妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

環境の変化が表れたのか

2013-04-26 12:24:39 | 日記

ハナカツミ 4月24日開花しました 午前中雨で風が強かったので室内で撮影(4月26日AM10:00)


昨日 PM6:00 に4年間お世話になった老健から移転した特養に3回目の夕食介助に

行ってきました。自宅から9kmの片田舎の眺めの良い小高い丘にあります。


前回は昼食時だったせいか 眠くて一度も目を開けなかったのに45分間で完食・・・


昨日は到着した時 職員さんの介助で食事中だった。直ぐに私を見つけて微笑むというか私を認識

出来たという表情に見えた。


食事介助は私に代わり 向き合ってスプーンで1口 1口ゆっくり ゆっくりと口に運んだが絶え間なく口を

動かしていた・・・食べることに集中していた…45分で完食!!


食堂は目の前3m位で壁になっているので 妻の場合は常に遠くに視線を合わす行動をとっていたので

老健のホールはいつも視線は遠くに合って私に視線が合わなかったのだと理解できた。


食事中 遠くを見ることはなく何か話しかけるようなしぐさを見せていた。

職員さんは 昨日何か話しかけていた時があったが 全然聞き取れなかったと言ってました。


帰り際の時です・・・「帰るよ!」と言って私が椅子から立ち上がると右手を口のあたりまで上げたのです

今までに1度もなかったことです。


私は 突然のこの行動に妻を見つめてみると視点は私にではなく 近くの何もない空間のよう思えた。

 

手を上げた理由今回は何も考えないでただ記録しておくことにした