庭物語

庭に咲くハーブや草花の様子を綴ります。
管理者はミントです。

バラ ヘリテイジもにっこり

2006年12月16日 | ガーデニング
今日は朝から暖かくて気分が良かったですね。午後には曇ってしまいましたが日中10度位まで気温が上がったようです。
朝に庭を見回ったら先日霜で凍りついてもう咲くことはできないかなぁとあきらめかけていたバラ ヘリテイジがフワッと開きかけていました。さすがにいくら暖かいとはいえ冬の朝なので香りは弱かったです。
でも久しぶりにかわいいバラの優しい花の姿に出会えてとてもうれしかったです。

今朝、避難させているレモンゼラニウムの枝をうっかり折ってしまいました。せまい所にたくさん鉢を寄せ集めているので後ろの鉢を手前に持って来て水切れやカビが出ていないか調べてみようとしたときにぶつかってしまいました。結構何回も折っています。茎が細くて直立していてわりと硬いので折れやすいのでしょうね。もったいないのでダメもとで暖かいところで挿し木してみました。果たしてどうなるでしょうか。
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多肉植物 ハウオルチア 十二の巻

2006年12月15日 | 多肉植物
今日は久しぶりに太陽が顔を出し暖かかったです。冬だから寒いのは仕方がないのですがたまにこんな日があるとホッとしますね。今朝、写真を撮るのも外で気分良く写すことができました。
画像は多肉植物 ハウオルチアの種類で十二の巻(ジュウニノマキ)という名前です。他の多肉の種類はすべすべした葉が多いのですがこれは葉の先が尖っていて細長く白い縞模様が入っています。触ると硬くてざらざらした感じです。いつ見ても大きくならない気がするのですがふと気がつくと回りにいつの間にか子株ができています。春に葉の間から長い花茎を伸ばして先端にかわいい花を咲かせます。
以前、温泉の熱を利用した植物園のサボテンコーナーで一つの株が子株がたくさん付いて巨大になっているのを見たことがありました。この種類は他の多肉と違って成長がゆっくりなのであそこまで大きくなるのはさぞかし長い時間がかかったことでしょう。

今日は夕飯の一品にうちのジャガイモでポテトサラダを作りました。ジャガイモにいつもはフレンチドレッシングで下味をつけたりするのですが、あとでマヨネーズも使うので油分の摂りすぎかななんて思い、何か違うものを探してみました。調味料置き場の奥にしまっていたものを見つけました。それは春に仕込んでおいたタラゴン・ビネガーです。フレンチタラゴンというハーブをワインビネガーに漬け込んだものですがすっかり忘れていました。ビンのふたを開けると何とも言えないおいしそうな風味と言うか香りが漂います。これを熱々のポテトに少しふりかけて酸味と香りで下味をつけておけばマヨネーズの量が少なくてもおいしいかなと思いました。やっぱり予想通り夫と義父母は味の違いに気がつかないで食べているみたいです。私は鼻の奥に広がる香りと酸っぱさを楽しみながら自己満足の世界に浸りながら食べたのでした。ふだんはたまにドレッシング作りに使う程度のタラゴン・ビネガーですが、家庭料理でこんな料理に使ったらおいしいよというのを教えていただけたらうれしいです。よろしくお願いします
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多肉植物 グラプトペタルム ブロンズ姫

2006年12月14日 | 多肉植物
これは園芸品種だそうです。名前の通り気温が低いときはブロンズ色になります。
最初の頃に買ったのでやはり8,9年になるでしょうか。丈夫ですね~、ちょっと手がぶつかったりすると葉がポロッと取れることがあります。肥料や水をあげすぎると落ちやすいと聞いたことがあります。きりっとコンパクトに育てるには水分と肥料を控えてよく日に当てること。暖かすぎる部屋もだめ(徒長する)ですね。これは多肉植物全般に当てはまりますが。
冬は置き場所に困るのですが変わったのを見つけるとつい買ってしまったり、友人と交換したりしてしまいます。
ブロンズ姫は落ちた葉を土の上に置いておくだけで芽が出ます。伸びた茎を切っておくと根や芽が出るので増やしやすいです。
茎が伸びて枝垂れるので高さのある鉢に寄せ植えすると味が出てなかなかいいです。
庭に見るものがなくなると多肉植物に癒されています。
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多肉植物 セダム 虹の玉

2006年12月13日 | 多肉植物
今朝の冷え込みはあまり厳しくありませんでした。霜も降りていなかったので氷点下にはならなかったようです。
太陽もほとんど顔を出さず薄暗い一日でした。
朝の気温が3~4度違うと体感温度としてかなり違いを感じます。昨日はよくテレビで見る冷凍倉庫にいるみたいな感じでしたが、今朝はずいぶん楽でしたね。

画像は多肉植物でセダムという仲間の虹の玉です。太陽の光が当たればもっときれいな色なのですが・・・。写す腕も悪くて本来の色ではないですね~。
これもずいぶん前に買ったもので放任している割にはがんばってくれています。
梅雨時から夏場は弱りますが春と秋冬はとっても色がきれいで好みの環境においてあげると真っ赤になります。水をあげすぎると間伸びしてベロ~ンとなってしまうのでご用心。よく日に当てるのが育て方のポイントなのですがこれからはそれがむずかしいですね。水をあげすぎるとちょっと触っただけで葉がポロッと落ちてしまいます。乾かし気味に育てるとうまくいきます。
もし葉が落ちてしまったら捨てずに土の上にただ置いておくと芽と根が出てきます。切り口を乾かさないで土に挿してしまうと腐ってしまいますので気をつけましょう。これとよく似たセダムで乙女心というのがあるのでまたそのうちに紹介しますね。
多肉植物は葉に水分が多いので凍るところにおくと腐って枯れてしまいます。暖かすぎても伸びすぎて形が悪くなるのでおき場所がむずかしいですね。
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健気に咲くヘリテージ

2006年12月12日 | ガーデニング
今朝は冷えました~ 朝6時で-4度だったとか。霜で草の葉や庭のバラの葉がとてもきれいに縁取られていました。それぞれ葉によって霜の付き方が違って美しいものでした。
画像は今朝庭で写したものです。このバラはイングリッシュ・ローズのヘリテージです。以前は挿し木した鉢植えを紹介しましたがこれは地植えしているほうです。何も写す花はないなぁと見回っていたらこうしてうつむいて咲いていました。外側の花びらだけが霜を受けて必死に中の花びらを守っているように見えました。
これからますます寒くなっていくので、蕾がたくさん付いているプリンセス・ドウ・ナッソウやピンク・プロスペリティはもう開くことができないでしょうね。
ブラッシュ・ノアゼットは蕾がたくさんボール化してしまいました。切らないといけないですね。

はるまきさんに明治終わり頃、大正、昭和の初め頃のバラ事情を色々教えていただきました。賢治さんが花壇設計や肥料設計を一生懸命やっていた大正末期から昭和の初め頃は欧米で作出されたバラが2,3年後には日本のカタログに和名で出ているものもあったようです。流通するのが早かったと言うことはカタログで取り扱う種類の入れ替えも早い?それにこの頃はティーローズよりもハイブリット・ティーが流行の主力だったとか。かなり値段にも開きがあったようですがそれでも他の花に比べると高価なものだったようです。それを20本も病院の院長先生に贈るということは院長先生に対する賢治さんの強い思いがあったのでしょうね。はるまきさんはそれほどの二人の仲をうらやましいとおっしゃっていました。
賢治さんが院長先生に贈ったバラはどんな種類だったのでしょう・・・。最新のハイブリット・ティーだったのでしょうか。
きっと町の病院として地域住民のために貢献し、信頼されている前途洋洋の先生には明るくて豪華なバラが最も似合うと考えたのかもしれない・・・なんて思ってしまいます。
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ローズマリーのミニツリー

2006年12月11日 | 手作り
先日のんのんさんにローズマリーというハーブを使ったミニアレンジを教えてもらいました。ローズマリーは大好きなのですがここ東北の冬の寒さと強風(うちの庭が特別風当たりが強いかも)で地植えには耐えられないのです。仕方なく鉢植えで管理して冬は風が当たらないところに避難させています。
そんな訳であんまり大きく育てられないのですが、教えていただいたミニアレンジなら何とか1個くらいできるかなと挑戦してみました。
出来上がったのが画像のクリスマス風のツリーです。
ちっちゃな鉢にちょうど家にあったドライスポンジのコーン型を立てて、短く切ったローズマリーの枝を下からどんどん挿していきます。ローズマリーだけでもかわいいし、何より香りがいいです。まるで針葉樹の森で森林浴をしているような気分です。
クリスマスも近いので手近にあったドライフラワーやバラの実を飾ってみました。
白い小花はカワラハハコとレースフラワー。スターチスの種類?の白とピンク、赤い実はサルトリイバラです。少し飾ったら楽しいのでついたくさんつけてしまってにぎやかになりました。
高さわずか15センチのかわいいツリーが完成しました。初めてなのでちょっと不恰好でずんぐりでスマートではありませんが、大満足です。
ローズマリーの枝が伸びたらまた作ってみたいです。
とっても簡単なので皆さんもぜひ作ってみてください~。
のんのんさん、楽しいアレンジ教えていただいてありがとうございました!
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ピンクのマーガレットが咲いています

2006年12月10日 | ガーデニング
庭に写せるものがなくなりました。これから春まで寂しい風景になります。霜柱を写しても仕方がないですね。
画像の花はピンクのマーガレットでハンギングにしていたものをそのまま家に持って来て寒さにあたらないところに吊るしています。
ほんとはもう少し濃い目のピンクですが日当たりが悪いのと肥料分が切れてきたのもあるようで色が淡いですね。以前親戚から挿し芽したものをもらって大きく育ててから地植えにしたらすごく大きくなって見事でした。寒さに弱いと聞いたので秋に掘り上げようとしたときすごく大変でした。結局枝を挿し芽して親株はあきらめました。それで今年は挿し芽苗を大き目のポリポットに植えてそのままハンギングにしました。3株植えてあります。無事春を迎えたらそれぞれ植え替えてあげなければいけませんね。
梅雨時の蒸れにも弱いようなので風通しの良いところに鉢を置くか、地植えにするといいようです。
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立ち枯れのノリウツギ

2006年12月09日 | ガーデニング
雪が降り出しました。まだ地面がサァーッと白くなった程度でたぶん溶けると思います。溶けたのが明朝凍ったら恐いのです。滑ったらハンドルが効かなくなるので緊張して運転しなければならないので疲れます。
画像は花柄を切らないでしまったノリウツギです。夏ごろに切って乾燥させると野趣味あるドライができるのですがなぜか今年はタイミングを逃してしまいました。
庭に植えてあるノリウツギは近くの道の脇に自然に生えている木の枝が無残に切り捨てられていたのを拾って挿し木したものです。アジサイの仲間なので挿し木で簡単につきます。3年くらい経って今年やっとたくさんの花が付きました。
枝もののドライは何年の飾れるのでいいですね。2,3年分のノリウツギとハスの実のドライを一緒に籠に入れて飾っています。
何だか枯れた花もいいなぁと思って眺めています。
奥に見える黄色い葉は白花ハマナスです。

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一年前に植えた葉ボタン

2006年12月08日 | ガーデニング
今朝、テレビの地方番組でノロウィルスによる胃腸炎が流行していると言うことを放送していました。それも私が住んのいる市が県内でもっとも流行っているとのことです。呼吸器の風邪も大変だし、熱や頭痛の症状も辛いし、さらに今年は嘔吐や腹痛、下痢(済みません)まで・・・。学校でも欠席の子が多いとか、心配ですね。ウィルスに負けない体力をつけないといけないですね、それに予防も。

画像は木製の樽に去年の秋に寄せ植えした葉ボタンです。何本も植えてあるように見えますがほんとは1本です。春に菜の花のようなかわいい花を楽しんだ後、葉を数枚残してきり戻しました。ほんとは植木鉢に単体で植えて花後切り戻せば踊り葉ボタンができるそうなのですが、面倒なので植えたままにしていました。キャットミントやリシマキア・ファイヤークラッカー、ビオラなどと一緒に植えていたのでほとんど忘れていましたが、庭に花がなくなってふと気付いたら切り戻したところから数本の枝が出てこんな感じにきれいに色付いていました。以前園芸の本で、葉ボタンを切り戻すことで何年も楽しめると言うのを読んだ気がします。果たしてこの葉ボタンちゃんは何年楽しませてくれるでしょうか・・・。
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王冠印手帳から大発見!

2006年12月07日 | ガーデニング
画像はチャービルというハーブです。春に咲いた花の種が落ちて秋に芽を出しこんな感じで冬を迎えます。真冬にはもう少し赤くなって葉が地面に張り付いてロゼット状というのでしょうか、風や霜の害を最小限にする植物の知恵なのでしょうね。
春に花茎を伸ばしてレース状の白いかわいい花を咲かせます。その種が落ちてまた芽を出すと言う具合でもう20年近くも新たに種蒔きをしたことがありません。
一年草なのですが花時以外はいつでも葉を利用できます。セリやイタリアンパセリの葉をもう少し繊細にした感じでまろやかな香りです。ケーキ屋さんのケーキにトッピングされているのを良く見ますね。ヨーロッパではこのハーブが体内にたまった毒素を出してくれると言われているそうですね。チャービルのハーブティーは化粧水にするとシミやそばかすに効果があると書いてあるのを読んだことがあります。
賢治さんが残した手帳の中にタイトルが書いてなくて王冠のマークが押してある黒色革装の手帳があるそうです。この中に書いてある内容を文庫本で調べていたのですが(文庫本は賢治さんの直筆の写真は載っていません)、まぁびっくり大発見がありました。この手帳は昭和6年の前半に使われたのではないかと言われているようです。賢治さんが身体を壊し自宅で静養するようになって自然に羅須地人協会が消滅した形になったのが昭和4年ごろ。その後療養期間が長くやっと昭和5年に東北砕石工場の技師として働き始めます。石灰肥料の営業マンとして東北各地を回るのですがそのときに訪れた地名や仕事の内容などがメモ的に書かれているようです。
その中にな、なんと!!私が住んでいる町の名前が書いてあったのです!今は合併して市になりましたが最近までは郡でした。県内でも有数のおいしい米の産地なので賢治さんは肥料のサンプルを持ってこの町にやって来たみたいです。
私の勘違いかもしれませんが農業関係の集まりで講演会を行ったような印象を受けました。学会の方の年代推定の通りだとすれば、75年前賢治さんが、今私が住んでいる町を歩いたなんて・・・。不思議な気がします。詩や童話を書いた人としてしか知らなかった人が調べてみたら過去に自分の町に来ていたなんて。北原白秋もこの町に来たことがあるそうです。もっとこの町のことを良く知らないといけませんね。そのことに気付かせてくれた賢治さんの王冠印の手帳でした。
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元気なビオラ

2006年12月06日 | ガーデニング
今日は久しぶりに朝の冷え込みもそれほど厳しくなく、日中も陽射しが暖かく穏やかな日でした。こういう日があるとなんだかホッとしますね。
画像は鉢に植えているビオラです。ふだんはわりと淡い色のものを植えることが多いのですが寒くなると少しでもあたたかく見えて元気が出る色をと思いシックな赤いビオラを植えてみました。植えたのは1ヶ月くらい前です。一緒にキャットミントのホワイトを寄せ植えしました。すっかり切り戻したので今は何も出ていません。うまく冬を越してくれればビオラは梅雨の頃まで楽しめるので春には赤と白でかわい花をたのしめるかと。それにはビオラの花柄摘みが欠かせませんね。このビオラは安く売っていたので2本買って見ました。以前種から育てていたタキイのビビ・レッド・ウィズ・ブロッチというのと似ていますが名前はついていませんでした。
3年位前までは色々なビオラを種から育てていました。その他に庭で採れたビオラの種も蒔いて苗をたくさん作っていましたが最近はそこまでする元気が出なくなってきました。こぼれた種から毎年育って咲いてくれるのは原種に近いものですね。
色や形を改良されたものがカタログにたくさん紹介されていますが、種ができにくかったり、1回だけの開花で終わってしまったりするものが多いようです。
もうあんまり手のかかるものは植えないようにしようと思います。1種類だけ種を取って苗を作ったビオラが何本かありますが書いておくのを忘れたのでどんな花だかわかりません。まだ小さいので来年どんなのが咲いてくれるか楽しみです。
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かわいいバラ 粉粧楼

2006年12月05日 | ガーデニング
今日の画像は今年挿し木苗をいただいたバラ 粉粧楼です。とてもバラを大事に育てている友人で愛情をいっぱい貰って育った彼女の家のバラはみんな素直にそだって優しい花を咲かせているようです。私は結構いい加減で放任栽培なので足元にも及びません。
本などで粉粧楼を見て素敵なバラだなあ・・と思うのですが、かなり繊細な感じでちょっとむずかしそう、と買うのをためらっていました。香りもすごくいいというので気になっていたバラでした。
初夏に思いがけずいただいてしまって初めは木の成長優先で摘蕾しましたがその後も次々に蕾を付けてくれて何度か花と香りを楽しませてもらいました。
小さな鉢植えなので心配で家の方に避難させました。固い蕾だったのが風から守っただけでこんな姿を見せてくれてうれしいです。まだ開いていないのに顔を近づけるといい香りがします。黒星病になりやすいと聞きますが今の所だいじょうぶみたいです。
無事に冬越ししてくれますように・・・。

賢治さんの家の壁のことですがやはり当時から白い壁だったようです。花巻で見つけて買ってきた本にちょうどその時代の写真が載っていて確認できました。真っ白い壁にどんなバラを這わせたのでしょう。4年弱位の間にバラはどんな花を咲かせたのでしょうか。当時売られていたつるバラにはどういう種類があったのでしょうね。すごく気になります。家が建っていた跡地を見てきましたが木がみんな大きくなっていて、夕方だったこともあり薄暗かったです。賢治さんが植えた木もあったようなので、木が小さい分日当たりも良くて明るかったのかもしれませんね。
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雪のコートを着たバラ

2006年12月04日 | ガーデニング
いよいよ本格的に寒くなりました。今朝6時過ぎの気温は-3度。外は薄く降った雪で白くなっていました。まだ12月に入ったばかりなのに・・・。年が明けたらどうなるのでしょう、心配してもどうにもなりませんけど。
画像は今朝の庭で見つけたバラです。しばらく庭に様子を見に行かなかったので心配でしたがみんな何とかがんばっていました。
砂糖衣をまとったまるでクリスタライズド フラワーのように見えました。
これは今朝方の雪でお化粧したものですが朝日を少しだけ浴びてとってもきれいでした。このバラは秋に巨大な根を掘りあげられてわが庭にやってきた名前がわからないバラです。かわいそうだったので蕾はだいぶ切ったのですがそれでも少しだけ伸ばした枝にこんな花を咲かせていました。結構強い性質かもしれません。
去年の12月は私の背丈くらいの枝が伸び放題になってあちこちに花が付いていたのを思い出しました(車で通りがかりにしか見れなかったのですが)。
何とか無事に春を迎えられますように・・・。

賢治さんのノートの書き込みでこの間から気になっている箇所があります。
これは今まで紹介したノートとは別のもので園芸用ではないようです。詩などの作品の思い浮かんだことを書きとめておくものかなと思います。この中に書き込まれた文字が私にはもしかして薔薇の名前?と思えるようなのがいくつかあるのです。
このノートは数ページしか書き込みがされてなくて他はほとんど詩?のような文章が走り書きされたように書かれています。この気になる書き込みも作品に使うための言葉かもしれないし、もし花の種類だとしても薔薇とは限りませんね。
私がバラと書かずに薔薇としたのはここに書いてある名前?のようなものが漢字で書いてあるからです。そして興味深いことに何箇所かに色の様子?の書き込みもあります。はるまきさんのところで勝手に見せていただいたら2つ位同じ名前を確認することができました。でもまだよくわかりません。もう少し調べてみないと・・・。もしこれが薔薇だったら和名の薔薇も気にしていたんですね。このノートは昭和6年頃に使ったものらしいので、病院長宅に薔薇を贈った時期と関係があるとすれば「日光」の名で購入した可能性もありますね。
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花巻めぐり(六)

2006年12月03日 | お出かけ
今朝は屋根や地面が白くなっていて小雪がチラチラ降っていました。すごく寒いです。すぐに溶けてしまいますが一日ちらついていました。やっとタイヤをスタッドレスに交換しました。これで一応安心かな。道路が凍ると恐いです。
イギリス海岸から賢治さんの資料などが展示されているイーハトーブ館を見て以前見たときは感じなかった賢治さんの複雑な心境を垣間見ました。そこから斜面を400メートルだったか上ると宮沢賢治記念館と有名なレストラン山猫軒があります。この斜面に南斜花壇が再現されており賢治さんの思いが実現されなかったアケビのパーゴラや夜間照明などが設けられていました。記念館でも貴重な資料がたくさん展示されており見学者で賑わっていました。外国の旅行者の方たちもいました。
そのあとぜひ見たいと思っていた賢治さんが一人暮らしをした家(羅須地人協会を立ち上げた家)に向かいました。午後から曇って薄暗くなりました。花巻農業高校の敷地内に移築され、きちんと保存され生徒や同窓生の手で守られていました。中に入って見る事もできます。賢治さんが暮らした家だと思うと感慨深いものがありました。私が一番見たかったのは教え子の一人が回想している部分です。初めて賢治さんの家を訪ねた時のことで6月末頃らしいです。一部分を紹介すると「路にそうて短い落葉松がまばらに植え付けられ、・・・・道の北側には空地に型どった三角形の花壇があり、ひなげしであったか赤と黄が咲き乱れていた。・・・農家(家屋)の設計や庭園の設計には・・・蔓ばらは数本植付けられて壁に誘引せられ、庭松の下影にはチューリップの球根が風乾されていた。」となっています。表側はガラスがはめ込まれた引き戸が全面に使われていました(賢治さんの死後農家の方が譲り受けて別の村に移し、改装して住んだらしいので当時はどうなっていたか)。壁になっているのは画像の右側の白い部分ですがこれも当時はどんな壁だったのか・・・。根気良く資料を探せば古い写真が見つかるかもしれませんね。この位置だとしたら賢治さんはどんなバラを数本壁に誘引していたのでしょう?気になりますね~。このあと羅須地人協会跡まで行って下の畑を上から眺めて帰って来ました。一日だけの花巻めぐりの紹介を一週間もかかってしまいました。長々お付き合いしてくださったみなさんありがとうございました。また何かわかったらお知らせしますね。
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花巻めぐり (五)

2006年12月02日 | お出かけ
花巻総○病院を後にして宮沢賢治記念館に向かう途中にイギリス海岸があります。何度か案内表示を見たことはありましたが行ったことはありませんでした。今回は時間もあるので行ってみました。北上川河畔のこのあたり一帯が粘土と火山灰が混じった泥岩層で地質と地層がイギリスのドーバー海峡とよく似ているのでこのように名付けたようです。農学校の教師時代によく生徒たちと訪れて胡桃の化石や動物の足あとを探したり地層の観察をしていたとか。バタグルミといわれる化石グルミは賢治さんが日本で初めて採集したと記されている方もいます。
画像の左端にちょっとだけ写っているのが北上川です。賢治さんが散策していたころには夏の渇水時期になると川底の泥岩層が現れて昔はほんとうに海だったということがわかる眺めだったとか。一年間水に洗われて新しい地層がでるとまた古い化石が見つかるのだそうです。地層の厚い年もあってバタグルミが出ないときもあるそうですよ。ここ数年は水量が多くなって夏でもなかなか川底が姿を現さなくなったとか。何か地球温暖化の影響があるのでしょうか。
暗い画像ですが中央に立っているのは胡桃の木です。賢治さんが良く来ていた頃はたくさんあったみたいですが。この木はどの位生きているのかわかりませんがとても印象深かったです。種類はわかりません。
視線を下流の方(画像奥の方)に移すと橋がかかっています(賢治さんの時代の橋ではないのでしょうが)。夜にもよく来ていたようでここの近くを走っていた岩手軽便鉄道からヒントを得て「銀河鉄道の夜」が書かれたとか・・・。
賢治さんのゆかりの場所をタクシーで回っているらしい年配の女性と娘さんらしい2人連れが運転手さんに記念写真を撮ってもらって別の場所へと移動していきました。お昼近くの河畔に人は少なくゆったり流れる北上川をしばし眺めてきたのでした。
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