就寝前市況です。日経先物は28570 NYダウ先物は30937 円は103.73 ユーロは125.53/1.2102 英ポンドは141.76/1.3667近辺。 . . . 本文を読む
■株反落(28,523)。「米民主党のバイデン氏の大統領就任式を控え、持ち高調整の売りが優勢。米大統領就任式の会場となる連邦議会議事堂やホワイトハウス周辺では厳戒態勢が敷かれ、緊張感も高まっている。政治的な混乱などの不確定要素が残るなか、市場では積極的な買いを控える雰囲気もあり、日経平均の下げ幅は一時200円を超えた。ただ、米国での大型経済対策による景気回復への期待が根強く、相場の下値を支えた。日銀による指数連動型上場投資信託(ETF)買いが入るとの思惑も加わって、取引終了にかけて下げ渋った。日経平均は朝方に上昇する場面もあった。米国のイエレン次期財務長官が19日の議会公聴会で経済対策に積極的に取り組む姿勢を示したのを受け、米株式相場が上昇。投資家心理が上向き、日経平均の上げ幅は一時100円を超えた。東証1部の売買代金は概算で2兆3810億円。売買高は11億5000万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は993、値上がりは1100、変わらずは95」。
■債券堅調(利回り低下0.035%)。「株安で債券には買い。中期債も買われ、新発5年物国債の利回りは前日比0.005%低いマイナス0.115%を付けた。日銀が20日に実施した国債買い入れオペ(公開市場操作)も債券の買い安心感につながったとの見方がある。「5年超10年以下」では応札額を落札額で割った応札倍率は2.51倍と前回から上昇したものの、市場では「投資家の売り意欲は強くない」との受け止めが広がった」。l
(為替)103.72-103.93のレンジ、17時は103.75近辺。ユーロは126.10/1.2154近辺。 . . . 本文を読む
クボタが無人トラクターを開発し、ビッグデータを駆使したデジタル農業の実現を目指している。米半導体エヌビディアの人工知能(AI)で自動運転技術を磨く。作付けを分析するドローンや農家が経営を管理できるソフトと組み合わせ、農機を売るだけのビジネスモデルからの脱却を目指す。高齢化で働き手が不足する日本の農業も変える。
2020年11月、北海道岩見沢市。一見すると何の変哲もないトラクターが大豆畑の農道を走る。よく見ると運転席の男性はハンドルに触れていない。トラクターは自動で動くように設定され、10キロメートル離れた場所からオペレーターが遠隔監視する。クボタの農機を使った自動運転の実験だ。( 以下小見出し と文末 原文をお読みください)
■5Gも活用
■スパコンで解析
■無人農機、主導権争う
農業では明確な自動運転のロードマップやルールがグローバルで共有されていない。無人農機で先手を取れば、主導権を握ることも期待できる。農機で世界首位の米ディア、2位の欧州CNHインダストリアルも研究開発を進め、競争は激しい。米シリコンバレーのスタートアップを中心に農作物を自動で収穫するロボットの開発も進む。課題は価格だ。クボタの自動運転農機、アグリロボトラクタは1台1000万円以上する。AIの活用で農機自体の価格が上昇する可能性もある。普及にはシェアリングの活用なども必要になりそうだ。(*日経 記事より)クボタは農機の無人自動運転の実現を目指す(写真はコンセプトモデル) . . . 本文を読む
■ダウは反発(30,930)。「バイデン次期政権が掲げる大型の経済対策やワクチン普及への期待、景気敏感株の一角やハイテク株が買われた。次期財務長官に指名されたイエレン前米連邦準備理事会(FRB)議長は19日の議会公聴会に出席し、経済対策に「積極的に取り組む」と景気回復に注力する一方、法人増税は急がない姿勢を示した。米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長が17日、新政権が目標に掲げる発足後100日以内で1億回のワクチン投与について「完全に達成が可能」と述べたことも好感。2020年10~12月期決算が市場予想を上回る増益となった金融のゴールドマン・サックスは買い先行後、利益確定売り。とくに半導体株の上げが目立った。マイクロン・テクノロジーは6%高、クアルコムは4%高など。半導体製造装置のアプライドマテリアルズも6%高。ナスダックは13,197.180」
■原油は反発(52.98)。「増税より財政出動が先とのイエレン証言。株高で原油も上昇。19日発表の国際エネルギー機関(IEA)の2021年の世界の原油需要見通し(昨年12月時点の予測から下方修正、欧州や中国でのロックダウン(都市封鎖)が原因)が上値抑える」、●金は反発(1840.2)。
■米国債は下落(利回り上昇1.09%)「イエレン氏は、大規模な経済対策の重要性を訴えた。財源は先行きの増税に加え、50年債など超長期債の発行を検討。午後に下げ幅を縮める場面も。債券相場は昨年末以降に大きく下落(利回りは上昇)したが、前週実施の10年債国債入札などで堅調な需要。相場の下落は短期的に一服とみた買いも。2年物は0.13%」
■日経平均先物夜間引けは、28,700。
■(為替)103.84-104.05のレンジ、17時は103.90近辺。 ユーロは1.2116-1.2145のレンジ、17時は126.00/1.2130近辺。ユーロは戻り高、円はよこばい
14:30更新 . . . 本文を読む
米共和党上院トップのマコネル院内総務は19日、6日に起きたトランプ大統領の支持者による連邦議会議事堂占拠事件について「(トランプ)大統領や他の影響力を持つ人々に扇動された」と発言した。同事件を巡る上院のトランプ氏弾劾裁判に影響を与える可能性がある。
マコネル氏は上院本会議で「暴徒はウソをすり込まれていた」と述べ、大統領選で大規模な不正があったとの根拠のない主張を繰り返したトランプ氏らを批判。「我々は団結し、米国ではたとえ一晩でも怒る暴徒たちが法の支配を拒否することはさせないと明言した」と強調した。
マコネル氏は弾劾裁判での共和党の票に大きな影響力を持つ。同僚への書簡で「どう票を投じるかの最終決断はしていない」と伝えたと報じられている。
下院が採択した弾劾訴追の決議は、議事堂占拠事件で「暴力を扇動」した責任を問うと明記している。下院では共和党議員10人が決議賛成に回った。上院(定数100)での弾劾裁判で「有罪」を認定するには出席議員の3分の2の賛成が必要で、共和党から最低17人が賛成に回る必要がなる。
(* 日経 記事より)写真:米共和党上院トップのマコネル院内総務(2020年12月、ワシントン)=ロイター . . . 本文を読む