反戦・平和のイベント情報

反戦、反改憲のための市民のイベント情報
スタッフの声他

2.20 講演会 

2010-02-24 | 事務局風景 スタッフの声
2月20日㈯ 講演会は、お天気にも恵まれ無事に終了することができました。
参加してくださった皆さま、ありがとうございました

                
          会場:西片町教会                       代表:吉川勇一 

講演は、新崎盛暉さんと浦野広明さんお二人の、とても貴重なお話でした。

              
                           新崎盛暉さん
              
新崎さんのお話は、普天間基地をどこへ移設するのか。
名護(現行案)・ヤマト・県内の別の場所・県外・国外なのかを、沖縄県だけの基地問題としない全国民を巻き込んだ運動をどう展開していくかが今後の課題となる。また日本の安全保障のため普天間基地の代替基地が必要ならば、移設は国内ということになる。しかしそうなると反対運動が起こるが、その賛否両論を多くの国民が当事者として受け止め考えられるのかにより今後の新しい安全保障の形が見えてくるのではないだろうか。

              
                           浦野広明さん

浦野さんのお話は、税制改正により庶民大増税の時代がやってくる。
例えば、年金受給が年間60万円でも所得税がかかり国民一人ひとりに「納税者番号」を付ける制度となり管理されるようになる。
また税金の滞納者に対する徴収や罰則が強化され、現に地方の自治体では、滞納者に対し、顔見知りの職員では徴収しにくいという理由で、隣の自治体の職員に徴収させているそうです。
その一方で、株の高額配当金に対する所得税は優遇され、大企業向けの法人税の減税は2年延長されるそうです。
現連立政権の進めようとする税制は、労働者や中小企業をいじめ、大企業には減税するというもの。悪税制を阻止できるのかは、参議院選挙にかかっている。

お二人のお話は、今後の日本の行方は、私たち一人ひとりが、どれだけ受け止め考えて議論し行動に移せるのかにかかっているとを強く感じました。お二人のお話は、時間が許せばもっとお聞きしたいと思いました。
とても良い講演会になりました。

参加者96名、交流会参加者16名でした。
講演会の準備、当日のお手伝いの皆さま、お疲れさまでした。ありがとうございました。

最新の画像もっと見る