丙丁童子のブログ 

◎まだ、だれもいっていない、そんなこと、あんなこと。(童子)

本日(03/05)の東京市場

2021-03-05 18:41:21 | 2017年3月~2021年7月
■株続落(28864)「米長期金利の上昇を背景に米株価指数が大幅安になった流れを東京市場も引き継ぎ、リスクを回避するための売りが膨らんだ。グロース(成長)株を中心に大きく下げ、下落幅は一時600円超まで広がった。午後に入ると下げは一服した。4日の米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の発言をきっかけに米市場で金利高・株安が進行。東京市場でも朝方から半導体関連を中心にグロース株への売りが先行した。米ナスダック100株価指数の先物が軟調に推移したことで投資家心理はいっそう冷え込んだ。指数への影響の大きい値がさ株がとりわけ大きく下げた。午後には下げが急速に鈍った。日銀による上場投資信託(ETF)の購入について黒田総裁は「柔軟に弾力的にやる」と発言、長期金利につき金利変動容認幅を広げることは「必要とも適当とも思わない」と明確に否定。パウエル発言と対照的で、債券のみならず株式市場にも好感。東証1部の売買代金は概算で3兆1752億円。売買高は14億3043万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は753と、全体の3割強にとどまった。値上がりは1352と約6割、変わらず89銘柄」。 ■債券大幅上昇(利回り低下0.085%)「黒田総裁は5日に衆院財務金融委員会で、現状プラスマイナス0.2%程度としている長期金利の変動幅拡大について「必要とも適当とも思っていない」と述べた。これまで、市場機能の向上のため変動幅を広げるとの観測が長期金利の上昇を促しており、発言をきっかけに債券には買い。長期金利は午前に0.150%まで上昇する場面もあった。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が4日、米メディアの討論会で足元の金利上昇を抑制する具体策に言及しなかった。市場では日銀も目先は上昇を容認するとの見方があったため、国内債にも売りが優勢だった。中期債や超長期債にも買いが目立った。新発5年物国債は前日比マイナス0.025%低いマイナス0.100%で推移している。新発30年債利回りは0.610%と0.105%低下する場面があった」。 (為替)107.82-108.35のレンジ、17時は108.27近辺。ユーロは129.40/1.1951近辺。 本日は米雇用統計発表 . . . 本文を読む

本日(03/05_夕)の その他ニュース

2021-03-05 18:08:39 | 2017年3月~2021年7月
みずほ銀行は5日、既存の預金口座をデジタル口座に移す作業を当面見合わせると発表した。2月28日に起きたATM障害の原因究明を優先する。再開の時期は未定で、3月上旬を見込んでいた移行の完了時期は見通せなくなった。ライバル行に後れを取るデジタル化での巻き返しが遠のく。 みずほはインターネットで出入金の記録を確認できる「みずほe―口座」の取り扱いを1月中旬に始めた。1月末時点で通帳への記帳が1年以上ない既存の口座を3月上旬までに切り替える予定だった。2月27日に定期預金45万件のデータを移す作業に着手し、翌28日に月末に集中するデータ処理と重複してシステムがパンクした。一時は全国にあるATMの約8割が止まる事態となった。預金のデータ移行が障害の原因となったことを踏まえ、定期以外の普通預金や当座預金、貯蓄預金などでも移行計画を見直す方向だ。銀行界ではデータの処理量が膨らむ月末になぜ作業を実施したのか疑問視する声が多い。3月上旬までに移行を終えるという窮屈な日程が背景だった可能性がある。紙の通帳は1口座あたり年200円の印紙税がかかるなど銀行の負担が重い。デジタル化で経費を削りながら顧客の利便性を高めようと各行が対応を急ぐ。みずほは足踏みを迫られ、三井住友銀行や三菱UFJ銀行の後じんを拝する状況が続く。 (*日経記事より)写真:みずほ銀行は通帳のデジタル化でさらに出遅れる . . . 本文を読む

昨日(03/04)の海外市況

2021-03-05 12:43:32 | 2017年3月~2021年7月
■ダウは続落(30924)。「パウエル議長の発言を受けて長期金利が1.5%台に上昇。ハイテクなど高PER(株価収益率)銘柄を中心に売り。WSJ紙の公開インタビューで「金融市場に持続的な逼迫がみられるようなら懸念」と述べたが、具体的な抑制策に言及せず。発言後に長期金利が一時1.55%に上昇。ハイテク株への売り。米株の変動性指数(VIX)は一時、前日比2割程度高い31台に上昇した。ハイテク株から景気敏感株に売りが広がった。引けにかけては下げ渋り。ワクチン普及が加速し、追加経済対策が景気回復を後押し。AMEXなど経済活動の再開で恩恵を受ける銘柄は上昇。原油高から石油株も買われた。ナスダックは12723」。 ■原油は大幅続伸(63.83)。「一時は64.86、「OPECプラス」は4日の会合で、3月の生産水準を4月も継続することで合意。ロシアとカザフスタンは自国の季節的な需要増を理由に小幅増産、サウジは自主的な日量100万バレルの追加減産継続。減産規模を50万~100万バレル程度縮小するとの予想が優勢だっただけに「減産維持には非常に驚いた」という市場の反応。「主要産油国の減産維持で当面は在庫削減が進みそうだ」との声も、持ち高を買いに戻す目的の買いが集中」、●金は続落(1700.7)。「パウエル議長の金利上昇容認姿勢にNoInterestの金は売られる」。 ■米国債は続落(利回り上昇1.56%)。「パウエル発言に債券売り。「金融市場に持続的な逼迫がみられるようなら懸念する」と述べ、上昇を抑える具体策は示さなかった。経済正常化に伴ってインフレ率が上昇しても「一時的だろう」と静観する姿勢。FRBが短期債を売って長期債を買う「ツイスト・オペレーション」に踏み切るとの観測が浮上していたが、「市場が予想していた金利上昇の抑制につながる発言が聞かれず、売り安心感が広がった」。 ■日経平均先物夜間引けは、28930。 ■(為替)107.37-107.98のレンジ、17時は107.95近辺。ユーロは1.1962-1.2054のレンジ、17時は129.25/1.1970近辺。ドル金利上昇でドル高。 12:50更新 東証前場引け日経平均は28359 、円は107.91近辺。(一時108.01) 最新市況ニュースに更新。 . . . 本文を読む

本日(03/05_朝)の その他ニュース

2021-03-05 06:37:37 | 2017年3月~2021年7月
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は4日の討論会で、足元の長期金利の上昇に対して「市場の混乱が起きれば不安材料になる」と述べ、市場動向を注視していく考えを強調した。インフレ懸念には「一時的な物価上昇には忍耐強くあたる」とも指摘し、大規模な金融緩和を長期にわたって続ける方針を改めて表明した。 パウエル氏は米メディア主催の討論会に参加した。米10年国債利回りが1年ぶりの水準に上昇するなど市場環境は徐々に引き締まりつつあり、パウエル氏も「注意を引くものだった」と指摘した。 さらに「債券相場発の市場の混乱や金融環境の引き締まりが発生すれば、それは不安材料になるだろう」と述べ、市場動向に警戒感をにじませた。パウエル氏は2月下旬の議会証言では「金利上昇は経済成長の期待の表れだ」と静観していたが、その後に一段と長期金利が上昇。今回の討論会では発言を修正した。 足元の金利上昇は、新型コロナウイルス危機からの景気回復で、FRBが想定よりも早く大規模緩和から転換するとの見方があるからだ。パウエル氏は「2%超のインフレ率と雇用の最大化という政策目標は、極めて遠い道のりだ」と改めて述べ、ゼロ金利政策と量的緩和政策を長期間続ける考えを強調した。もっとも、前年の物価下落の反動と大規模な財政出動で、4月にはインフレ率が一時的に2%を超えるとの観測が強い。パウエル氏は「物価上昇が一時的であるならば、我々は忍耐強くあたることになる」と述べ、拙速な政策判断を避ける姿勢も表明した。FRBは21年末には再びインフレ率が2%を下回ると予測しており、パウエル氏も21年中の物価目標の達成は「かなりの確率で実現しない」と指摘した。 FRBは16~17日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を開く。市場には金利上昇の抑制策として米国債の購入プログラムの強化を予測する声もある。パウエル氏は「現時点では現行政策が適切と判断している」と述べたものの「状況が大きく変化すれば、雇用と物価の目標達成へあらゆる手段を用いる準備がある」と強調した。(*日経記事より)写真:パウエルFRB議長は「一時的な物価上昇には忍耐強くあたる」と述べ、長期緩和を再強調した=ロイター . . . 本文を読む