公園散歩

旅行記(のつもりですけど)

出流原弁天池

2017-12-30 23:27:27 | 旅行記
12/30、栃木県は佐野市、出流原弁天池に行ってきました。とにかく水がきれいで、冬の角度のない光が水面で微妙に反射するのと、空の青さや水底の藻の緑色など、何とも言えぬ景色でした。厄よけ祈願などしてもらわなくても、この景色を見るだけで心が洗われる気になるから不思議です。湧水によくある、「水底で砂が躍る」ポイントを見つけることはできませんでしたが、池の中央部分にあるのでしょう。また、水量にもよるのかもしれません。年末の忙しさなど、鴨や鯉には無縁ですので、この時期にこんなところへ来ると、「なんかほっとできる」気分が味わえます。
この日はその他、イチゴ狩りもしましたし、謙信平で夕日に浮かぶ富士山も見ることができました。レンタカーのカーナビの名称検索ではヒットしないようなところが多かったですが、なかなか面白かったです。栃木県、いいところじゃないですか。
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岡本太郎記念館

2017-12-16 19:37:25 | 旅行記
12/16、表参道近くの岡本太郎記念館に行ってきました。遠い昔に一度来た記憶があるのですが、無料の入場チケットを入手したので、再訪です。企画展として、大阪万博の「太陽の塔」の再建用縮小モデルを並べていました。行ったことのない大阪万博ですが、太陽の塔の内部や地下空間には、相応の展示があったようで、《生命の樹》などの内部展示も再建対象なのだそうです。モニュメントとして残していた太陽の塔も、新しい耐震基準には勝てなかったようで、取り壊し、再建、という運命をたどっているようです。アミューズメントとして、元が取れるから再建するのでしょうが、「過去のもの」を再現させるあたり、高齢化社会の悪しき一面が表れているのでは、と思います。新進気鋭の芸術家に新しいアミューズメントデザインを任せる、ということはできなかったのでしょうか。「新、太陽の塔」とか、「太陽の塔2018」とか、オマージュを見せたうえでの「新しいもの」の方が活気が出る、という気がします。今は亡き岡本太郎氏も、その方を喜ぶと思うのですが、いかがでしょう。そんな発想が少子化対策にも寄与する、と思うのは考えすぎでしょうか。
展示自体は懐かしく、楽しく、行ってよかったと思うのですが、帰ってからふと、そんなことを考えてしまいました。写真はアトリエの一部で、ピアノのあるところがほほえましく、一枚、撮りました。
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