルド」
「ベリー」に攻撃を当てられない「チルド」が下手クソなのか?
「ベリー」が避けるのが上手いのか?
「ベリー」が異様に「タフ」なだけか?
「チルド」は実は優しいのか?(マンガ版では自分の前に立つなという決まりを破った部下を殺しているが)
だが、そこは後の戦いの為に爆散させるべきだろう。


・「ベリー」が傷つき過去を思い出し、地面、頭ガンガンでスーパーサイヤ人化
その後もあまりにも冷静過ぎて熱さがないんだよね。

「俺は怒ったぞ。フリーザァァァ!」
「クリリンの事かぁぁぁぁ!」

のような怒りにあふれた台詞がないのは非常に残念。

④ラスト
ナレーション「チルドを倒したバーダック。
 これがスーパーサイヤ人伝説の始まりになったのか…
 それは…定かではない」

スーパーサイヤ人伝説の終わりの始まりになったのは定かではなかろうか?

・その後
スーパーサイヤ人化した「バーダック」の後ろ姿で締められるけどその後はどうなったのだろうか?
「ベリー」達が持っていた薬がメディカルマシーンの液体そっくりという事だから
いずれ侵略され(バーダックの死後?)技術だけ奪われ民族は絶滅させられたのだろう。
「悟空」が最初に覚醒した時、「悟飯」が残るって言ったことに

「俺の理性が少しでも残っているうちにさっさと消えるんだ」

実際は、暴走する事はなかったけど一歩間違えれば危うい状況だったのかもしれない。
案外、この「バーダック」が理性を失い全滅させたって考え方もできる。
(そうすると「メディカルマシーン」の液体の技術は失われるが)

どうにかいい形で済ませると解釈するのなら
「惑星プラント」の環境が激変したため、ベリー達の民族は星を捨てる事を決意して
宇宙船で離脱。建物などは置いていき、その後、「フリーザ」達が侵略し
星に残っていた技術を接収したってぐらいか?
非常に無理矢理だな…

にしたって、「チルド」一味を退けた「バーダック」はその後どうしたのだろうか?
しょっちゅう「チルド」一味が襲撃しに来た訳ではないだろうし
(仮に来られたらベリー達がかわいそうだわな)
ポッドがない以上もうずっと惑星プラントに居続けざるをえない。
戦闘もなくただ退屈なだけの惑星に…
それはそれで可哀想だな。戦闘民族サイヤ人っていうのに…
というか、そこで終わりにせずしっかり「バーダック」がその後死ぬまでどうなったかを責任をもって描けよ。
死人を生き返らせるような真似をしたんだからな。

「スーパーサイヤ人になったという事で商品化が可能だぜ。
 やった!もう後は知らん。ファンの皆さん、勝手に補完してねー」

で、済ますんじゃねーよ。

あ、そうだ。
ちと思い出したが「惑星プラント」を
サイヤ人が後に乗っ取って「惑星ベジータ」に改称したんだよな。
いずれ見知らぬサイヤ人達がやって来るって訳か…
「バーダック」はそのサイヤ人と戦う事になるな。

「死に際のトーマからフリーザにサイヤ人の強さを思い知らせてやれと言われた。
 だが、今、俺が戦っているのはそのサイヤ人そのものじゃないか!」

苦悩と葛藤の中で戦って心身を傷つけていく『バーダック』
これはこれで熱くなりそうだが見てて物凄く辛い戦闘になりそうだよな。

ここは髭人の妄想だからおいておいてと…


脚本家は「IFだ」って話にしたらしいけど(明らかに逃げ口上)
設定とか展開を自分の都合のいいように改変(改悪としか言いようがないが)しているしな。
上で言った予知夢設定はどこにいった?
上手く利用できなかっただけなんじゃねーの?

冒頭よくしゃべる「フリーザ」とかウゼェとしか言えない。
それどころか「ドドリア」「ザーボン」まで…
「フリーザ」はサイヤ人を見下していたのだから下級戦士であるサイヤ人と対等に話そうとも思わなかったはずだ。
(マンガ版では「バーダックさん」と呼んでいる始末。何でお前は「バーダック」の名前を知ってるんだよ)
惑星ベジータを滅ぼした事で生きている3人になった(と、思っている)サイヤ人「ベジータ」「ナッパ」「ラディッツ」は覚えているぐらいなもので…
(ただZのアニメ版を確認したら「フリーザ」が「バーダック」って言う台詞があるんだよな…
 何、しとんねん)

光球を「バーダック」に直撃させてないのもおかしい。
巻き込まれて死ぬの?
だったら撃った「フリーザ」や後ろの「ドドリア」や「ザーボン」は?
まぁ、彼らは「バーダック」より戦闘力が高いから無事であるのも分かるけど
宇宙船は?あんな近くにいて宇宙船は被害を免れましたなんて考えられないのだがな…
それとも惑星ベジータが消滅する様をわざわざ「バーダック」に見せたかったの?
名も知らない高がサイヤ人に?
不自然と言わざるを得ない。

しっかし劇中の「バーダック」なんかただの口が悪いだけの良い奴と化しているのが残念。
もはや

「『エピソード オブ バーダック』は『エピソード オブ バーダラク』」


堕落だわな…
死にかけて人格が変わってしまったのだろう。
「トオロ」の幻の拳のせいで脳波に異常とか言われていたからな…
可哀想に…
作り手は最低でも後、100回は「たったひとりの最終決戦」を見るべきだったんじゃないだろうか?
というか、冒頭部分の「たったひとりの最終決戦」が改変しまくりなのだから
作者流の「たったひとりの最終決戦」を描けよ。
どこの設定を残してどこの設定を改変したのかてんでわかんね――――!!
混乱を招くだけじゃね――――か!!


しっかし冒頭、傷ついていた戦闘ジャケットがタイムスリップ後に直っているのが意味わからん。
「ベリー」の父親が直したの?
どんな技術で?
知っていたとするのなら結構、宇宙ではメジャーな技術なの?何の説明もない。
というか別に戦闘ジャケットにこだわる必要なんてないじゃん。
それに、「バーダック」の特徴でもある腕巻きは「ドドリア」の時に左手部分を失っているんだよね。
何故にまたつけているん?
(それに関してはこの「エピソードオブバーダック」でも冒頭のフリーザ達との対峙シーンで無くなっている)
「ベリー」たちが現地の服を用意していてそれを着るでいいじゃん。
これはもう、初めっから「夢オチ」っていうスタンスを明確にするために直したって事でOK?

「ベリー」が傷ついてからのスーパーサイヤ人化もそう。
何であそこで「ベリー」をぶち殺さないのか?
目の前でまた親しくしていた奴が殺されたからこその怒りの覚醒だろ。
「悟空」は「クリリン」を殺され「未来トランクス」は「未来悟飯」を殺されてからの覚醒の方が見ている側は心揺さぶれるんじゃないのかい?

え?今の時代が残酷描写を許さないというのなら
何故そんな描写が多々あった「バーダック」をそもそも取り上げたのか?
その時点でおかしくないか?
態々キャラに不似合いな事をして評価を落とさせる。
涙出るわ。


「ドラゴンボール」で「スーパーサイヤ人」は
1000年に一度現れるという伝説として語られていた。
伝説ってのはボカしておくからこそ

「どんな奴がスーパーサイヤ人の元祖だったんだろうな」
「ベジータみたいなエリートかな?やっぱり悟空みたいな落ちこぼれかな?」

そんな風に想像の余地があってファンが楽しいってのにこんな風に映像化されたら
それを受け入れるしかねぇじゃん。しかもその伝説が…はぁ~あ…

ただ「スーパーサイヤ人の伝説」
チルドが死ぬ間際に

「一族に知らせろ。金色のサイヤ人に気を付けろとな…」

なんて言っているけど一族なんかに語り継ぐほどの伝説なのかって思うけどね。
「ドラゴンボールZ」で「ナメック星」の「最長老」が「クリリン」から
ピッコロはサイヤ人によって殺されたことを聞いた時に

「それはスーパーサイヤ人ではないでしょうか?」

って聞いていたほどだからな。
案外、宇宙では知られた伝説なんじゃないだろうか?
今までに「ナメック星人」がそういったフリーザ一族の集団に接触したことはないんだろうし…
下手に台詞を入れるとこういう所で問題が生じる。

この作品、開始たった10秒程度で『バーダック』を見て笑ったもの。

「誰、コイツ?(笑)」

ってね。
宿敵『フリーザ』と対峙して既に傷ついて歯を食いしばって辛そうな『バーダック』の情けない姿に。
未来を変える為に倒すと向かっていたのだからお目当ての『フリーザ』のお出ましに内心喜ぶところだろうが…
見た瞬間に、

「あ…ダメだなこの作品。
 作った奴『バーダック』について何もわかっちゃいえねぇ…」

30秒と経たずに見切りを付けさせ全く見所がないどころか泥を塗る。
なかなか出来るもんじゃねぇぜこれ。


にしてもここ最近のドラゴンボールキャラのぞんざいな扱いには辟易とさせられるわ。
取り敢えずサイヤ人なら誰でも彼でもスーパーサイヤ人化。

まぁ、原作後半でもそういった展開になりつつあったけどね。
「トランクス」や「悟天」のスーパーサイヤ人化など…
今となってはもうそんなのは当たり前のように簡単に塗り替えていく。
整合性など一切考えずあっさりと…
まぁ、整合性は必ずしもつけなければならないって訳じゃないがじっくりと考察して気づくレベルなら分かるけどこの作品の場合もう見ているその場で

「あれ、おかしいんじゃね?」「これはこうだったろ」

ってわかっちゃうんだよね。
子供だって過去の作品を1度みれば指摘できるだろう。]


「『エピソード オブ バーダック』は『エピソード オブ バーダソク』」


蛇足。キングオブ蛇足。これほど蛇足というものが相応しい作品はそうないよね。うん。

「蛇足の意味を教えてくれ」

と、「たったひとりの最終決戦」を見たドラゴンボール世代に言われたら間違いなくこの作品を鑑賞していただく。

「あ…納得」

と、10人中9人ぐらいには言ってもらえることだろう。

うちのブログは「バーダック」で検索するとそこそこ上位にヒットする。
それでアクセス解析してみたんだが…
うちのブログに

「バーダックはスーパーサイヤジンになれるのにフリーザにまけた?」

という文字で検索してうちのブログに来た人がいるのだ。
元々「バーダック」はそれほど強くなく
「エピソードオブバーダック」でスーパーサイヤ人化した事で強さを盛られたという事を
知らなかったのだろうからこの人を責める事はしない…
だが、そのような屑みたいな勘違いを起こさせるきっかけを与えた
この「エピソード オブ バーダック」がいかに罪深いか良くわかる事柄である。



「エピソード オブ バーダック」の話はここで終わりにして…
原作者である「鳥山明」氏が
「宇宙パトロール ジャコ」の単行本内で描いた「バーダック」のエピソードがある。

「ドラゴンボール-(マイナス)」と称し、10ページほどである。
副題は「放たれた運命の子供」

「たったひとりの最終決戦」と展開が異なる部分がある。
ザッとその内容を説明しておく。

「フリーザ」が「スーパーサイヤ人」という伝説を疎んじて
サイヤ人達全員を「惑星ベジータ」に集結しろと指令を出した。
それに対して「バーダック」は1人用のポッドを奪って来た。
その事を聞く妻の「ギネ」に対して

「死の予感がする」

と言って3歳の「カカロット」をそのポッドで地球という惑星に打ち出した。

という所から月日は流れ…「フリーザ」と「悟空」が対峙する所で幕を下ろす。
「ベジータ」は「フリーザ」の指令を聞こえなかった事にしておけという事で
「ラディッツ」と共に指令をスルーしたおかげで助かった(『ナッパ』はおらず)

ハッキリ言ってしまえばこれも「バーダソク」だわ。

これを正史とするのなら「フリーザ」がサイヤ人に「惑星ベジータ」に集合しろと言った以上
この後、「バーダック」達を他の別の惑星を壊滅させろなんて命令は出さないだろう。

となると「カナッサ星」に行って「トオロ」から予知夢を見られる拳を受ける事もないし
「惑星ミート」で「トーマ」達が死ぬ事もない。
(「ドラゴンボール-」内で仲間のサイヤ人は出るものの「トーマ」達は誰も出てこない)
「ドドリア」からも重傷を負わされる事もないし
その「惑星ベジータ」に戻る際の息子「カカロット」とのポッドでの交差もない。

「たった一人の最終決戦」の「バーダック」が身に着けている戦闘ジャケットはタンクトップ型だが
「ドラゴンボール-」の戦闘ジャケットは肩アーマーがついているタイプだったし…
何で?バンダナを付けてなかったのは正しいけどもーよくわからん。

それに予感で子供を逃がすねぇ…
ポッドを奪った際に

ギネ「あんたが子供の事を思うなんて…」
バーダック「お前のせいで甘さがうつった」

このようなやりとりがあった。

「ギネ」のせいで温くなったのが真実なら、「ギネ」いらね。
牛丼屋で言う

「ネギ抜きで…」

って感じだったよ。

仲間達が死に、予知夢を見た事で「フリーザ」に対して怒りのまま突撃していくのがいいのに…
血が滴り、倒れて一時的に気絶するほどの重傷である。
それでも、予知夢を見て不屈の闘志で

「俺が未来を変えてみせる!!」

なんて「フリーザ」に立ち向かうなんて事を「-」の「バーダック」ではしないだろう。
予知夢が見られる攻撃を受けてないのだから…
「死の予感」って不明瞭な物だけであんなに立ち向かえるものだろうか?
ガンダムで言うニュータイプかっての…

ホント、悪いけどいきなり「死の予感」だなんて言い出した事にプッと吹き出してしまったよ。

「何それ?」

「じゃあな」「生き延びろよ」なんて事を「カカロット」に微笑みかけながら言って
ポッドを送り出す「バーダック」でも

「別人過ぎる」って笑っちゃったよ…

あ…「たったひとりの最終決戦」に合わせるのなら
殺される「トーマ」達の役目を嫁の「ギネ」にすればブチ切れるかもしれないな。
「ドドリア」にフルボッコにされて瀕死の「ギネ」って所で「バーダック」が駆けつける…

ギネ「バーダック、アンタの予感は正しかったみたい…
 フリーザ達はサイヤ人達を滅ぼそうとしている…
 けれど、バーダック…
 生きて…アンタはラディッツと…カカロットと一緒に…」

ガクッ(ギネ死亡)

バーダック「ギネ…俺は腐ってもサイヤ人なんだな…
 お前を殺されてこのまま子供の所に行くなんて事は出来ねぇ…
 フリーザ…貴様は許さねぇ…」

なんて言わせれば違和感は薄める事が出来るのかもしれないが…
所詮ここは髭人の妄想である。



しかし、「バーダック」が予感で逃がしたって話になると後々の「ベジータ」戦で

ベジータ「サイヤ人は生まれてすぐ戦士の資質を検査される…
 そのときの数値が低いクズ野郎がきさまのようにたいした敵のいない星へ送り込まれるのだ…
 ようするにきさまは落ちこぼれだ」

悟空「そのおかげでオラはこの地球に来れたんだ 感謝しなきゃな
 それによ…落ちこぼれだって必死に努力すりゃエリートを超えることがあるかもよ」

というやり取りもおかしくなるわなぁ…
鳥山氏的には「ドラゴンボール」の流れをマイナスからプラスに向かって行くって意味だったんだろうけどね。
悲しいが「ドラゴンボール」自体をマイナスさせるような内容だったなぁ…

ページ数が少ないから「死の予感」というのは苦肉の策だったのかもしれないけど…
だったら「バーダック」など描かずに
「悟空」とジジイ「孫悟飯」の短いエピソードを描いた方が良かったんじゃないかなぁ~。


では…
ここまで上記2作品を酷評したので

「お前、そんなに『たったひとりの最終決戦』を推すがどれだけ良かったんだよ」

って思う方がいると思うので髭人流に

『ドラゴンボールZ たったひとりの最終決戦〜フリーザに挑んだZ戦士 孫悟空の父〜』

を振り返ってみよう。

「バーダック」は仲間たちと共にカナッサ星を攻め込み、
一夜でカナッサ星の者たちを大猿になって一掃していた。

次の日、全員で腰を掛けて休んでいると
仲間たちは今回の攻撃は「バーダック」の子「カカロット」誕生の祝いと言って

「会いに行ってやれよ」

という仲間に対し

バーダック「くだらん」
バーダック「何の見所もねぇ最下級兵士のクソガキに態々会いに行くバカがいるか」

と、吐き捨てる父である「バーダック」
そんな時に生き残りのカナッサ星人の「トオロ」は「バーダック」に未来を予知できる拳を食らわせ
他の仲間たちにより攻撃を受け叫ぶ。

「お前に、未来を予知できる幻の拳を放った。お前ら一族の行く末が見えてくるはずだ。
 言っておくがお前らには呪われた未来しかないぞ。
 我が一族と同じように滅び去るのみなのだ。
 その未来の姿を見てせいぜい苦しむが良い。ハッハッハ!!」

そのように言って「バーダック」から

バーダック「ほざけ――――!!」

と、トドメを刺され息絶える。
その「トオロ」を倒した直後に先ほどの攻撃により「バーダック」は意識を失ってしまい
星に戻って精密検査を受け、そこで脳波に異常があると診断される。
仲間たちはそんな「バーダック」の身を案じ
「バーダック」を置いて次の目標である「惑星ミート」に向かった。
後で目覚めた「バーダック」は仲間たちを追うべく、「惑星ミート」に出発する。
その際、自分の息子である「カカロット(後の『悟空』)」の戦闘力を計るがそこで「2」という事が発覚して

バーダック「クズが…」

と、吐き捨てた。

「惑星ミート」に着いた「バーダック」はスカウターの反応で仲間たちの場所を知る。
(こうやって自動でピピッと戦闘力が持つものを発見する演出も地味であるが…カッコイイ!)

バーダック「ん?いやがった。ヤツら夢中になって暴れてやがるな」

不敵な笑みを浮かべ、仲間たちのもとへ急ぐ。(この時の片足かけての悪い顔、好き)

そこに着くと「トーマ」以外の仲間たちが死んでおり、「トーマ」自身ももはや虫の息だった。
彼はこの真相を知っていた。

「フリーザの野郎は俺達を利用しているだけだった。
 (略)仲間を集めてフリーザを倒すんだ…奴にサイヤ人の強さを…思い知らせてや…れ…」

と告げて「トーマ」はニヤリとしながら息絶えた。
それは、その後の「バーダック」の呼びかけにより
多くのサイヤ人達が「フリーザ」を倒しているのを信じていたからだろう。
「バーダック」は「トーマ」の腕に巻かれている白いバンダナを取り、血まみれの彼の顔をぬぐってやった。
握っている白いバンダナは静かに血によって真っ赤に染まった。
そこへ、「フリーザ」の部下たちがやって来る。(ここでもスカウターが良い!)

「今度は貴様が死ぬ番だ」

と、笑う。
静かに「バーダック」は血染めのバンダナを頭に巻き、敵達に雄たけびを上げて突撃していく。
(BGMの「ソリッドステート・スカウター」がアツイ!)
その戦闘中に、予知夢を見て動揺し敵にその隙をつかれ痛めつけられるが
戦闘力の差とバーダックの技量によりそいつらを倒すと「ドドリア」が現れた。
「ドドリア」の方が戦闘力が上な事と不意の攻撃を受けてしまう「バーダック」

だが、「バーダック」は死んではいなかった!!
「トーマ」達の亡骸が吹き飛んだところに折り重なるように
「バーダック」を守ってくれたおかげで「バーダック」は死なずにすんだのだ。

「バーダック」は「フリーザ」の裏切りをこの時点ではまだ疑っていた。
まず予知夢を確かめるために「惑星ベジータ」に向かった。
その時に、息子の「カカロット」が乗ったポッドが地球に向けて発射されていて交差した。

「惑星ベジータ」に着いた「バーダック」は「フリーザ」が「惑星ベジータ」に向かっていること、
地球で過ごしている「カカロット」など今まで見た夢が現実である事を知り
「惑星ベジータ」の消滅などの予知夢によって「フリーザ」の裏切りを確信し
「惑星ベジータ」の消滅阻止へと動き出す。

重傷の「バーダック」はフラフラになりながらもそこで酒場のサイヤ人たちに

バーダック「お前等、俺と一緒に来い。フリーザを倒すんだ」
バーダック「他の奴らは、みんなやられちまった(略)フリーザがこの惑星ベジータを消そうとしているんだ」

と、決起を持ちかける。
だが、そこのサイヤ人たちは聞き入れなかった。

「しっかりしろよバーダック」
「フリーザ様がそんな事をするはずがなかろうが」
「夢でも見てたんじゃねーのか?」

と、「バーダック」を笑い者とする。
「バーダック」は信じない仲間たちに

バーダック「クソッタレ――――!もう頼まん!全員、地獄に落ちろ」

と、言い残しその場を去った。
フラフラで予知夢を見るバーダック。
それにより

バーダック「俺が…この俺が…未来を…変えてみせる」

「バーダック」は未来を変えるべく既に全身血まみれで
ボロボロでありながらも「フリーザ」の元へと飛び立っていく。
(ここでもソリッドステート・スカウターがアツイ!)

「バーダック」に襲い掛かる無数のフリーザの部下たち。
「バーダック」は怯むことなく

バーダック「だぁぁりゃぁぁぁぁ!」

雄たけびを上げながら突撃する。
(この時の鬼気迫る表情に痺れるわ。
 『フリーザ』を倒し未来を変えるって事しか考えていないのだろう。
 生還する事なんて微塵も考えない突撃である)
 
向かってくる敵をかわし、殴り、光線を撃つなどしてフリーザのもとへと急ぐ。
しかし、敵の数は多く、1人1人に捕まり、まるで雪だるまのように巨大な玉状になるが気合いで吹き飛ばし
さらに突き進みようやくフリーザの宇宙船の前にやって来てこう叫ぶ。

バーダック「フリーザァァ!出てきやがれぇぇぇ!俺は貴様が許せねぇぇぇぇ!」

(声が裏返りかける一歩手前。「バーダック」の怒りが満ち溢れている。野沢さんの熱演と言える)

「バーダック」はこういいながら光球を右手に作り出す。

バーダック「これで、すべてが変わる。
 この惑星ベジータの運命。このオレの運命。カカロットの運命。そして貴様の運命も…
 これで最後だ―――――!」

「フリーザ」は静かにハッチから現れ指先に豆粒ほどの光球を作る。
その時、無言かつ無音。
その光によって浮かび上がるフリーザの表情は不気味であり恐ろしくもある。
放たれる「バーダック」渾身の光球。今まで見て来た予知夢を一掃するために…
しかし、「フリーザ」の小さな光球は高笑いと共に一気に巨大化し、
「バーダック」の光球を飲み込んだ。驚く「バーダック」
フリーザは指先を「惑星ベジータ」に向ける
と巨大な光球は「バーダック」や多くの「フリーザ」の部下達を飲みこんだ。(アーアーアーアー🎵)

「バーダック」は息子の「カカロット」が後に「フリーザ」と対峙している予知夢を見て、

バーダック「カカロットよぉぉぉぉ!」

満足げに散っていった。
「フリーザ」の光球はそのまま「惑星ベジータ」に落着し、「惑星ベジータ」を消滅させたのだった。

地球に向けられて飛行するポッドの中で赤ん坊の「カカロット」は父の声を耳にする。

バーダック「カカロットよ…このオレの意志を継げ!
 サイヤ人の…惑星ベジータの仇を、お前が討つんだッ!!」

そして…自身のトレードマークと言える血染めのバンダナが宇宙を漂う…

地球に着いた「カカロット」こと「悟空」は大泣きしてたところを
いずれ我が子に同じ名をつける年寄りの「孫悟飯」に拾われ

孫悟飯「赤ん坊じゃ~。一体どこから?
 (略…)
 よ~し。お前はこれからこのワシ、孫悟飯の孫じゃ!良いな?
 お前の名前は?
 そうじゃな。う~ん。
 悟空じゃ~!孫悟空じゃ~!
 悟空や元気に育つんじゃぞ!
 そ~れ!そ~れ!それそれそ~れ!」

と、高く抱き上げる「孫悟飯」」
「悟空」は満面の笑顔を見せエンディング

ナレーション「こうしてドラゴンボールの壮大な物語は幕を開けたのであった」

「影山ヒロノブ」氏の「光の旅」に乗せながら…


ドラゴンボールZのOPの「CHA-LA HEAD-CHA-LA」が明るい曲だったのに対し、「光の旅」はバラード。
優しい歌声で非常に心に沁みる良曲。(同じく同氏のバラード「夢光年」もいい曲)
スタッフロールと共に「悟空」の半生をまとめたこれまでのドラゴンボールの編集された映像が流れる。
「バーダック」の壮絶な最期を見て傷心の視聴者はこの曲を聴いて辛さを洗い流され、
そして「バーダック」の鎮魂歌にもなっていると思える。

思い出すとこれを書いているだけでも涙がァァッッ!!

主人公「バーダック」が死ぬというバッドエンドだけど全て後味が悪い訳じゃないのだ。
息子である「カカロット」に託すという希望があるエンディングなのだ!!






↑ソリッドステート・スカウター動画、当時、音楽に疎い髭人でも「カッコエエ!」って思った。
(下の動画は上記のエピソードオブバーダック動画と比較するのもいいかもしれない。)

動画「光の旅」たったひとりの最終決戦エンディング(Youtube)





光の旅動画


ちなみにこの「たった一人の最終決戦」が本放送されたのは
アニメでは「ギニュー特戦隊」の「グルド」回と「リクーム」回の間である。
幼い髭人であっても群がる敵をぶっ飛ばした後に「フリーザ」に対峙する「バーダック」を見て

髭人「今放送しているドラゴンボールで
 『フリーザ』が出ているから『バーダック』は『フリーザ』に負けるんだろうな…」

と、内心分かるだけど、それでも熱いシーンを見せられては

髭人「頑張れ『バーダック』!『フリーザ』を何とか倒してくれ!」

って拳を握り応援したくなるほどだった。
だが、「バーダック」の奮戦空しく一撃すら負わす事なく無残に散っていく「バーダック」
自身のトレードマークともいえる血染めのバンダナが宇宙空間を漂っているのを見て

髭人「ああ…バーダックは完全に死んだんだ…」

って悲しみに暮れたものだ。
勿論、「バーダック」の行動は決して褒められたものではないのは分かっている。

「『ドドリア』にやられているのにその『ドドリア』より強い『フリーザ』に勝てる訳ないじゃん」
「予知夢で結果が分かっていて戦いを挑むとか『バーダック』馬鹿だろ」

という意見は正論である。

でも、あの作品は「バーダック」の行動が正しいか間違っているかどうかじゃないんだよ。
仮に「バーダック」が仲間に呼びかけて笑われたことで冷静になって

「未来は変えられない。味方も俺の事笑いものにしたからな。勝手に死にやがれ。俺は逃げる!」

なんて「バーダック」言って逃げる姿などは見たくはない。
あの場面は「戦闘民族サイヤ人」という血に殉じて強敵『フリーザ』に戦いを挑み、死んでいく。
バカとも言えるほどの行動。
そう。愚直なまでに戦闘に向かうのが『バーダック』の良さなんだよ。

死んでいった「バーダック」を見て
当時、放送していた「フリーザ」戦に向けて盛り上がっていくんだよ。


その後、ドラゴンボールの劇中を流れを軽く説明するのならまず

「俺はスーパーサイヤ人になった」

と自信満々の「ベジータ」がナメック星を破壊しかねないほどの攻撃を最終形態の「フリーザ」に放つが
「フリーザ」は足蹴りでそれを跳ね返す。それにより「ベジータ」は戦意喪失。
為す術もなく「フリーザ」に完敗。
そこへ悟空が到着。

髭人『やっと悟空が来た!これで勝てる!』
髭人『悟空!サイヤ人滅ぼしたフリーザをやっつけろ!父親のバーダックの仇を討て!』

と言って、テレビ画面の前で拳を握りしめながら熱くなれたのだ。
しかも、「フリーザ」が「悟空」をみて

「あの時のサイヤ人とそっくりなんだ」

と、かつて自分に対して抵抗をした名もなきサイヤ人(バーダック)とを重ねる所が良い!

アニメスタッフは大層喜んだんじゃなかろうか?

胸を貫かれた『ベジータ』がサイヤ人が『フリーザ』に滅ぼされたことを泣きながら『悟空』に伝えて息絶えた。

戦闘が始まってみるが『悟空』は劣勢で
『フリーザ』は

「50%も出せば君を宇宙の塵に出来る」と発言。

それによって『悟空』は「20倍界王拳のかめはめ波」を放つが左手を少し焦がしただけ。
切り札の「元気玉」を何とか作り何とか直撃。「フリーザを倒した」と喜ぶ悟空達一同を見て

『やった――――!フリーザを倒した――――!』

と、同じく喜んでいた。

『ナメック星の人達沢山死んだけど、ピッコロがいるから地球のドラゴンボールで元通りに出来るな』

なんてその後の事をのんきに考えていた直後の

「フリーザだぁ――――!」

崖の上に立つ「フリーザ」を見て俺も震え上がったわ。

すかさず「ピッコロ」が胸を貫かれ倒れた。
「元気玉」を食らったのに決定的なダメージを受けている訳でもなく
まだピンピンしている「フリーザ」
当然、死にかけたというのだから怒りをあらわにしている。

「クリリン」は悟空の名を叫び爆散させられた。

髭人『こりゃ悟飯も悟空も殺されるわ…ドラゴンボール終わった…』

あまりの「フリーザ」の強さに当時小便をりびりる思いをしたわ(苦笑)

そこからの「悟空」の異変…からのスーパーサイヤ人覚醒

髭人『悟空、遂にキタ―――――――!!』

「フリーザ」との激戦の後、倒した「悟空」

髭人「バーダック!望みがかなってよかったな―――!」

と、「たったひとりの最終決戦」を見ていて涙した視聴者も満足する。素晴らしい!


『ドラゴンボールZ たったひとりの最終決戦〜フリーザに挑んだZ戦士 孫悟空の父〜』

はさ。

「父から子に受け継がれるサイヤ人の熱い魂」

なんだよね。

当時の「鳥山明」氏も感動して原作でバーダックを
フリーザの回想として一コマだけ逆輸入って形で取り入れていたのもまた感動を高めてくれるんだよなぁ~。
(連載は「ベジータ」達との「フリーザ」第一形態との戦いに入ったぐらいに放送されたんじゃなかろうか?)


「バーダック」&「トランクス」TVスペシャル編集バージョン(YouTube)






「たったひとりの最終決戦」&「残された 超戦士・悟飯とトランクス」の編集動画
熱い!当時の気持ちがよみがえる!!
ドラゴンボール愛に満ち溢れそしてその編集技術の素晴らしさ
製作者には握手したい。


それがよ…
『エピソード オブ バーダック』では
実は「バーダック」は死んでおらず生きていてタイムスリップって何?
吹っ飛んだはずのバンダナまたやってますって何?
怒ってスーパーサイヤ人になりましたって何?
そして「フリーザ」の先祖の一人を倒しましたって何?

『ドラゴンボール-』では
死の予感って何?
甘さがうつったって何?

マンガ連載時はに逆輸入して読んでいた人たちを

「おお!バーダックが出た―――!」

って喜ばせてくれたのにな…
また後で描くことになるんだけど…はぁ…
優良なアニメオリジナルキャラを原作者自身が改悪するなんて珍しいわな…

ただ、ここまで「たったひとりの最終決戦」の「バーダック」上げをしてきたけども…
冷静に言う部分もある。
たまにネット上で

「バーダックに憧れる」とか「バーダックのようになりたい」

とか言う人がいるけど

「やめておけ」

と言わせていただく。
髭人だってなりたくはない。
ハッキリ言ってしまえば
「たったひとりの最終決戦」の「バーダック」は人としてはクソ野郎なのだから…
ただ単にキャラとして好きなだけだ。
ここにきて下げるなんてどういう事だって思う方がいるかもしれないが
キチンと説明するのでちと待って下さいマシ…

何故なら戦闘力が低いとはいえ自分の息子を「クズ」呼ばわりして、
会いにいくこともせず、
自分が好きな戦いに明け暮れ、他民族を滅ぼす事を何とも思わない戦闘狂なのだから。
もし「フリーザ」が

フリーザ「地球という星は良い星ですね。
 高く売れそうです。
 ですからそこでの地球人という原住民どもを一匹残らず絶滅させてきなさい」


と、命令していたら地球で破壊活動を嬉々として行っていたことだろう。
現に「ドラゴンボールZ」では「バーダック」ではないがサイヤ人全体に対して劇中で評していた。

悟空「罪もない者を次から次へと殺しやがって…
クリリンまで…
俺は怒ったぞ。フリーザ―――――!!」

略…

フリーザ「罪もない者を殺しただと?偉そうなことを言いやがって…
 貴様らサイヤ人は罪もない者を殺さなかったとでもいうのか?」

悟空「だから滅びた…」

フリーザ「オレが滅ぼしたんだ。サイヤ人はなんとなく気に入らないんでね…」
悟空「今度はこの俺が貴様を滅ぼす」(悟空、カッコ良すぎ…)

そのような滅びて当たり前のサイヤ人の1人である「バーダック」が
飽くまで戦闘好きとして
ボロッボロになりながらも未来を変えるべく強者という「フリーザ」に立ち向かっていく。
そして、全く歯が立たず敗北。
最終的に息子に遺志を託して死んでいく姿がいいのである。
人としてどうかではないのだ。

そんな「バーダック」を見た少年たちは深く心に刻み付け、
今でも愛されるキャラクターなのだ。

人の熱い思い出に水をひっかけるのやめろよ。マジで。
上記で言った息子に託した想いを自分で回収してど―すんだよ。

仮に「バーダック」の墓があったとして
態々ほじくり出して骨を拾い上げ、肉をくっつけ

「これはバーダックです」

って言っているようなもの。
勿論、魂が抜けているからそのままじゃ動けず、糸を付けるしかない。
上手い使い手ならマリオネットをまるで生きているかのような動かす事も可能だろうが
この「バーダック」はない。
三流がそれっぽく見せかけただけの「バーダックソ」である。

ピピピピピピピピピ(戦闘力0)

「クズが…」


心に突き刺さる希望の『バッドエンド』の「たったひとりの最終決戦」
心を突き刺す絶望の『グッドエンド』の「エピソードオブバーダック」

そんな差があろうとは…

個人的に言わせてもらえれば
「エピソード オブ バーダック」は単に

「『バーダック』をスーパーサイヤ人にさせる」

というのが主目的だったんじゃないかって思うね。
ifだろうがパラレルだろうが一度スーパーサイヤ人にしてしまえば
いくつもの形態があるスーパーサイヤ人に「バーダック」も参戦出来る。
当然、それにより金儲けが出来るという理由。
非常に手軽で非常にオイシイ。そりゃ病みつきになるよな。

「スーパーサイヤ商法」

とでも呼ぼうか?

現に公式はもうこの設定をウッキウキで鼻歌が聞こえてくるようなレベルで
取り入れちゃってゲーセンのカードゲームなんかで
「バーダック」が余裕でスーパーサイヤ人化しているからな。
今では「バーダック」はスーパーサイヤ人2になっているらしい。
こりゃ、3や4などの形態になるのも時間の問題か…

はぁ…
(2015年7月22日追記、ゲームではスーパーサイヤ人3になったとの事…
 髭人の予想は現実になるか…スーパーサイヤ人ゴッドにも、
 スーパーサイヤ人ゴッドスーパーサイヤ人にもなるな…)

そういえば、ハリウッドの実写版「DRAGONBALL EVOLUTION」の脚本家が

「金が目にくらんだ」

って作品に対しての思い入れもないのに金で作ったってな事を認めて
謝罪していたけどこれを作った人たちも似たようなもんなんじゃね?

「『バーダック』でスーパーサイヤ商法をやるから
『バーダック』をスーパーサイヤ人にするお話を作れ。
 金なら出す」

的な感じでね。
でなければ、あんな作品作れないでしょ。
素直に認めるだけハリウッドの実写版の脚本家の方がマシだわな。
あまりにも低次元な争いだが…


次に
「ドラゴンボール-」の主目的はやっぱり

「『バーダック』でお金儲けしよう」

ぐらいだろうか?

「-」の「バーダック」はただの家族思いの良キャラでしかない。分かりやすく言えば

『どこにでもありふれた平凡な良キャラ』

これじゃ、少年たちの記憶には鮮烈に残らんわなぁ…
(俺には別の意味で記憶に残ったがな…)

こんな生ぬるい「バーダック」では傷だらけで
「フリーザ」に立ち向かう闘志を見せられないだろう。
仮に「ドドリア」に重傷を負わされたのなら建物内の床で
気絶したまま「フリーザ」のエネルギー弾で
「惑星ベジータ」ごと死亡しているに違いない。

何故、「鳥山」氏自身が
昔に感動したという「バーダック」を自ら傷物にしてしまうのだろうか。
「たったひとりの最終決戦」について

「僕だったら絶対描かない話。いい意味で違うドラゴンボールを見ている感じがする」

っていうコメントを残していたのに、
なぜ敢えて描かないものを自分流に描いてしまったのだろう。
(描かないってか描けないだろ)
wiki見たら鳥山氏は後に自分の作品に「バーダック」を登場させたことすら覚えてなかったのだとか…

……(絶句)

そんな自作品に対しての痴呆老人みたいな方が
なんで「バーダック」作品を作ろうと思ったのだろうか?
そういえばハリウッドの実写版ドラゴンボールに対して鳥山氏はこんなコメントを残していたそうだな。

「脚本やキャラクター造りは
原作者としては『え?』って感じはありますが、監督さんや俳優の皆さん、
ボクやファンの皆さんは別次元の『新ドラゴンボール』として
鑑賞するのが正解かもしれません」

だから、この「バーダック」は
別次元の『新たったひとりの最終決戦』として鑑賞するのが
正解ってことなのだろうか?
そんなスタンスで物を作っているのなら
もう元の次元に戻ってきてほしくないのだがな…

当然、原作者だから『これが俺のドラゴンボールだ!』って言うのなら決して否定はしない…
だが、かつての少年たちを熱くさせた『ドラゴンボール』を鳥山明氏自身が理解してないんだな…
ってのを露呈した結果となったなぁ…(悲)

結果的にネット上の一部では

「鳥山明は原作者に謝罪しろ!」

なんてネタが囁かれる始末である。

そういったお方が「ドラゴンボール-」の後に
『バーダック』と直接的な関係を持つ『フリーザ』が出て来る映画の
「復活のF」の脚本をする…
どんな出来になるかなんてのは言わずもがなだわな(涙)

もうストーリーに関わる物など作らず
ドラクエなどのデザインだけの仕事を専念していてほしいわ。
それとも公式から言われてんのかな?こんな風に…

「鳥山さん、『バーダック』の作品作ってくださいよ~。
 ファンなんかちょろいんですから作品の出来なんか気にしちゃいません。
 『鳥山先生が関わった』という事実だけがほしいんです!
 お願いします!お金儲けをみんなでしましょう!!」


愛がないよな。
そうだ。とある小さなマンガで
「私は明日しか見ない性格だから過去(終わった事)に関心がない」みたいな事を言っていたな。
仕事なんだから引き受けた時点で興味持てよ。
持たないなら受けるなよ。
やっぱり問題は金かな。
それなら、「DRAGONBALL EVOLUTION」の脚本家と同じやん。
(これは俺の邪推の域を出ないが…)

はぁ…ゲームオリジナルキャラでスーパーサイヤ人3でも4でも何でもやればいいのに…
何故に「バーダック」を巻き込むのか?
まともに「バーダック」を描けるような有能な人がいないのならそっとしておいてくれよ…頼むから…


それにしても便利な魔法の言葉だな。

「if」「パラレル」「別次元の新○○」

髭人も何か困った時にこれを使おう。


『ドラゴンボールZ たったひとりの最終決戦〜フリーザに挑んだZ戦士 孫悟空の父〜』で泣き
『ドラゴンボール エピソード オブ バーダック』でも泣き
『ドラゴンボール―』でも泣く。

すごいな。トリプル涙だぜ。(意味合いは全く違うがな…)



しかし公式は無責任だわなぁ~。
「ドラゴンボールGT」というものがありながら
「ドラゴンボール超」にて「GT」をなかった事にするような設定にしてしまっている。

「ピラフ一味の若返り」「スーパーサイヤ人ゴッドの存在」
「邪悪龍の願いの数」「界王神とキビトとの分離(ドラゴンボール使用で)」など…

上書き保存すればいいんか?しっかりつなぐつもりあんの?
髭人は「GT」は好きではないが、生み出された作品である以上はそれをキッチリと受け止めるべきだと思う。
だってさ「GT」を好きな人だっているのだから…
そういったファンたちに対して作品を蹂躙してなかった事にするとか酷いにもほどがあるだろう。


「バーダック」もこんな金の為に安易な新作が垂れ流し続けられる状況になると
予知夢で見たら怒りで間違いなく立ち向かっていくんだろうな…


バーダック「公式ぃぃぃ!出てきやがれぇぇぇ!俺は貴様が許せねぇぇぇぇ!」

すると宇宙船から公式が静かに現れ、「バーダック」はようやく会えたと笑みを浮かべつつ気弾を溜める。

バーダック「これで、すべてが変わる。
 このドラゴンボールの運命。このオレの運命。カカロットの運命。そして貴様の運命も…
 これで最後だ―――――!」

放つ光弾。しかし、公式の光弾が一気に大きくなり「バーダック」の光弾を吸収し
「バーダック」を飲み込んでいったのであった…

公式「ホーッホッホッホ!ホラ!見てご覧なさい!原作者さん!脚本家さん!
 こんな美しいお金ですよ――――!」


……

企業だから金稼ぎをするという姿勢は否定しない。
ただ「バーダック」の魅力をより引き出そうとか
更に深みを出そうという熱意やコダワリを微塵にも感じられない。
楽して儲ける為だけに新たに生み出された存在でしかないのだろう。

スーパーサイヤ商法の犠牲者「バーダック」

悲しいなぁ…本当、悲しいなぁ…

あ…「ドラゴンボール-」の「バーダック」が死の予感がするって言っていたのは
色んな意味で死ぬ事になるってのを予見していたって事か…
それに関しては大的中だなぁ…(涙)


「バーダック」に限らずこのままグッチャグチャにされ続ける「ドラゴンボール」が
どこに向かいどこに終着するのか…
それを傍観者として遠い目で眺めてみようと思う…

「フリーザ」や「未来トランクス」が人気キャラ引っ張り出される「ドラゴンボール超」
「バーダック」にまでその魔の手を伸ばして来る可能性もあるなぁ…
お、恐ろしい…

(この部分、2018年10月追記)

 2018年の12月に「ドラゴンボール」の映画が放映されるとの事。
 サブタイトルは「ブロリー」
 脚本家は「鳥山明」氏
 何だかネット上でのブロリー人気を聞いて自分で描く事にしたらしい。
 ブロリー人気を伝えた奴は『ブロリー』に岩盤に叩き付けられろ。
 その現状では予告編が動画として出ていて
 そこで『バーダック』が登場するのだ。
 そこは鳥山氏のものだから
 「ドラゴンボール-」の
 『バーダック』と『ギネ』が『カカロット(悟空)』をポッドで発射して見送るシーンだ。
 映像としてそちらを取り入れてしまうか…
 って残念な気持ちにしかならん。
 実に「鳥山明」氏は罪作りなお方だなと…
 こんなん後でもめるだけやん。

 その映画などで初見の人が

 新しいファン「バーダックって悟空の父ちゃん!凄いいい奴!大好きだ!」

 と思って、以前の『バーダック』の存在を知って
 「たったひとりの最終決戦」を鑑賞した結果

 新しいファン「こんなの『バーダック』じゃない!」

 なんて荒れるセリフを言うのは目に見えているわ。

 新しいファン「こんな『バーダック』は最低だ!
  元々アニメのオリジナルキャラだろ!
  こんなのに影響を受ける奴は頭がどうかしている!
  こんなの好き奴は老害でしかないッ!」

 って言って昔のバーダックファンを煽るけど

 古いファン「いや、『たったひとりの最終決戦』の
  『バーダック』はアニメオリジナルの方が先に生まれて
  鳥山先生が影響を受けて漫画の方が逆輸入したんだぜ」

 新しいファン「えっ!?
  そ、それはあんな『バーダック』で当時のバカが盛り上がっているのを知ったから
  鳥山先生もあんな『バーダック』を取り入れざるをなかったという
  いわばファンサービスさ!(震え声)」

 なんて事にもなるのだろう…
 いい事ないだろうに…
あ~あ…

さて言いたい事は言い切ったから
そんな長文の駄文の最後に髭人からメッセージを送ろう…

ifでも別次元でもないオリジナルの「バーダック」よ。

良い夢を見させてもらったよ…


本当にありがとう。



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いちいち (匿名)
2014-09-17 22:42:02
突っ込み処をほしくって何が楽しいんだ?
漫画だしアニメなんだからフィクションだしいちいち辻褄合わないところをグチグチ言うなよ。
なんも考えず1つ作品として楽しもうぜい!!
辻褄 (髭人)
2014-09-18 17:05:59
匿名殿
コメントさんきゅーです。

コレは「バーダック」がサブタイトルになっている作品です。
ならば「バーダック」としてしっかり作ってしかるべきだと私は思います。

もし設定などを考えずに作るのなら名も無きサイヤ人がスーパーサイヤ人になる作品にするのが適切だったんじゃないのでしょうかね?
バーダック人気に肖りたかっただけのようにしか思えないのです。
えーと (髭)
2014-10-04 21:36:24
アニメ見ましたがそこまで悪くないと思った。俺はドラゴンボール世代やし気持ちは解るけど、エピソードオブバーダックが連載されていた誌面を知ってますか?Vジャンプですよ。笑
今の時代、規制やなんやで表現が難しくなってますよね?

だからここはきっぱり昔のバーダックを知らない世代に向けた新しい解釈(リブート)て事でいいんじゃないかな?
主がドラゴンボールが好きなのは解るけど俺からしたら作者が監修してキャラデザインしてあの声優でやってくれて満足ですよ。
解釈 (髭人)
2014-10-04 23:31:05
髭殿
コメントさんきゅーです。

時代ですか…
それならまた新たに別の熱いキャラを作ろうとする意欲があってもいい気がしますけどね。
何故既存キャラにこだわるのかな~。
で、上書き保存ばっかりされてしまって…昔のが好きだった私みたいな懐古厨は右往左往ですよ(涙)
うーん (髭)
2014-10-05 15:31:33
主殿。
確かに既存キャラの使い方に関してはひどいと思う時もあるが、そこは鳥山作品、クリリン、ピッコロ、ベジータ等段々弱くなっているように感じる所は昔からでしょ?俺はピッコロが好きですがまぁ仕方ないと割り切ってます。それに今から新しいキャラが出てきても昔より好きになれそうもないし。
それは作者が一番分かってるのだと思います。それでも新しいストーリーを見たいと俺は思ってしまうし、昨年の映画もヒットしたのは二世代で楽しめる物を作ったから。
そこは否定出来ないと思うよー。
悲しいとは思うけど受け入れて楽しもう。
海のような大きな心 (髭人)
2014-10-05 20:12:59
髭殿
素早い返信に感謝です。

悲しいとは思うけど受け入れて楽しもうですか…
髭殿凄い!
私はその域にはたどり着けそうにありません~。
特に思い入れの強いものには…
私の心の狭さはアリの巣並~
まぁ (髭)
2014-10-06 10:25:18
主殿。

心が広い、狭いではないと思うよー。俺ドラゴンボール好きやけど主はもはや愛があるんやと思う。愛ゆえに許せない、よくあることです。まぁ気楽にいこー。
 (髭人)
2014-10-08 20:51:46
髭殿
返信遅くなりましたー。

いやいや~。私は心狭いですよ~。
まぁ、ここまで来たら開き直りますがね(ダメだろ。それ)
どんと来いやーーーー!!
何だったんだろう (みーか)
2014-10-09 00:28:24
「バーダック」で検索すると「エピソード オブ バーダック」が一番上にくるという悲劇。
この話の流れですと、サイヤ人が滅ぼされたのって、バーダックのせいになるような…
まぁタイムスリップしてる時点で原作とは別の宇宙に行ったことになるわけですが、この世界のサイヤ人にとっては
そういうことになりますよね。

「ドラゴンボール マイナス」の方は私はいけました。背景にいるモブのサイヤ人たちが色々細かく書かれてたのが興味深かったです。
めっちゃ個人的な意見ですみません。
タイムスリップ (髭人)
2014-10-09 05:30:32
みーか殿
コメントさんきゅーです。

タイムスリップしている時点で原作とは別の宇宙に…
そのような解釈なら筋は通りますね。
確かに、ドラゴンボールの世界観は過去に行ってその時を変えても現在は変わらないって話でしたもんね。
いくつもあるバーダックの1つって訳で
この作品のバーダックは頭を強打して人格すらも変わっているという解釈でOKOK。大OK

個人的でも何でもOKですよー。大OK

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