部員日誌

報徳学園吹奏楽部の日々

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8月7日の日誌

2012-08-07 21:35:53 | 日誌
副顧問の丸橋です。
コンクール直前に日誌が回ってきて、頻度が高いような気がしますが、普段ブログに書くような気分でツラツラと書こうかと思います。

コンクールが終わって早くも11日が経ちました。
今年の3年生は、例年にないことをたくさんしてくれました。
特にこの代で素晴らしいなと思ったのは、部員が楽しく部活に取り組むための企画や運営を、どんどん自分たちでしていたことです。
誕生日会をしたり、バーベキューをしたり…。
楽しむだけで終わらせることなく、それを部活動に対するやる気に昇華させるのは、生徒同士でなければなし得ないことです。
演奏面でもしっかりリードしてくれて、本当によく頑張ってくれました。

しかし、この学年は最初から優秀だったわけではありません。

僕が着任した年、この学年は中学3年生でした。
他校から来た子達も、なかなかクセの強い子だったと記憶しています。

死んだ魚のような目で嫌々練習していた生徒。
どうしょうもなく下手くそで部活から逃亡していた生徒。
良くも悪くも我が弱く自分の意思を表示できない生徒。
何かやたら毒舌な生徒。
調子に乗りやすい生徒。
真面目だけど鈍臭い生徒。
何かと理由をつけて部活をサボる生徒。
尻に火が付くまで本気になれなかった生徒。

うーん、こうやってみると、ろくでもない学年ですね(笑)
でも、こんな学年でも、最後には頼れるリーダーに成長するんです。
そこが吹奏楽部の面白いところだと思います。

新体制の最高学年となった高2も、確かに一癖も二癖もある学年だと思います。
でも、部活動を通して人間的に成長し、立派な大人へ成長していってくれると信じています。
もちろん、下級生たちも先輩の引退を機に、大きく成長していくことを期待しています。

部活動は、勉強しているだけでは学べない、人間として大切なことを学ぶ時間です。
今この時を無駄にせず、一生懸命練習して、楽しみながら、成長していってください。

副顧問 丸橋 大輔