公園散歩

旅行記(のつもりですけど)

ボウ滝

2016-05-12 00:25:14 | 旅行記
5/7、この日はバンフの市内観光です。写真は宿泊場所から歩いていける「ボウ滝」です。西部劇「帰らざる河」の撮影にも使われたらしく、豪快な流れを感じることができました。いかだによる川くだりで、こんな滝に遭遇したら、恐怖そのものですが、アドベンチャーものとしては都合の良い流れだなとも思いました。そのほかこの日は、ケイブ・アンド・ベイシンで熊と、フェンランド・トレイルで鹿やリスと遭遇し、貴重な体験をしました。概して日本人以外の観光客は、動物と遭遇しても「おっ、そこにいたか」と見るぐらいで、すぐに通り過ぎていきます。ロッキー慣れしているのか、行動でも「自然」を主張しているようで、きゃっきゃと騒ぐ、自分たち日本人の行動が、反自然的に感じられてしまいました。草や木の実を食べる鹿やリスの目が、「何してるの」と、こちらを見ているようで、「自然な行動」を教えられているような気にもなりました。

アサバスカ氷河

2016-05-11 23:58:34 | 旅行記
5/6、本格的なロッキー観光の日でした。天気にも恵まれ、何度も絶景に接することができました。その中で、「これってどうよ」と思っていたのが氷河観光です。山と雪景色なら北海道でも十分ですし、氷河観光など「氷河に乗った」という実績作りでしかないのでは、と思っていたのです。実際に行ってみて、「これは・・・おもしろい。」何が、と言われると困るのですが、遠い過去の雪上に乗り、雪解け水を口に含み、氷河に削られた山肌を見ながら、一方で青色に光る氷河の断面を見る。ロッキーのスケール感と、晴天でありながらのひんやり感、どれをとっても絶妙に「おもしろい」のです。自然保護を主張する人の中には、氷河の喪失を早めるものとして、雪上車による氷河観光をやめるべきだと論じる向きもあるようです。しかし、このおもしろさは捨てがたい。氷河以外何もないのに、椅子さえあれば一日ここで過ごしてもいいと思うぐらいでした。これはやはり、人間の小ささを感じることができるからなのでしょう。細かなことに悩んでもしょうがないと、ある種、悟りの境地にも近づける旅であるのかもしれません。

サルファー山

2016-05-11 22:26:36 | 旅行記
5/5、ナイアガラからバスでトロント、飛行機でカルガリー、バスでバンフへと進んできました。写真はバンフにあるサルファー山のゴンドラからのものです。山頂は霧だらけで何も見えず、中腹でゴンドラの中から撮影しました。バンフの市街とボウ川が見えます。バンフは国立公園内の街で居住制限があるらしく、観光関連の仕事に従事する人は、カルガリー側に下ったキャンモアの街に多く住んでいるのだそうです。山に囲まれたバンフのこじんまりとした様子が感じられ、ロッキーへ来たんだなと再認識できました。天気はイマイチでしたが、時間のかかる移動日と考えれば、カナダの広大さを感じられる日だったともいえます。

ジャーニー・ビハインド・ザ・フォールズ

2016-05-11 00:34:32 | 旅行記
5/4、この日はナイアガラの滝三昧です。観光船でカナダ滝の直前まで行きましたが、船の運転員のプロフェッショナルぶりに感動しました。私なら怖くて操船できません。とは言うものの、持参した業務用雨合羽の上に、配布された赤いビニールポンチョを着込み、ビーチサンダルに履き替えた完全装備で、ずっと滝に打たれることができました。見上げるとどうしても口が開き、滝の水が口に入ってきます。独特な味を感じましたが、カルシウム分が多いのかもしれません。とにかく感動もので、私的には今回のカナダ旅行のハイライトでした。その後テーブルロックに歩いていきましたが、川の水面より高い位置にいるのに、滝壺から上がる水煙によって、ここも完全装備が必要でした。
昼食後は歩いてアメリカ側に入国しました。アメリカ側は観光客向けというより、家族が楽しめる場所といった雰囲気があり、さらに身近に水量を感じることができます。アメリカ滝の水量がカナダ滝側の10%というのが信じられないほどで、きれいな虹も何度も違う場所に見ることができました。ケイブ・オブ・ザ・ウィンドは歩行デッキが工事中で期待した「滝行」を体験することはできませんでしたが、運良く風向きが変わり、ある程度の雰囲気を味わうことが来ました。それにしても工事の方のプロフェッショナルぶりがすごいです。滝に打たれながら、その水圧と観光客の体重に耐えられるウッドデッキを構築するという、ある種、現代の役行者的な仕事ではないかとも思われました。
カナダ側に戻った後は、ジャーニー・ビハインド・ザ・フォールズです。写真ではあまり伝わりませんが、とにかく水量がすごい。水の厚みがすごい。自然の偉大さを十分に感じることができました。アメリカ側を含め、都合4回の完全装備でしたが、用意した甲斐がありました。
おまけにこの日の夜は花火も上がりました。視覚ももちろんですが、滝の両側の断崖に音が反響し、聴覚的にもおもしろい花火でした。スカイロンタワーからの夜景も楽しめ、十分にナイアガラの滝を堪能した一日でした。

ナイアガラのライトアップ

2016-05-11 00:14:03 | 旅行記
5/3、ナイアガラに到着しました。朝にバンクーバーを出て、トロントからバスで移動して来ました。同じカナダ国内でありながら、3時間の時差があり、この日は時間を損した気分になりました。この日は夜だけの観光で、夕食後にナイアガラ滝のライトアップを見に行きました。とにかく、滝の規模が半端なものではないので、ライトアップが貧弱に見えてしまいます。特にカナダ滝側(写真の右側)は水煙も大きいため、滝の水流を直接ライトアップすることができず、あまり美しいとは感じられませんでした。水量や風向きなども見え方が変わる要因と思われ、ライトアップも難しいものだと感じました。それでもアメリカ滝側(写真の左側)は、結構きれいでした。変化する光の色にもよりますが。

バンクーバー・ルックアウト

2016-05-10 23:26:04 | 旅行記
5/2、カナダのバンクーバーに行ってきました。写真はハーバーセンター内にあるルックアウトというアトラクションです。まぁ高いビルからの市内展望なわけですが、ロッキーの山並みをバックに、というところがカナダらしく、独特な気分を味わうことができます。白い屋根はカナダプレイスと言われる、コンベンションセンターなどの施設で、これも異国へ来たことを実感させてくれます。この時は夕方でしたが、水上機が着水する瞬間も見ることができ、少し得した気分にもなりました。
海外旅行初日でしたが、天気にも恵まれ、まずは順調な滑り出しといったところです。