在沪日記

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ネット亡国

2024-02-01 | 蜻蛉房だより

  難病患者に対する嘱託殺人のネット記事を読んだ。

 ALS患者を死にいたらしめた医師が殺人罪に問われている裁判だ。

 訴えられている医師は「医療費を食い潰す老人や障害者は殺すべき」という考えを持っていると伝えられていた。

 一般人のコメントを読んだがこの医師の持ついわゆる優生思想を批判するものがあまり見受けられなかった。

 まずそこを問題にすべきなんじゃないのか?と思ったがそうでもないらしい。

 またこの医師を「安楽死」の実行者として擁護する意見が多かった。

 いつもの「法を犯してるんだから絶対に悪」という意見を述べるアホが少なくて驚く。

 いつもあんだけ「法は正義」とかいきまいてるじゃないか。

 あの元気はどこ行った?

 違法薬物事案なんかではウヨウヨわいて出てくる「悪法といえども法は法」というもう箸にも棒にもひっかからん愚民。

 彼らが出てこないところにネットコメントの闇の深さを見る。

「ああコイツらって根の深い洗脳をくらってるのか、はした金のためにコメントしてんのか」という疑いは私のなかで強まるばかりだ。

 SDGSだジェンダー問題だ温暖化だ隣国が攻めてくるだチョウチンだ。

 みんなカネ儲けのためなんじゃないの?

 それともだまされてるの?

「長生きなんてするもんじゃねーなあ」と思うのはこういうときだ。

 野生動物は自分の死に方なんて選べない。

「人間様」は「動物」よりも上等だから自分の死についてあれこれ考え、望みをかなえられる特権を与えられてる?

 それともそれは人間の傲慢か。

 実は人間なんて他の種からしたらゴミみたいなものかもな。


 
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