公園散歩

旅行記(のつもりですけど)

シャルトル大聖堂

2014-06-07 16:26:24 | 旅行記
6/5、フランス語も話せないのに、フランスの郊外電車に乗ってシャルトルに行きました。非常に空いている快速電車といった感じで、のどかな田園風景を見ながらシャルトルに近づくと、電車の窓からも十分な大きさで大聖堂を認識することができました。駅から歩いてすぐの大聖堂は、すごい迫力です。周辺を歩くと上を見上げてばかりで、首が痛くなりそうでしたが、その存在感は見事でした。噂の「シャルトルブルー」はお日様の傾き具合からか、あまりきれいとは思えませんでしたが、ステンドグラスの多さと、建物の壮大さは、さすが世界遺産という感じです。

モネの描く雪景色

2014-06-07 15:56:34 | 旅行記
実は今回のパリ旅行、オルセー美術館にあるモネの「かささぎ」を見たい、というのがひとつの楽しみでした。約20年前にオルセー美術館で見た「かささぎ」が絶妙な展示位置にあり、モネの描く光で展示室が明るくなる、とすら思えたことがあったのです。ところが、6/1、オルセー美術館に行ってみると、「かささぎ」がないのです。まぁ、別の美術館で展示されるのはよくある話ですし、残念でしたでその日は済ませていました。そして6/4、ルーブル美術館で、その展示作品の多さに足早に見ていたところ、やはり少し明るいところがあったのです。「あれっ」と思うとモネの雪景色があるではありませんか。「かささぎ」ほどの大きさや明るさはありませんが、「Honfleur」と書かれたその絵は十分に存在感を放っていました。存在感のある絵が多すぎて、人が集まっているとは限らないのがルーブルですが、私は一人でその絵の前にあった椅子に腰かけ、しばらく見ていました。二日前に全然期待しないで寄った港町オンフルール、この日、光を見つけた「Honfleur」、何か不思議なものを感じた瞬間でした。

モン・サン=ミシェル

2014-06-07 15:28:54 | 旅行記
6/3、モン・サン=ミシェルの中の修道院に入りました。実は、前日の夜のライトアップが楽しみだったのですが。工事中の箇所に明かりがなく、なんとも暗い、歪なライトアップで、ちょっとがっかりでした。さて、修道院ですが、遠くから見るとよくわかりませんが、建物は結構な大きさです。建設時期にしたがい柱や天井の様式が異なるなど、他の聖堂と同様、歴史を感じることができました。しかし、このモン・サン=ミシェル、観光客の半分近くが日本人です。バスに同乗していたガイドさんは「日本人のわび・さびに通じるものがあるのでは」と話していましたが、私はちょっと同意しかねます。私自身はスケールの大きさを感じたぐらいで、わび・さびを感じることはできませんでした。客も圧倒的に女性が多いことを考えると、島として隔離されている点、軍事や囚人用などと施設が転用されていた点など、「悲劇のヒロイン」的な要素が大きいのではと思いました。急な石の階段が小雨で滑りやすくなっており、転んでいた女性を何人も見ましたが、これも悲劇の一部なのかもしれません。

オンフルール

2014-06-07 15:18:06 | 旅行記
6/2、ノルマンディーの港町、オンフルールに行ってきました。実はこの町、モン・サン=ミシェルへ向かうバスツアーの途中に短時間だけ寄る程度の観光地だったのですが、なかなか印象深いものがありました。木造教会の古さもそうですし、港に面した建物の密集さ加減も、風景画家のいい題材になっていたようです。直売の魚屋さんとか、おこぼれにあずかろうと人が近づいても逃げないカモメなど、好感度の高い田舎さ満載の地区と言えると思います。のどかな気分にさせてくれるいい場所だと思います。

アンバリッド廃兵院

2014-06-07 15:00:55 | 旅行記
6/1、パリのアンバリッド廃兵院に行ってきました。海外にまで来て軍事博物館に行くのはどうかとも思ったのですが、「ナポレオンの墓」というのにつられてしまいました。行ってみるとその建物の壮大さにびっくりです。ナポレオンの墓などはどうでもいいぐらいで、よくこういった建物がデザインできるなぁ、と感心した次第です。大聖堂や寺院なんかも同様ですが、建築家は芸術家と同じカテゴリーなんだと、あらためて理解しました。

ムーラン・ルージュ

2014-06-07 14:26:10 | 旅行記
現地時間の5/31夜、フランスはパリのムーラン・ルージュに行ってきました。日本のキャバレーにも行ったことがないのに、なんで海外に渡ってまで行くのか、という気がしますが、かえって観光客専用になってしまっているので安心ということなんだと思います。無謀なスケジュールですが、当日の夕方着の国際線で、ホテルにチェックイン後、ムーラン・ルージュへ行くという計画でした。パリ市内が渋滞で時間がかかり、予約の時間に1時間強、遅刻してしまいました。入口には飲み物付き観劇で入場を待つ人が多数並んでいましたが、その人たちを追い越し、係の人にE-チケットを見せ、「あい あぽろじゃいず れいと あらいびんぐ」などと、フランス人にわけのわからない英語で話し、「しょうがないなぁ」という表情をされながらも、入らせてもらいました。急いで食べたディナーはあまりおいしくありませんでしたが、デザートとシャンパンで、それなりにショーを楽しませてもらいました。おなじみのフレンチカンカン以外にも、体力系アクロバット、腹話術、サーカス系コントなど、さすが芸術の国という感じで、高額なだけの価値は十分にあると思いました。