東大阪親睦会

個人的な観点からの意見、情報、感想、思い等の記述です。

韓半島

2009-05-11 23:12:35 | Weblog
 ミサイル実験以後、特に目立った動きのなかった北朝鮮だが、4月下旬ごろから、国民総動員で「百五十日戦闘」に入ったとのこと。国内外の難局を乗り切るため国民の結束を固める狙いがあるとみられ、その意義を「今後三年間が強盛大国となるための成否が決まる」と強調し、故金日成主席の生誕百年となる2012年に「強盛大国」を建設するとのこと。
客観的に見て、とても実現不可能と思えるのだが、これも主体思想の「なせばなる(ハミョン トェンダ)」との考えの表れか。

 ところでこの主体思想、そのルーツを辿れば、ルネッサンス→啓蒙思想→唯物思想→共産主義→毛沢東思想→主体思想という流れであろうか。地勢的には欧州→ソ連→中国→北朝鮮と地球を東回りで巡ってきたといえる。 
一方の韓国の場合はどうであろうか、特に戦後はキリスト教の影響力が強いと言え、なかでも、プロテスタント系長老派が多数を占めている。同様に、長老派のルーツを辿れば、宗教改革(欧州)→清教徒(英国)→長老派(米国)→長老派(韓国)となり、先ほどとは反対に、地球を西回りで伝播してきている。  
発祥はどちらも欧州であるが、奇妙なことに、前者の啓蒙思想家ルソーやロシア革命の父レーニンの出身はスイスであり、後者においても、清教徒の母体はカルビンの宗教改革であり、その活動中心地はスイスであった。すなわち、いずれもスイスを発祥として、前者は地球を東回りに、後者は西回りで韓半島でぶつかり合い対峙した形である。 

 さらに深く分析するならば、ルネッサンスも宗教改革も中世ローマカトリックの堕落に対する発露として現れたもので、ルネッサンスはギリシャ、ローマ時代の人間中心主義に戻れと主張するものであり、片や宗教改革は、イエスキリスト当時の神中心主義に帰れとの運動である。すなわち、韓半島問題は単に地域的な問題ではなく、中東問題と同根であり、歴史的、世界的次元の内容と捉えることが必要である。  

 日本において、嫌いな国を挙げてもらったならば、 北朝鮮、中国、韓国、ロシアが上位にくるものと思う。これら欧州から東回りで感化されていた国々は反日、反米かつ策略的であることが、好きになれない主な要因である。 
右翼的思想家の多くは、これらの国々とは付き合わないほうが国益に適うとの主張をする。
しかしながら、東周り勢力と西回り勢力が落ち着いた状態ではなく、東周り勢力は、隙あらばさらに東方を支配しようと策略していることを忘れてはならない。すなわち、韓国、次に日本や台湾そして太平洋上の国々が狙われているのである。  

 真の恒久的平和を願うのであれば、西回り勢力をさらに推し進め、完全に地球を巡回しなければならない。その手掛かりとして、何としても韓国を日米の連携の中に取り込むことが必要である。
最近、韓国が何かと反日行動を表すことから、感情的に韓国を嫌う嫌韓流が特にネットを中心に勢いづいているが、これらの挙動は韓国が東回り勢力に飲み込まれようとしている表れと捉えるべきである。
それゆえに、今は何よりも日韓の一体化そして日-韓-米の連携強固のために日本が全力を尽くすべき重要な時である。これが実現すれば、韓半島の自由主義陣営下での統一は困難なことではなく、さらに西回り勢力が中国を経て一巡する大きな一歩となるであろう。

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1 コメント

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Unknown (田中)
2009-05-12 13:40:41
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