妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

10年間の妻の介護を振り返って

2013-01-02 12:36:26 | 認知症介護

アルツハイマー病の妻は 平成18年2月 最初にグループホームに入所してから、

今は老健ですが 施設入所満7年になります。


要介護2で入所して現在 要介護5 全介助 何も話しません

声も発しません


7年前は アルツハイマー病は 病状は確実に進行して多少は服薬で遅らせても、

治ることはない・・・・。と、医師の説明や多くの認知症に関する文献や資料から、

また、妻のMRI画像を見て納得してました。


この当時 最高の治療薬よりも最善の適切な介護が進行を遅らせると聞いていました。

私は「これだ!」と共感した・・・!!


今の妻にはグループホーム生活が適してると強く思い浮かんだのです。


当時、特養のデイサービスを利用してました。

特養に入所出来るまでとグループホーム入所を決めました。

 

期待通りグループホーム生活に直ぐに溶け込み、調理や掃除の手伝いに生き甲斐を

感じてるように見えたが、やはり病状は急速に進んで3年後には要介護4になった。

自力歩行が出来なくなった。


平成21年になり老健に移転して現在に至ります。

全介助になり声も発しなくなり介護度は5に変更。


認知症と診断され10年になります。

病状は確実に階段を一歩 一歩 降りているように重度化しているようですが

時に 治ってきたのではないか と、目を疑う行動が起きます。


「4~5年前に戻った!」これを見ると「壊れた脳が治った!」と思ってしまう・・・。


治療方法はあるのではないか?!

絶対に治らないとは思えない・・・。


妻だけでなく他の入所者さんにも見られます。


今年も安心して穏やかに過ごせればと、また、万が一の希望をもって介護に励みます