公園散歩

旅行記(のつもりですけど)

石谷家住宅

2012-05-08 00:17:47 | 旅行記
5/6、鳥取県の因幡街道、智頭宿へ行ってきました。無料駐車場でボランティアの方に「智頭の地図です」と言って渡された地図を頼りに、石谷家住宅へ向かいました。あまり期待していなかったのですが、立派な家にびっくりです。庭園も整備されていて、ゆったりできるいいスペースだと感じました。巨木を使った梁組みもそうですが、欄間の木彫りのデザインや二階の太鼓橋など、芸術性も十分です。「いいものを見させてもらった」と感じることができるいいスポットでした。

鳥取砂丘

2012-05-08 00:08:10 | 旅行記
5/5、鳥取砂丘に行ってきました。さすがのスケールです。歩いている人間がまるで蟻んこのようです。小さい子供は天然の滑り台よろしく、急勾配の坂を登ったり降りたりしていましたが、大人たちは強制労働を宣告された被告のように、ひたすら下を向いて歩いていました。傍から見ていると、どこかの映画で見たような、ピラミッド建設に駆り出された作業者のようです。なんとなく「鳥取砂漠」という表現の方がマッチしているような一瞬でした。

音戸の瀬戸公園

2012-05-07 23:53:59 | 旅行記
5/4、音戸の瀬戸公園に行きました。NHKのドラマでも紹介されていて、さぞや平清盛を前面に押し出した観光地なのだろうと思っていましたが、ところがどっこい、戦争気分が漂う場所でした。この見晴らしのいい場所は戦時中の砲台跡であること、風景として海上自衛隊の戦艦(護衛艦か)が目に入ること、製鋼所の工場が稼動していることなど、呉市内なので当然かもしれませんが、私には観光ガイドにある「つつじや音戸大橋の景観」よりも、そちらの印象が強かったです。

平和記念公園

2012-05-07 23:33:05 | 旅行記
5/3、広島市に入りました。原爆ドームがなぜ平和のシンボルになっているのかあまり理解していなかったのですが、現物や当時の写真を見ていると、これは取り壊すわけにはいかなかっただろうと、少しわかったような気がしました。それまで、爆風で吹き飛ばされた状態が、原爆の威力を示す資料となるからだと思っていたのですが、周囲の建物がすべて吹っ飛び、原爆ドームのみが寂しく建っている姿を写真で見ると、しぶとく生きている、ここから復活するんだという心の支えになったのではと思いました。現物も思ったより大きく、曲面を活かした頑丈なつくりだったことがうかがえます。この日はつつじも咲いていて、生命のしぶとさやそれゆえの美しさを感じることができました。

姫路城

2012-05-02 01:17:18 | 旅行記
5/1、姫路城に行ってきました。天守閣が改修中で、見事な外観を望むことはできませんでしたが、周辺の城郭や西の丸など、いろいろ散策できました。写真は人面石です。近くにいたガイドさんが説明してくれましたが、門のそばで睨みを利かせる石なんだそうです。攻め込んだ武士がこの石でたじろぐとも思えませんが、まじないにはなったかもしれません。私は工事作業者の技術宣伝でしかないと思いますが、デザイン的にはイマイチといったところでしょうか。また、ここも城の説明には「千姫」が付いてまわります。城主が誰で云々よりも、千姫がいたことが強調されています。観光客の中には外国の方もいたようですが、城主を千姫だと思ってないか、少し不安になりました。

玄武洞

2012-05-02 01:05:45 | 旅行記
4/30、城崎温泉近くの玄武洞に行ってきました。あまり期待していなかったのですが、そのスケールにびっくり。溶岩の流れた後らしく、自然のスケールの大きさに圧倒された次第です。今でも徐々に崩れているようで、あまり近くに寄ることはできませんでした。また、規模は小さいながらも岩の曲線がきれいな朱雀洞などもあり、なかなか面白い場所だと思いました。

寂光院

2012-05-02 00:38:47 | 旅行記
4/29、京都の大原は寂光院へ行ってきました。建礼門院が晩年を過ごした寺、ということになっているようですが、本当に寂しい感じがしました。何年か前に放火にあったようで、炭化した仏像が置かれてあるというのも、ますます寂しいものがあります。そもそも宗派は何で、から始まるべき寺院の説明が、「建礼門院のいた」で始まっているというのが、違和感を覚えます。まぁ、観光客の7割が女性で、歴史に女性のドラマを見ようとしているのであれば、致し方のないことなのでしょう。写真は特別公開中の書院から茶室を見下ろしたところです。

清滝川

2012-05-02 00:28:14 | 旅行記
4/28、京都の北西側、嵐山高雄パークウェイなる道を車で走りました。途中のパーキングエリアで見下ろした景色が、写真のようなものです。あらためて感じましたが、京都を取巻く山というのは本当に険しいです。なぜ、こんなところを都にしたのでしょうか。周辺から攻め込みにくいということでしょうか。よくわかりませんが、それでも景観上はなかなかいいものがあります。清滝川は紅葉で有名みたいですが、この季節に見ても、それなりの風情は感じます。寺ばかりが京都ではないと、あらためて感じた一日でした。