Go straight till the end!!

世界一周の旅の思い出を綴っています。
ブログタイトルは、出発前に旅日記の表紙に書いた言葉です。

(100)ソフィア①(ブルガリア)

2010-07-01 23:58:16 | ブルガリア・ルーマニア
 Belgrad ( Beograd )(ベオグラード)を22時に発った夜行列車は、1時間以上遅れて翌朝10時半に Sofia (ソフィア)(ブルガリア)に到着した。
 この時、ベオグラードで出会った大学生の青年と一緒に旅をしている。

 5年前にこの街を訪れた時と比べ、明るくなった印象を受けた。経済的に豊かになりつつあるようだ。今はもっと変わっていることだろう。



 5年前、当時学生だった自分にとって、それは初めての海外旅行だった。
 民主化した旧共産圏の国々は、日本の明治維新ともいうべき時を迎えているのではないか、 そんな活気溢れる国々を直に見たいと思い東欧を旅することにした。
 当時東欧の国々を旅するにはビザが必要で、東京の街をあちこち大使館巡りしなければならなかったのを覚えている。

 飛行機に乗るのも初めてで緊張していた自分に対し、隣の席の日本人男性(中村さん(仮名))が話しかけてきた。
 職業はお医者さんらしい。スペインに住んでいて西洋医学の見地から気功について研究されているそうだ。
 「作家の遠藤周作さんも私のことを支持してくれていたんですよ。」と言っておられた。
 残念ながら、その方の名前を伺(うかが)うのを忘れてしまった。正直なところ、その話を聞いた後に名前を伺うのがミーハーな行為に思えたのだった。

 以前にも紹介したが、その方からこんな言葉を頂いている。

 「君と僕が飛行機の席が隣りになったということで会話をしているけど、これは偶然じゃない。これから旅先で出会う人とも偶然に出会っている訳ではない。旅先の出会いを大切にしなさい。」

 当時の旅(東欧旅行)で、その言葉を実感として感じたのがマラムレシュ地方(ルーマニア)であり、ここソフィアだった。

※地図はこちら


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