部員日誌

報徳学園吹奏楽部の日々

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人の始まりは、今。

2015-07-18 23:53:52 | 日誌
皆さんこんばんは。

副顧問の丸橋です。

明日はいよいよ定期演奏会本番。

高校3年生にとっては残された本番もわずかです。

一つ一つ後悔のない演奏にしてほしいものです。

さてさて、タイトルのお話。

僕は今でこそ常勤として吹奏楽の顧問をさせていただいてますが、去年まではトランペットのプレイヤー、あとはオーケストラの指揮者として活動しておりました。

オーケストラでは演奏会の始まりに、舞台上でチューニングを行います。

これは弦楽器が管楽器と違いちょっとした環境の変化でチューニングが変わるため不可欠なもの。

オーケストラにとってチューニングは演奏会の始まりのサインのようなものです。

演奏会によく行く人は、この音を聴くことで聴く側としても演奏会モードに入ります。

さて、このチューニングがAの音、つまり「ラ」の音です。

この「ラ」の音、いろいろ調べてみるといろいろと面白いのですが、少しだけ紹介しておくと

アルファベット最初が「A」

日本音名いろはにほへとの「い」

人間が産まれた時に最初に出す「産声」、これもおよそ「ラ」の音と言われてます。

ラというのは、「始まり」を意味する言葉だと言う人もいるくらいです。

漢字の「今」という字は、「人」と「ラ」に分けることができます。

人の始まりは、「今」なんです。

過去は変えることはできませんが、今から起こることは、自分の働きで変えていくことはできる。



「そんなこと言ったって、今更…」

そう思うこともあるでしょう。

そう思ってしまった時、僕はこう思い直すようにしてます。

「今から更に」

まだ、時間はあります。

今更と思わず、今から更にと思って頑張ってくれたら、嬉しいです。

報徳学園吹奏楽部
副顧問 丸橋 大輔

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