妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

認知症介護は愛とやる気で専門知識はなくてもやれます

2012-07-10 23:42:51 | 日頃気になること

施設の今日の生け花 名前の分からないユリとネジバナ。
ネジバナ 私の家の周りでまだ見かけます。

常時8~9名 テーブルを囲んで視線は生け花に行きます。

何かで読んだ記憶があります。

植物の天然色 特に赤・黄・緑を見つめると頭の疲労がとれ気分が落ち着くと

ありました。


手短の方法として スーパーの青果売り場で トマト・ピーマン・パブリカその他

色の濃い野菜を 少し時間をかけて見つめるのが認知症予防に効果がある。


と、読んだ記憶があります。


生け花を観賞するのは誰にでも頭の疲労を癒すはずだと思う。

当然 認知症患者さんに効果があると思う。

 

綺麗だと感じる草花・・・嫌いだ・・・見たくもない・・・処分してくれという

人間は居ないはずです。


居たとしたならば認知症患者でなく精神異常者です。


実は 聞くところによると実際にあったそうです。

特例は特例として対処すればよいと思う。


認知症というと 問題行動として すぐ徘徊・異食を話題にしますが

徘徊は患者の5%くらいで異食のなかで自分の便を食べる行為は

ほとんどないということです。


施設に20数年勤務していて一度も経験がないといってます。

 

妻を9年看てきて 私の主張は認知症介護の問題は数多くの専門書

ガイドブックその他 各分野の専門家の方々の講演を拝聴させて頂きましたが

現実問題として全く未知の課題ばかりに直面します。


私は介護とはと聞かれたら 愛と義務 だけです。と答えます。

専門知識はなくても 介護はできます。

と答えます。