東大阪親睦会

個人的な観点からの意見、情報、感想、思い等の記述です。

地球温暖化詐欺

2009-05-09 15:01:45 | Weblog
 確かに地球は温暖化しているものの、その原因について、人為的な温暖化という既に定着しつつあるコンセンサスを「近代で最も大きな詐欺」として扱うドキュメンタリー番組「地球温暖化詐欺(The Great Global Warming Swindle)」が英国で放映された。その反響は大きく、もちろん多くの反論、批判が出た。

 番組の結論は、「温暖化は人間活動によるCO2排出が原因ではなく、太陽の活動に起因するもの」とのことだが、やや強引な側面も多く、データーの誤用、一部強調するために捏造したこと等が指摘されている。
しかし、基本的な部分での反論には説得力がなく、反対意見を鑑みたとしても、CO2原因説のほうが逆に強引すぎるように私は思う。

 その根拠の一つに、上図データからわかるように、CO2排出量の増加が著しい1940年以降、平均気温は上昇せず、逆に1970年位まで気温が下降している。
この気温の下降に関して、当時、科学者たちは地球に氷河期が来るとの主張が多くあり、1972年、ブラウン大学で「現在の間氷期はいつ、どのようにして終わるのか」というシンポジウムが開かれたほどである。
これらの測定結果に対して、今のところ納得のいく説明は聞いたことがない。

 一方日本では、「CO2原因説」が疑いもない事実として報道されており、議論を呼び起こすような報道は皆無である。
IPCC(気候変動に関する政府間パネル)は公的な国際機関であり、ノーベル賞を受賞したことからも、IPCCが主張する「CO2原因説」に間違いがあるはずがないと考えているようだ。
「CO2原因説」に対し、どこまでが科学的内容で、どこからが政治的判断であるかを明確にするのがメディアの責任だと思うのだが……

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1 コメント

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現状も (Unknown)
2009-05-09 17:19:23
 初めまして、私もそう思います。 その上、最近の十年は二酸化炭素濃度は増加しているのに気温は上昇しないという状況が続いております。 またIPCCの報告書でも50年後や100年後の危機を訴えているので、現状の異常気象との因果関係は不明としていますがそれすら無視して危機を煽る報道は作為的としか思えません。
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