H24.4.12
関東ふれあいの道 東京コース 4番歴史のみちを歩きました。上川乗バス停の近くに車を停め歩き出しました。
バス停のすぐそばに登り口があります。
植林された林の中の静かな山道です。
しばらく登りを歩くと浅間嶺に到着しました。ここは認定証写真スポットです。ここで昼食です。
その後は緩やかな下りが続きます。殆ど人影はありません。この辺りは植林の林ではなく自然林です。
カタクリの観察路があり、道の近くにも咲いています。
しばらく歩くと自然の灌木林が終わり、杉、ヒノキ、の植林された林になります。
ニリンソウを見つけました。トリカブトと間違われることがあるとのこと。花を2輪つけるのが名前の由来だそうです。
人工林は戦後植林され60年くらい経っているそうです。杉とヒノキとサワラが植えられています。右が杉の葉で葉先が尖っていて触ると痛い。
左がヒノキまたはサワラの葉。ヒノキとサワラの葉は軟らく優しい感じで差は殆どないみたいです。
これらの木が花粉症の原因となっているのでしょうか
しばらく下ると水車のある一軒の風流な家が突然現れました。
玄関を見ると蕎麦屋さんをしているみたいです。こんなところお客さんは来るのでしょうか。本日は休みと書いてありましたが、多分土日は繁盛しているのでしょう。
店の周りにはわさびが自生しています。
クリンソウもありました。
更に少し下ると、甲州古道の茶店がありましたがやはり本日休業のようです。
この辺りは浅間尾根というそうです。
少し下ると、植林された杉、ヒノキ、サワラを大規模に伐採していました。まだ大きく成長していない物もまとめて切っているみたいです。まだ売り物にもならないような木材がどんどんなぎ倒されています。
戦後になって植林され、60年近くになり花粉症の原因を言われ、補助金を出して急いで伐採しているみたいです。はげ山のままというわけにはいかないので、花粉を出さない品種に変えていくということでしょうが、全国的な問題なので莫大な費用と時間がかかると思われます。
花粉症が日本の国民病みたいになっていて多くの人が花粉症に悩んでいるのを思うと、日本の林業関係の行政はもう少しこの植林事業の実態と将来対策を国民に説明すべきではないでしょうか。
ちなみに、沖縄では花粉症がないそうですが、杉、ヒノキがないからかな。
時坂峠を経て、払沢の滝入口バス停に着きました。バスの時間まで少しあるので払沢の滝まで行くことにしました。
途中に、昔懐かしい郵便局の建物がありました。今は使われていないみたいです。こんな山の中に郵便局があったとは思えないのですが。
払沢の滝付近の忠助淵
払沢の滝。私たちが行った時は誰もいませんでした。
ここから払沢の滝入り口バス停まで戻り、数馬行きのバスに乗り、朝駐車した上川乗のバス停に戻りました。
バス代一人430円。
今日の歩き;18800歩、