一般社団法人日本経営士会はSDGsの基礎にもなる「環境CSR経営」の普及支援を行っています。環境経営士が支援を行います。

中小企業に役立つ情報、環境CSR経営、経営改善手法、補助金、日本経営士会の御案内、経営コンサルタント・経営士の活動など

エコプロダクト展出展と 経済産業省 CSR担当係長訪問

2017-12-24 08:45:27 | SDGs・CSR・環境経営

 エコプロダクト展に出展しました。

② 経済産業省 経済産業政策局CSR担当係長を訪問しました。

 

① エコプロダクト展に出展しました。

 過去に23回 日本経営士会 環境CSR事業部はエコプロダクト展に出展しました。今年は鈴木東京支部長のお誘いもあり青木会長の許可を頂き出展をしました。

出展場所はNPO日本環境監査人協会のブースでした。この会はISO14001など環境マネジメント審査人が切磋琢磨するための協会です。鈴木東京支部長はエコステージ協会の関係で出展されました。

エコプロダクト展の今年のテーマは「持続可能な社会の実現に向けて」です。616の企業団体が出展しました。主催は(一社)産業環境管理協会(元経済産業省の所管)と日本経済新聞社で今年で19回目、来場者は約17万人でした。

詳細は今月発行のマネジメントコンサルタント誌に掲載しますが特に感じたことは、SDGsにからめた出展が目立ちました。SDGs(持続可能な開発目標 17の目標を掲げ、到達目標年はパリ協定の目標達成年2030年と同じ年です。詳細は下記のHPをご参照下さい。

http://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/2030agenda/

 

また出展ブースでの対応だけでは当事業部の広報は充分ではないと思い、日本経営士会の活動の案内、CESC.CSRチラシとエコプロ用に作った名刺を持って数十社のブースを訪問しました。その折感じたことなどは大企業はサプライチェーンまではCSRの普及までには行ってない。スマートフォンの某日本法人はサプライヤーが日本に100社あるそうですが、CSRシステム導入を呼びかけているそうです

又全般的にCSRの取り組みはアメリカ、ヨーロッパと比較して遅れているそうです。

 

② 経済産業省 経済産業政策局企業会計室CSR担当係長を訪問

先週、日本のCSR政策の総元締めであります上記の係長を環境委員と2人で訪問しました。訪問目的は日本経営士会と、環境CSR事業部の事業を知ってもらい、C.CSRの普及のアドバイスがないかなどでした。持参した資料は日本経営士会の活動の案内、新しく作成した「環境CSRと経営」(環境経営士養成講座公式テキスト)CESC.CSRチラシ、それぞれのガイドラインなどです。

係長が我々に説明され提供して頂いた資料は「CSR関連施策について」の関係は以下のHPの下方に掲載されています。http://www.meti.go.jp/policy/economy/keiei_innovation/kigyoukaikei/

 

他には「経営者のための人権啓発冊子、CSRで会社が変わる、社会が変わる」(この種の冊子は公益財団人権教育啓発推進センターhttp://www.jinken.or.jp/archives/882 03-5777-1803に申し込めば無料で送ってくれますからご希望の方はご依頼下さい。)です。 

CSR関連施策について」については社会の課題を企業の経営課題として取り組み課題を解決、そのことが企業の持続的成長・企業価値向上につながる。企業の戦略的CSR/CSV向上を日本政府は支援するという図式です。

最後に係長はC.CSRの考えを理解され中小企業庁の担当課に当会の事業について知らせるし、機会があれば関係者に伝えると言って頂きました。 

なお先程の「環境CSRと経営」をご希望の方は実費で2300+税=2484円です。従来のテキストよりページ数が増え257ページ、本部に御申し込み下さい。電話03-3239-0691です。


経団連の自主行動計画第7版 発行 CSR経営をサプライチェーンにも

2017-12-11 08:40:41 | SDGs・CSR・環境経営

今回のテーマ:今回のテーマ:経団連の企業行動憲章 第7版発行

        CSR経営をサプライチェーンにも行動変革を求める

 

一般社団法人日本経済団体連合会が企業行動憲章 第7版を発行しました。

今年の夏だったか環境委員と一緒に経団連の教育・CSR本部の統括主幹様を

訪問したおり近々行動憲章の改定を考えているとのことでしたので、経団連のHPをマークしていましたが、今年の11月7日付で第7版が発行されました。

ご存知の様にこの憲章は日本の企業経営者の行動指針と考えられていて、企業経営者の経営に影響しています。この憲章が最初に作られたのは1991年です。なぜこのような憲章を作成することになったかですが1988年にリクルート事件が発生、日本の企業に危機意識が発生したからと考えます。

 

●  「CSRをサプライチェーンにも普及させる」に改定

 

第7版の改版の大きなテーマはCSRを自企業ばかりでなくグループ企業、サプライチェーンにも普及させることだと考えます。

 

10原則の題を下記しますが、今回特に10項目目が変わったと考えますので少し詳細に

記します。

1.持続可能な経済成長と社会的課題の解決

2.公正な事業慣行

3.公正な情報開示

4.人権の尊重

5.消費者・顧客との信頼関係

6.働き方改革、職場環境の充実

7.環境問題への取り組み

8.社会参画と発展への貢献

9.危機管理の徹底

10.経営トップの役割と本憲章の徹底

 

●  サプライチェーンへの普及には

 この10原則目をもう少し詳しく記しますと

 経営トップは、本憲章の精神の実現が自らの役割であることを認識して経営にあたり、実行あるガバナンスを構築して社内、グループ企業に周知徹底を図る。あわせてサプライチェーンにも本憲章の精神に基づく行動を促す。

また、本憲章に反し社会から信頼を失うような事態が発生した時には、経営トップが率先して問題解決、原因研明、再発防止等に努め、その責任を果たす。

と書いてあります。

 

●  「SDGsを経営に組み込む方法」として(CSRを経営に組み込むための参考になります)

 

企業行動憲章 実行の手引き(全141p)の120ページにコラム欄があり「SDGsを経営に組み込む方法」として 

企業行動憲章のPDFは次のHPを参照下さい。私のパソコンはページが多いためか、バージョンが古いのか表紙のみであとは白紙だったので事情を話すと経団連は郵送して頂きましたが。http://www.keidanren.or.jp/announce/2017/1108.html

 

ステップ1:SDGsを理解する。

ステップ2:SDGsの17の目標すべてを企業に組み込みがたいので優先順位をつける。

ステップ3:目標を設定する。

      この場合KPI(主要業績評価指標Key Performance Indicator)を設定する。

ステップ4:経営へ統合する。

     経営トップがリーダシップを発揮しKPI達成に向けて自社やグループ企業、サプライチェーンに周知徹底する。

ステップ5:報告とコミュニケーションを行う。

     報告書はこの1年一生懸命頑張りましたでは効果的報告ができないので、GRI(Global Reporting Initiative)などが定める国際的な報告基準に則り、報告書を作成する。

大企業とか輸出企業の環境CSR報告書はGRIに沿って報告書を書いていることは環境経営士の方は承知ですが。

     このGRIには「マテリアリティ」の考え方を提唱していて視覚的(見える化)に報告書を作成することが重要であるとかいてあります。

 

マテリアリティについてわかりやすく表示したのが筆者では下記のHPかな思います。

ここは商売にしていますが。かなり時間と力量が必要な感じで商売になるんですね。

http://www.responseability.jp/pj/mtas

 

●  環境経営士の方にお願い CSRに関心のある企業の紹介依頼

 

さて以上が一般社団法人日本経済団体連合会が企業行動憲章の改定の主な内容(環境CSR事業部の視点からの)です。

お願いですが環境経営士の方は「環境経営士」またはhttps://www.compact-eco.com/で検索され「環境経営士専用」ページから入り「コンパクトCSRガイドライン」をご参照下さい。

 皆さまにもお伝えしてありますが、「環境CSR経営」を解りやすくリーズナブルな費用で中小企業に普及させる事が「環境CSR事業部」の目標です。

企業と関係のある方は「コンパクトCSRシステム」を薦めていただけませんか。

最初は当環境CSR事業部の委員と取り組んでいきたいと考えていますのでよろしくお願いいたします。

 

●  コンパクトCSR導入費用は

先ほどの「コンパクトCSRガイドライン」に費用のことが書いてありますが、7万円の内訳は4万円が当該企業を見つけ、3カ月コンパクトCSRを導入支援をした環境経営士への支援費用で残3万円は本部と第三者機関への評価費です。この費用ではとても充分な支援ができないので何時間かが必要になります。環境マネジメントシステムでありますコンパクトエコシステムの場合は平均6~8時間要しています。1時間1万円として6~8万円別途請求させていただいています。都合13万円~15万程度要します。本部から最初派遣する場合は別途旅費・交通費が掛かります。

 

●  「コンパクトCSR」チラシが出来ましたのでご希望の方はどうぞ。

上記コンパクトCSRのチラシが出来ましたのでご希望の方はoffice@eieishikai.comに 住所 氏名 電話番号と「コンパクトCSR」チラシ何枚送れと申し込みをお願いします。

 

 この記事は(一社)日本経営士会発行の「環境CSRニュース」で配信した記事の一部です。
日本経営士会 環境CSRのホームページはこちらへ。

http://www.compact-eco.com/