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私たちの生活環境と再生可能エネルギーとの関わり(低炭素社会への貢献)】

2017-05-29 09:32:10 | SDGs・CSR・環境経営

1回 私たちの生活環境と再生可能エネルギーとの関わり(低炭素社会への貢献)

です。

経営士・環境経営士の林 久雄 先生に「再生可能エネルギー(Renewable Energy:RE)の概要について、5月より10回程度に分けて解説していただきます。

 この記事は日本経営士会の環境経営士向けに発進している「環境ニュース」を再掲載

している記事です。

今回は再生可能エネルギーの連載ものの初回目です。

【第1回 私たちの生活環境と再生可能エネルギーとの関わり(低炭素社会への貢献)】

我が国はエネルギー資源が少なく、化石化燃料の大半を海外から輸入せざるを得ない状態です。

我が国のエネルギー自給率は、原子力を除くとほぼ4%程度であると分析されています。

REは、定義として「自然環境の中で繰り返し起こる現象から取り出すエネルギー」を意味しています。

従って、このエネルギーはいつでも繰り返し利用できます。

その具体例として、風力・水力・太陽光・波力・潮力・潮汐流(流水)・太陽熱・地熱・地中熱・海洋温度差・雪氷熱・バイオマスなどがあげられます。

太陽は、内部で核融合反応が続いています。

●関係する太陽エネルギー量をあげてみると

・その放出エネルギー量は、1.2×1034乗ジュール(J

・そのうち地球に到達しているのは、5.5×1024Jと推定されています。

・一方、世界のエネルギー消費量は、5.0×1020J140兆キロワット)

・日本の最終エネルギー消費量は、1.4×1019J4兆キロワット)とみられています。

 

●太陽エネルギー利用の種類は

太陽光発電…太陽電池を用いて、太陽光を直接的に電力に変換して発電する。

・太陽熱発電・・・集熱器を用いて太陽光を熱に変換し、熱せられた空気や蒸気を用いてタービンを回して発電する。

・太陽熱利用・・・集熱器を用いて太陽光を熱に変換し、加熱した空気や水を暖房や給湯に利用する。高温そのものを炉や調理に利用する場合もある。

  太陽光、太陽熱利用については(一社)ソーラーシステ振興協会のホームページに図で説明をしています。

http://www.ssda.or.jp/energy/

●環境経営士としてご関心のある固定価格買い取り価格の現状については

下記HPをご参照下さい。下記のHPでダブル発電とは家庭用燃料電池・ガスエンジン発電等と太陽光発電の双方を設置している場合です。http://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/kaitori/kakaku.html

                   寄稿者:経営士・環境経営士 林 久雄

この記事は(一社)日本経営士会発行の「環境CSRニュース」で配信した記事の一部です。
日本経営士会 環境CSRのホームページはこちらへ。
https://www.compact-eco.com


中小企業の補助金の例 持続化補助金

2017-05-29 09:24:05 | 補助金

 

小規模事業者持続化補助金」の追加公募が今月(5月)末に締め切られます

 

中小企業庁では、平成28年度第2次補正予算に「小規模事業者販路開拓支援事業」を措置し、その内「小規模事業者持続化補助金」の追加公募が4月14日から開始されました。

小規模企業で販路開拓に意欲のある企業をご存知の方など補助金に関心のある方、締め切りは5月末ですが 来年度も類似の補助金が出ることが予想されます。

いまから、商工会などに顔を出したり、近くの中小企業とコンタクトされ準備をされたら

如何でしょうか。


●「小規模事業者持続化補助金」の内容

本事業は、小規模事業者の事業の持続的発展を後押しするため、小規模事業者が、商工会・商工会議所の支援を受けて経営計画を作成し、その計画に沿って取り組む販路開拓等を支援するものです。

詳細は中小企業庁のホームページ(HP)をご参照下さい。

http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/shokibo/2017/170414izoku28.htm

 

このHPにも載っていますが、事業計画の作成、中でもどこの企業でも経営課題のトップは販路拡大です。この支援をするため最大75万円の予算の内2/350万円まで補助をするものです。

この記事は(一社)日本経営士会発行の「環境CSRニュース」で配信した記事の一部です。
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http://www.compact-eco.com/


 


フォロアップセミナーを東京にて開催  ドーム型植物工場のグランパが破産

2017-05-16 09:37:40 | SDGs・CSR・環境経営

 

今回のテーマ: フォロアップセミナーを東京にて開催

        ドーム型植物工場のグランパが破産

 

●環境経営士 フォロアップセミナーを東京にて開催

5月19日(金)1:30~5:00まで 東京本部開催分の平成29年度第1回環境経営士フォーローアップセミナーが薬業年金会館で開催されました。詳細は6・7月号のマネジメントコンサルタントに掲載されます。今回は今年の4月から コンパクトエコシステムの他にコンパクトCSRシステム(C.CSR)を構築しましたが、その説明でした。具体的に世界に於けるCSRの推移、当会が策定したC.CSRガイドラインの説明、フリーディスカッションでした。参加者は14名でしたが最後に修了証の授与で無事終えました。

 

C.CSRのガイドラインはコンパクトエコシステムのホームページで会員専用のページをご参照下さい。ログインコードは大文字で CES14です。

 

CSRは大企業を中心にすでに普及しつつありますが、サプライチェーンにも取引条件としてCSR導入している事と明記している大企業が多くなっています。

 

環境経営士の方にはC.CSRの普及をお願いいたします。

 

 

●ドーム型植物工場のグランパが破産
3年ほど前、横浜の環境経営士フォローアップ研修で訪問した企業です。ドーム型植物工場は円形の中心に野菜を植え付け中心からゆっくりと円運動をして外周にくると野菜の収穫ができるという数年前は画期的方法だと脚光を集めました。

最近の新聞記事によると、設備投資・研究開発費がかさんできたこと、発光ダイオードを使った植物工場などコンペチターの参入による競争激化、人材育成不足のまま事業拡大した等が要因らしい。

植物工場は新しい農業だからうまくいかない!とは言いませんが農業であっても採算性をきちんと見極めて進めないと、震災交付金があるから大丈夫などと考えてはいけないと思います。

 

 この記事は経営士・環境経営士の宮高 信之さんからです。

 この記事は(一社)日本経営士会発行の「環境CSRニュース」で配信した記事の一部です。
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