ぶろぐ“あみん”

タイを中心にアジアの話題。
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★“KOSEN”、既に国際語

2022年04月08日 00時00分00秒 | 日常の話題
 コレの前の記事、下書きのまんまで投稿したつもりになっていました(^^; あ~ぁ(^^;

*     *     *

 ウチの死んだ親父さん、鉄道にいたのですが、学校に長く勤めていました。そんな親父さんが、ある日(私がまだ子どもの頃です)こんなコトを言いました。
「都立に“コーセン”っていう五年制の学校があってな。今度、その“航空高専”って所から学生が来るんだ……」

 親父さんが言うには、「今まではパイロットだけはいなかったけど、今度、整備の方とはいえ飛行機の学校から学生が来るんだよ」と。
 鉄道ですから、機関士や運転士、車掌、駅員に保線や様々な事務……。そして、連絡船がありましたから船長さん、病院もありますからお医者さんや看護婦さん(当時)、無線やコンピュータの技師……、そんなちょっと「え?」という人たちもいるのが鉄道という組織でした。ホント、いないのはパイロットくらいでしたね。鉄道公安官という司法警察権を持っていて、武器の携帯も許されている鉄道の“お巡りさん”までいましたから。
 そんな鉄道の世界に、エンジニアのタマゴとして航空高専という学校から採用されてくる人がいるというお話でした。
 自分の進路を考えるときにいろいろ調べてみると、高専の誕生は1961(昭和36)年、中卒後5年間の修業年限(短大卒と同等)で主に工業系を専門とする学校。ただし、卒業生の専門性には短大卒よりも高い評価が与えられているほか(四大卒よりも評価される場合もあり)、専攻科へ進学したり大学の3年へ編入したりすれば大卒(と同等)。
 都立には工業高専と航空高専(現在は合併して単独では存在しない)、八王子の高尾に国立東京高専、杉並(井草?)には私立の育英高専(後年、サレジオ高専として町田へ移転)もあることが分かりました。
 変わり種高専としては、都立航空高専(当時。航空工学科は全国でココだけ)や育英高専(印刷工学はココだけだった)、船舶系は国立が全国に5校(商船高専)、電波系は国立が全国に3校(電波工業高専)……。
 結局、自分は文系ということで高専へは進学しませんでしたが、現在では文系の国際関係や芸術系の高専も設置されているということです。

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 先日、新聞にこのような記事が掲載されました。
【讀賣新聞2022年4月6日付け朝刊 第12版12面 教育・投書
教育ルネサンス 高専60年6】

 なんと、その“高専”のシステムが輸出されているというのです。タイでも、チョンブリテクニカルカレッジスラナリテクニカルカレッジ(スラナリ工科大とは関係あるのでしょうか)の2校を確認することが出来ました。

 次回、タイ王国へ行く際の課題でしょうか^^
【2022年4月】

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